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魔法ワールドの考察が止まらない。

我ここに誓う、我よからぬ事をたくらむ者なり。

ということで、ネタバレありまくりの『ファンタビ3』感想・考察です。
皆さん、映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』ご覧になりましたか?
社会人1年目、新しい生活を迎えた私はというと……、学生の頃と変わらず、会社に持っていくリュックには「忍びの地図」と「魔法の杖」を忍ばせて、心弾ませ上映に向かいました。

今作はシリーズ3作目。
5作予定のファンタビシリーズですので、ここで折り返し。
先日見かけたツイートでは「あと何やるの?」という感想を抱いている方もいらっしゃるようですが、個人的にはまた新たな考察という名の妄想が止まらなくなっておりますので、今回もやかましい映画語りです。

以下、完全にネタバレをしますので、まだご覧になっていない方は、今すぐ座席チケット画面に切り替えましょう。


クリーデンスってさ・・・

はい、早速今作における最重要ポイントから触れていきます。
遂に明かされましたね、クリーデンスの出生。

いや、今作のタイトルが発表された時には、なんて安直な題を・・・と思ったのですが、そうですよね、「ダンブルドア」って名字ですもん。
「アルバスの秘密」とは限らないですよね。

はい、クリーデンスは、アルバスの弟、「アバーフォース」の息子でした。
衝撃といえば衝撃ですが、割と前作を終えた段階から決して考えられない設定ではなかったため、どちらかというと"納得"という感想の方が正しいかもしれません。笑

それより何より、これによって今後さらに知りたい内容が浮き彫りになってきました。

・アバーフォースの奥さん、クリーデンスの母親は誰か。
・クリーデンスの子孫は・・・?

前者は、おそらく誰もが考えることでしょう。
前作でも一瞬登場していましたが、リタが弟を取り違えたあの晩、沈没する船を横目に、海の底へ落ちていく赤子を追いかける母の姿がありましたね。おそらくあの女性がアバーフォースの奥さんということになるでしょう。

そして今作、兄のアルバスはこんなことを言っていました。
「あの谷の少女が・・・」

谷!?谷ぃ!?
魔法ワールドにおける「谷」といったら「ゴドリックの谷」しか出てきません。かつて、ゴドリック・グリフィンドールが居住したことで知られるその谷は、無論ダンブルドア家の居住地であり、後のポッター家が住む地域でもあります。

原作・映画ともにゴドリックの谷については、まだまだ明かされていない部分も多く、今後初めて登場するキャラクターになる可能性は高いですが、やはり「谷」と聞いて反応せざるを得ません。
特に、前作の船での移動を考えると、アバーフォースを置いて、「谷」出身の母親とクリーデンスはなぜ海を渡っていたのでしょう。そして、そんな客船の中でレストレンジ家のリタと関係が生まれるのですから、数奇な運命としかいえませんね。

続いて、後者。
クリーデンスの子孫は・・・?

まずこれに関しては、「子孫はいるのか?」ということからです。笑
クリーデンスの前に不死鳥が現れ、彼の命ももう長くはないことが言及されています。今作のラストにおける弱々しさを見ると、もはや次作では亡くなっている可能性すら考えてしまうところですが、もし彼の子孫が今後登場するとしたらどうでしょう。ダンブルドア家の血を継ぐ者が他にいたとしたら、それは大ニュース、それこそ衝撃です。

というわけで、ひろひろが送る、やりすぎ都市伝説もとい、やりすぎ魔法伝説、開幕です。

結論からいきましょう。
クリーデンスの子孫に、セブルス・スネイプってどう??

えぇ、ぶっ飛んでること言ってる自覚はあります。
でもきっとみんな思ったでしょ?今作のクリーデンスの髪の長さ見て、「あ、スネイプっぽい」って。(そこ?)

という見た目の問題は置いといて、、、
これだけの仕打ちを受けて、今後クリーデンスが何事もなかったかのように「ダンブルドア」の姓を名乗るとは到底思えません。父・アバーフォースと暮らすにしても、ダンブルドアの一族であることは伏せる気がします。

そこで唱えたい説が、クリーデンスが今後、自らの姓を「プリンス」と名乗るのではないか?ということです。

スネイプ先生の両親は、魔女のアイリーン・スネイプとマグルのトビアス・スネイプということが分かっています。
セブルスのお母さん、アイリーンの旧姓が「プリンス」であり、これがのちにセブルス自ら「半純血のプリンス」と名乗る理由でもあります。


