最近の記事

10/22

金曜日。金曜日というだけで気持ちが軽い。日記の参考になるかと思って岸本佐知子さんの『ネに持つタイプ』を読む。めちゃくちゃ面白いが参考にはならない。何気ない思いつきから空想の世界までぬるりと誘われる語り口。どうなってんだろう頭の中。 衆議院議員選挙は選挙期間が短すぎないだろうか。この機会に各議員が討論して政策議論して、それを報道することで有権者の理解も深まり、有権者の声も届くだろうに。あと単純に面白いと思うのだけどなあ。こんなに短い期間で投票させること自体がひどい話だ。 最

    • 10/19

      二日目の自分が英単語を覚えているので、今日も何かやった方がいい気がしてきた。この日記を書き終わったら単語を覚えよう(眺めよう)。日記の効用とはこういうことか。 今日は何かいろんなことをやった気がするけれどあまり進捗があったように思わない。悲しい一日。しかしいろんなことをやっているというだけで仕事をしている気になるから不思議と満足感がたかい。マルチタスクは苦手だと思っていたけれど満足しているから向いているのかもしれない。そもそも一つのことを突き詰めるのは根気と好奇心のある人で

      • 10/17

        朝起きるのが辛くない。ようやく涼しくなってきて、寝覚めがよくなったような気がするけど、寒いから寝覚めがいい理由がよくわからないので気のせいかもしれない。 オイシックスを使うようになって料理が劇的に楽になった。何より出不精なので買い物が減るのがありがたい。できれば休日は部屋から出たくない。 ネットフリックスの『キム秘書はいったいなぜ?』を見てみる。傲慢な貴公子風の主人公に何か見覚えがあると思ったら梨泰院クラスの主人公の俳優だった。髪型もそうだけどあまりにもナルシストのエリー

        • 10/16

          漫然とした一日。英語の勉強しなきゃなあと思いつつ、寝転んでダラダラ漫画を読む。 話題の『現代文解釈の基礎』を購入。早速読んでみた。『羅生門』なんか学生の頃読んでも面白いとは思ったがすごいなあとまでは思わなかったものだが、改めて読むと巧みだなと思う。老婆の気持ち悪さと下人のつまらなさ。この本、名作アンソロジーとしては面白い一方で、設問や解答に納得いかないこともしばしば。これも学生の頃はなんでだよ!と思ってイライラしていたものだが、現代文の「解答」も「まあそういうふうに考える人

        マガジン

        • ブックサロンおむすび
          4本

        記事

          10/15

          昨日の筋トレ「のがちゃんねる」が原因の筋肉痛。youtubeの筋トレ動画の人たちはどのくらい稼いでいるんだろうか。 東京都現代美術館で横尾忠則展をみた。作品点数600ということもあってか、すごいエネルギーにあてられてすっかり疲れてしまった。こんなに絵画作品を残している人だとは知らなかったので驚く。解説は会場の見取り図にしか書いてなく、よくある会場設置型の説明文はない。潔くてよかった(単純にスペースが取れなかっただけとは思うが。そのくらい壁一面に作品がある)。滝のインスタレー

          10/14

          今日も日記をかいている。10月14日とタイトルを打てて嬉しい。継続できないのは紙に書くという仕様が合わなかっただけではないか、と気持ちが前向きになる。 風がようやく冷たくなって気持ちがよい。家の人とお昼を食べて散歩。いつもの中華屋でチャーハンを食べたら、いつもよりおいしかった。プロのお店の料理も毎回味に違いがあるのだな、などと言い合いながら少し遠くの図書館までいく。定休日。借りたかった本を諦めて借りた本を返して帰る。 午後は仕事の依頼メールを打つ。いつも使う言い回しと、幾

          10/13

          とにかく物事を続けられなくなっているので、日記を書くことにした。実を言うと、ここ2年ほど、紙のノートに毎日日記をつけようとして、挫折するを繰り返している。繰り返しているのだから長い目で見たら続いているのではないかと思われるかもしれないが、ただ家の人に怒られるからまた再開しているだけだ。怒られるのは心臓に悪いのに、どうしても続けられない。 やりたくないことはやらなくてもいいではないか、目標をもって努力することが善と思っていてはいけないよと、己の怠惰を慰めてきたけれど、日記を書

          ことばにできない思春期を体感する 芥川賞作家・町屋良平『しき』

          大阪の梅田蔦屋書店さんにいったときに書店員さんからおすすめしていただいた、町屋良平『しき』。 『1R1分34秒』で芥川賞を受賞した作家の作品です。 おむすびポイントとしては、言葉にならない彼ら思春期のモヤモヤした気持ち、からだと言葉がうまく遭っていない感じを描き出しているところが面白いなと思いました。 あらすじはこちら 特技ナシ、反抗期ナシ、フツーの高校二年生・星崎。「かれ」が夜の公園でひとり動画を流して練習する“テトロドキサイザ2号踊ってみた”。夢もなければ特技も

          ことばにできない思春期を体感する 芥川賞作家・町屋良平『しき』

          月舟町になじむまで『つむじ風食堂の夜』

          「月舟町」という街を舞台にした3部作の1作目。映画化もしました。 月舟町のつむじ風食堂に通うひとびとのお話。 雨降りの先生、店主、帽子屋、青年、背の高い女、体のちょうど半分のところで白と黒にわかれる猫オセロ……。登場人物たちが、つむじ風食堂のなかで会話する。話題は「二重空間移動装置」について……。そして食堂を出た先生の足下にはつむじ風が巻き起こる。 1話めをよんだときのおむすびの理解は上のような感じで、はじめはなんの話だろう?と煙に巻かれたようになり、しばらく放置。その

          月舟町になじむまで『つむじ風食堂の夜』

          はじめての川上弘美作品「センセイの鞄」

          おむすびの読んだ本紹介〜(パチパチ) 読書好きの会社の先輩に勧められて、初めて読んだ川上弘美作品、『センセイの鞄』。 60歳後半のセンセイと、かつてその教え子だったツキコさんは、偶然いきつけの居酒屋で一緒になって以来、並んで軽口をたたきながら呑み、きのこ狩りや花見にでかけるようになっていきます。その小説冒頭の文章。  正式には松本春綱先生であるが、センセイ、とわたしは呼ぶ。「先生」でもなく、「せんせい」でもなく、カタカナで「センセイ」だ。  高校で国語を教わった。  担

          はじめての川上弘美作品「センセイの鞄」

          おむすびの具にしたい「FACTFULNESS」

          おむすびです。 最近読んだ面白い本を紹介します。 世界で100万部の大ベストセラー! ビル・ゲイツバラク・オバマ元アメリカ大統領も大絶賛!!!! と2019年はじめの話題作として取り上げられている 『FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』 『この本を読めば「ファクトフルネス」が身につくよ!』という本です。ファクトフルネスとは「データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣」と説明されています。おむすびも「ファクトフルネスの片鱗を身

          おむすびの具にしたい「FACTFULNESS」