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保育士ひとりひとりが園の未来を思い、共に考える①

弊社の保育ソーシャルワークを導入してくださっている保育園は、時代をしなやかに読み、より成長していこうと日々努力している園がとても多いです。
今回のnoteでは、ある保育園の保育の方向性を検討していく過程についてご紹介します。


模索

ある保育園は、これまでやってきた一斉保育の在り方と、それぞれの子どもがしたいこと・子どものペースを大事にしたコーナー保育の導入について、これからの時代を生き抜く子ども達を育む場所としてどうしていったらいいかを真剣に模索していました。

この模索は約6か月にわたり、じっくりと時間をかけて行われており、今はその真っ最中です。

対話

こども同士の対話

まずは、子ども同士の対話の場所が保障されることの安心感と有用性を感じるために、ドキュメント映画「こどもかいぎ」を、園企画で上映会を開催の企画するところから始まり、園の観覧希望保護者も招いて、みんなで鑑賞し思いを語るという取り組みも行われました。

この映画は「対話の大切さ」についてドキュメントで見せてくれていますが、その子ども達の対話を育んでいくためには、子どもの様子を個別に捉え、介入のタイミングを見極める支援者側のスキルと根底にある子どもの成長を信じ見守る目である、ということも共に伝えてくれていると感じます。

※ソーシャルワーク福岡でも2023年2月にこの映画の上映会を行いました。

そのような視点と関りの共有をし、「こども同士の対話」が成長過程においても大切であるということを確認しました。その後、さて、大人はどうかな・・ということになってきます。

大人同士の対話

今回の例でいうと、先に述べた「一斉保育とコーナー保育の在り方」について、職員会議の結果の伝え聞きのような状況では、極論〔一斉は× 個別は〇〕のような結論に至ってしまう怖さがあります。

そこで、保育ソーシャルワーカーがファシリテーターとなり、この園独自の形をつくるプロセスからしっかり対話しながら進めていこうと提案しました。
大人にも対話がとても大事です。安心安全を確保されたなかで自分の想いを話していくという時間はまずは意識的に作っていく必要があると考えています。

さて、保育ソーシャルワーカーが実際にどのような取り組みを行ったか…
なかなかのボリュームになりましたので、続きは次の記事でお伝えしていきます。お楽しみに!

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お問い合わせ先

株式会社ソーシャルワーク福岡では、上記記事のように、テーマを設定してのグループワークのファシリテートもお引き受けいたします。詳しくは下記までお気軽にお問い合わせください。

株式会社ソーシャルワーク福岡:info@sw-f.jp

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保育ソーシャルワーク・学校ソーシャルワーク導入相談受付中

新年度に向けて、保育ソーシャルワーク学校ソーシャルワーク導入のお問い合わせが増えております。それぞれの園や学校の想いを丁寧に聴きとりしています。お受けできる数も限られていますので、気になっている園の関係者の方々はお早めにお問い合わせください。

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2023年3月29日西日本新聞朝刊の一面に弊社の保育ソーシャルワークの取り組みが掲載されました。ぜひ、ご覧ください!
『保育の現場にも「ソーシャルワーカー」 発達の悩み、貧困…就学前から支援』

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2023年10月18日マイナビ保育士が運営する情報サイト「ほいくらし」に保育ソーシャルワークの取り組みが掲載されました。

『保育士や保護者の「なんか気になる」を解決!子どもも大人も幸せになる保育ソーシャルワークとは?|株式会社ソーシャルワーク福岡』

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