【読書ノート】『死ぬこと以外かすり傷』幻冬舎編集者　箕輪厚介著

【読書ノート】

『死ぬこと以外かすり傷』

幻冬舎編集者　箕輪厚介著

生き方、働き方、商売の仕方。

今後5年ですべてのルールが変わる。

今までのやり方を捨て、変化に対応できるものだけが勝つ。

無知こそ武器だ。バカに跳べ！こっちの世界に来て革命を起こそう。

【目次】

はじめに こっちの世界に来て革命を起こそう

第1章【考え方】予定調和を破壊せよ

・トラブルに身を投げろ!

・バカなことにフルスイングせよ

・安全安心を破壊せよ

・言ってはいけないことを言ってしまえ

・退屈な世界に火を放て

第2章【商売のやり方】自分の手で稼げ

・意識くらい高く持て

・誰も行かない未開を行け

・社員を奴隷にする会社は捨てろ

・ブランドを稼げ、未来を稼げ

・帰る場所がある人間にひとは熱狂しない

第3章【個人の立たせ方】名前を売れ

・ヒーローインタビューを想像せよ!

・恥をかけ、血を流せ

・風呂敷を広げろ

・教祖になれ

第4章【仕事のやり方】手を動かせ

・今やれよ!

・スピードスピードスピード!

・量量量!

・熱狂に出会うための自然消滅のススメ

・何か一つでトップになれ

第5章【人間関係のつくり方】

・丸裸になれ

・憑依レベルでブンセキせよ

・目的だけをにらみつけろ

第6章【生き方】熱狂せよ

・ただ熱狂せよ

・自分の体で実践する

・識者や業界人の評価などいらない

・この世に受け入れられない才能を愛する

・努力は夢中に勝てない

おわりに バカになって飛べ!

📗考え方

外国でパスポートを失くした際 LINE も Google もない時代に、空港で日本人に声をかけ、お金を恵んでもらう方法を実践した。

「こんな方法でも生きていける」と思ったという。

九死に一生の思いをしても、面白い体験をしたと思えるほど、メンタルとなって行く様は、予定調和を破壊することの面白さ、トラブルが続く時こそ人生は面白いのだという、著者の人生を楽しんでいる様子が存分に書かれている。

📗仕事のやり方

今やれ！

スピードスピードスピード！

量量量！

とにかく行動あるのみだと訴えている。

行動して少々失敗しても、多少のことならかすり傷。

とにかく行動して変わり続けるのだと、行動のスピードと量にとにかくこだわった著者の考え方が、文字を通して突き抜けてくる。

《感想&考察》

一旦立ち止まって考えるということはせず、行動し、経験し、体験し、失敗を重ね、そして自分を変えていくという方法で、自分の人生を良くする、変えていくんだという気持ちが、とにかくよく伝わってくる本である。

圧倒的パワーに、心動かされる人が多数いるだろう。

若い時にはこういう行動力は宝だと思う。若い時は、いかにどれだけの量経験できるかが、将来に大きく影響してくる。

若い人にこそ読んでほしいが、私個人としては、中高年層にも忘れてはならない想いなのではないかと思う。

ここまでバカになって行動してみると、人生は変わるだろう。

かっこ悪くたっていい、明日から行動してみよう！そう思える本であった。