台風の思い出。
台風が来てます。
俺の家は窓の外にシャッターがついてますので、強い風や雨があたるとガタガタ、バタバタとものすごくうるさくて。
でも、飛んできたものが窓ガラスにぶつかって割れたりなんていう心配はないので、そこは安心なんですが。
数日前から、イベントやコンサートの中止や延期のお知らせを、SNS等で見ます。
テーマパークの閉園とかね。
俺は行く予定のイベントはしばらくないので、幸いなのですが。
でも、こういう安全策で中止や延期っていう手段が、ここ数年、とりやすくなってる気がします。
コロナ禍から特に、割と柔軟に、こういう対策をとってくれるようになったんじゃないでしょうか。
運営する側は大変だと思うんですけど、参加する側からすると、割とありがたいですよね。
「自己判断で」と言われると、ちょっと無理してでも行きたくなってしまいますから。
残念だけど、「やりません!」ってはっきり言ってくれる方が、あきらめつきますからね。
台風がくると、いつも思い出す思い出があります。
小学生のころ、台風が近づいて、学校に来なくても欠席扱いにならないっていう日があったんです。
来ても来なくてもいいよっていう。
そういう日って、行きたくなるのが俺なんです。(笑)
なんか、わくわくしちゃって。
ほら、小学生男子なんて、おバカだからさ。(笑)
兄貴も妹も行かなかったんじゃないかな。でも俺だけは「行く」っつって。(笑)
台風の中、カッパ着て傘さして、小学校行きました。
その日が、なんかすごく楽しかったんですよね。
いつもより生徒の少ない学校。いつもよりも静かな学校。
その、いつもと様子の違う学校にいるが嬉しかったんだと思います。
学校着いて、仲のいい友達と「おー、お前も来たのか!」なんて、大げさに挨拶なんかしちゃったりして。
普段なら、あんまり話さないクラスメイトとも、妙に話が盛り上がって。
先生も、生徒が少ないから余裕があるのか、なんだかちょっと優しい気もして。
授業も、なかゆる~い感じだった気がするなぁ。
あの、非日常感。楽しかったなぁ。
大人になると、非日常って、昔ほど楽しめなくなっちゃいます。
気を抜くと、命にかかわりますしね。
でも、こういう事態を楽しむ余裕も、ほんの少しは持っていた方がいいかもなぁとも思うのです。
関東には、今夜に向けて最接近するようです。
そなえは、十分に。
自分の身と命を守りましょう。
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