クリーデンスの息子がセブルス、ではありませんが、クリーデンスの孫がセブルスという可能性がゼロではない気がしてなりません。

クリーデンスと"誰か"の間に娘が生まれ、その娘が「アイリーン・プリンス」、娘がマグルの男性「トビアス・スネイプ」と結婚し生まれた子供が「セブルス・スネイプ」である、という設定はいかがでしょう。

ハリポタシリーズを通じても謎のままであるスネイプ家が明かされるとともに、これによって(個人的には)アルバスダンブルドアが、スネイプに絶大な信頼を置く理由にもなる気がします。

そして、今作でひとつ話題になっているセリフを皆さん覚えていますか?
クリーデンスの父と判明したアバーフォースのセリフが、セブルス・スネイプのあの名シーンと酷似しているということで、ファンの間では密かに盛り上がりを見せています・・・。

今作のラスト、クリーデンスがアバーフォースに向けて「僕のこと、一度でも考えたことある?」という問いに対し、ひと言「ずっとだ(Always)」と答えていました。

この「Always」というセリフ、もうハリポタ好きなら涙なしには語れませんね。
そう、セブルスがダンブルドアに「今でもリリー(ハリーの母)を愛しているのか?」と聞かれた際、あの低い声でひと言、「Always、永遠に」と答えていました。

偶然か、それとも・・・

現在ファンタビの時間軸は1930年代。
スネイプの生まれは1960年と推定されています。クリーデンスの年齢を考えても、繋がらない設定ではないと思うのですが、皆さんはどう考えますでしょうか。


トム・リドルがさ・・・

さぁ、世界中のポッタリアンに突っ込まれる前にどんどんいきましょう。笑

ファンタビシリーズは言わずもがな、あのダンブルドアとグリンデルバルドの関係性が主軸となって物語が進んでいます。

しかし、皆さん気づいていますか?
そろそろ例のあの人が、魔法界に姿を現し始めますよ。

例のあの人、トム・リドルは、もはや説明不要ですが、そう、ヴォルデモートです。。。

原作において正確な記述があったかどうか定かではありませんが、トム・リドルの出生は1926年と推定されています。

そう、この年がまさに『ファンタビ』が始まった年なんですね。
もう既に鳥肌でしょ?
1作目、ニュートがニューヨークに渡った年が1926年。セントラルパークに雪が降っていたのを考えると、間違いなく冬ですが、トムリドルはそんな真冬の12月31日に、ロンドンのウール孤児院で生まれているんですね。

さて、そんな第1作から約5年、今作の物語は遂に1930年に突入しましたので、同じくトム・リドルも4〜5歳になっているわけです。

おそらく次作でまた4〜5年経過したことを考えると、そうです、遂にトム・リドルが10歳を迎え、あのダンブルドア校長からホグワーツへの入学を勧められる時がやってきます。

この背景設定から考えられることは以下2つ。
・トム・リドルがヴォルデモートになる時
・ハグリッドとニュートが出会う時

まずは、前者。
ちょっと悲しい妄想をします。

孤児院で生まれ育ったトム・リドルにとって、ダンブルドアとの出会いは計り知れない喜びだったに違いありません。それはハリーと同じく、ホグワーツを我が家のように思い、先生を慕い、仲間とともに過ごす学生時代、そんな愛に溢れた学校暮らしを思い描いていたはずですが・・・
そうです、ファンタビの物語を忘れてはいけません。そんなトム・リドルの入学とほぼ同時期にして、ダンブルドアとグリンデルバルドの戦いは幕を開けます。

ついつい、勇敢なヒーローの活躍にばかり目がいってしまう私たちは忘れがちです。その英雄的な戦いの裏で、苦しむ人の姿を。
本シリーズは、決してハリーポッターシリーズの続きではありません。したがって、予想するにそこまでトム・リドル(=ヴォルデモート)の話も深堀されないのではないかと思います。しかし、こればっかりは年代が明らか。
トム・リドルのホグワーツ在学中に、あろうことかアルバス・ダンブルドアは自らが戦いの最前線に行かざるを得ません。ハリポタシリーズでの『死の秘宝』時に見た決闘を思い返せば、戦争時の学校は明るく楽しい生活とは程遠いものです。
無論それは現実世界でも同じですが。

これは決して、トム・リドルがヴォルデモートになる理由を肯定するものではありませんが、ヴォルデモートになる十分過ぎる理由でもあると、私は思ってしまいます。
ファンタビで見るこれからの戦いにワクワクしてしまう自分がいますが、その裏で暗く閉ざされたホグワーツの中、慕う先生もいなくなったトムの姿には悲しいものが映ります。彼が考え出した分霊箱という思想。魔法族で世界を創る思想、それは彼なりの打開策だったのではないかと、フィクションに対して、真剣に考えてしまいます。笑


続いて、後者。
今度はちょっと楽しいお話(妄想)
ハグリッドとニュートが出会うのでは・・・?

