10/13

とにかく物事を続けられなくなっているので、日記を書くことにした。実を言うと、ここ2年ほど、紙のノートに毎日日記をつけようとして、挫折するを繰り返している。繰り返しているのだから長い目で見たら続いているのではないかと思われるかもしれないが、ただ家の人に怒られるからまた再開しているだけだ。怒られるのは心臓に悪いのに、どうしても続けられない。

やりたくないことはやらなくてもいいではないか、目標をもって努力することが善と思っていてはいけないよと、己の怠惰を慰めてきたけれど、日記を書かないからと言って特に何をするわけでもなく、SNSをぼーっと見ては漫画を読んで画面をスクロールするばかりで、これでは自分の怠け具合もついに愛してはいけないのではないかと思えてきた。家の人に言わせると充電器に縛り付けられているとのこと。

続かないのは紙に書くのがまどろっこしいからではないか。

と考えてnoteで日記を書くことにした。やってみるとタイプの練習にもなっているようでなかなかやる気が出てきた。


filmmakers eyeという本を読んだ。映画制作者になったつもりで、映画の画面作り(ライティングや画面構成、使用するカメラの選択など)について解説する。実際の映画のカットを使って、映画の内容と画面の作り方がどう関係し、画面構成が観客にどのような効果を及ぼしているか、たくさんの例を使って解説してくれるから面白い。光の当たり方から人物の配置、画面の暗さや奥行き、カメラの性能など。いったいどうやってこんなに複雑なことを考えているのかと思う。同じ人間とは思えない。

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