トム・リドルがホグワーツ入学とあれば、自ずと考えられることがハグリッドの入学です。

ハリポタシリーズ好きなら常識かもしれませんが、ハグリッドが森の番人になったのは、在学中にホグワーツを退学させられるも、それをダンブルドアが引き止めたから、ですね。
そんな退学にまで追い込まれた理由は、危険な魔法動物を飼っているとトム・リドルに濡れ衣を着せられたためです。あれ、そんな話どこかでも聞きましたね。

ここで私のやりすぎ魔法伝説の2回目です。
おそらくこの時ハグリッドが飼育していた魔法動物は、のちに森に生息する巨大クモ、アラゴグだった気がしているのですが、、、
これ、ニュートがハグリッドに預けたという裏設定があったりしないでしょうか?

このクモ、人語が喋れることで有名ですが、その理由は住居や宝物を守るために魔法使いが作り出した生物だそう。また人間のエゴですね。。。
こんな設定の魔法動物、ニュートが放っておかないと思うのは、私だけでしょうか。

上述の通り、トム・リドルを含め、ハグリッドたちがホグワーツに在籍している時、アルバスとゲラート・グリンデルバルドの戦いが起こると推測されます。
無論、ニュートもその戦いに参加することになるでしょうが、この時トランクからいくつかの魔法動物を信頼できる"誰か"に託し、世話をしてもらっている可能性があるのではないかと思ったわけです。

今作でもニュートが世界で唯一の魔法動物学者と言われていることを考えると、世界的にまだまだ動物に対する扱いは酷いものだと考えられます。
そんな時、学生とはいえ、ニュートと同じく動物を愛するハグリッドの存在は、彼の希望でもあるでしょう。

預けられた動物の世話をするハグリッドに、トム・リドルという魔の手が忍び寄ったとき、退学を引き止めたのがダンブルドアというところにも、何やら怪しい匂いがします。笑
もしかしたら、いや、もしかしなくても、魔法動物を預けることも、ハグリッドを指名したことも、そして、そんなハグリッドが退学を免れ、森の番人になったことも、すべてダンブルドアの手が回っているのでしょう。笑


そして、こちらもファンの間では有名ですが……
ハリーポッター3作目、『アズカバンの囚人』にてニュート・スキャマンダーの存在が噂されています。私の最も大好きな魔法アイテム「忍びの地図」は、ハリーのお父さんたちが作ったいたずら道具。ホグワーツ城内を歩く者の足跡が分かる代物ですが、ここにニュートの足跡が映るんですね。気になる方は、「ニュート 忍びの地図」で検索すると画像がたくさん出てきますよ。

確かに1920年代から、ハリーたちの90年代〜2000年代を考えると、まだニュートも90歳代ですからね、生きている可能性は十分あります。

それに『アズカバンの囚人』では、印象的な魔法動物がいくつも登場しますね。
上述したクモのアラゴグも、ヒッポグリフのバックビークも。
ハグリッドの魔法動物を連れてくる術は分かりませんが、ホグワーツ内をニュートが歩いていたとするならば、もしかしたら、そういうことかもしれません。


さて、今作で一気にファンタビシリーズにおける謎が解明されたように思えますが、その延長線上には『ハリーポッターシリーズ』という広大過ぎる物語の存在があります。本筋とは無関係かもしれませんが、魔法ワールドの謎は深まるばかりです。

さて、4作目は何年後でしょう。笑



おまけ

ファンタビ3作目を鑑賞した皆さまに聞きたい!
世界中のポッタリアンに確認したい!

今作における無計画作戦において、ニュートの助手バンティが注文したトランクの数って6つでしたよね?

私の聞き間違いか、見落としだったら教えてください、、
でも、ポートキーの前にあるトランクは5つだったんです。

もし6つだったら、あとひとつは誰の手に?
ミネルバ・マクゴナガル・・・?違うか・・・



下書きもなしにぶわーっと書いてしまったので、まとまりのない文章ですが、ひとまず、いたずら完了!


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