株式会社ソーシャルワーク福岡

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株式会社ソーシャルワーク福岡

保育ソーシャルワークを中心に、学校ソーシャルワーク、産業ソーシャルワーク(社内保健室)、産前産後事業を実施しています。「ソーシャルワークで人を幸せにする」がモットーです!ご相談やお仕事依頼は、info@sw-f.jp までお願いします。

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  • イベント・講演会開催記事まとめ

    イベントや講演会開催の案内、開催報告について掲載しています。

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    保育ソーシャルワークの事業内容や実践例、効果について掲載しています。

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    対馬でリトリートや社員研修をしてみませんか?宿泊先の提供ができます。自然あふれる対馬は子連れ旅行にも最適です。「noteの国内旅行 記事まとめ」に選ばれています。

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    企業理念や事業内容などをまとめています。「ソーシャルワークで人を幸せにしたい」という私たちの熱い想いを感じてもらえると嬉しいです。

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保育ソーシャルワーカーは何を見ているかー「すべての子どもが生き生きと」の実現に向けて—|研修のおしらせ

貧困・虐待・発達障がいなど、様々な課題を抱えた子どもたちを支援するために多職種連携が進められています。 この研修では、保育士でも心理士でもない保育ソーシャルワーカー目線からみた子ども支援について事例を交えながらお伝えします。 子どもへの眼差しや施設運営についてのヒントがキラキラと散りばめられた内容になっています。 本来ならクローズで実施したいような踏み込んだ内容にも触れていきたいと思っています。 それぞれの園の取り組みや描く未来、先生方の苦悩、子どもへの眼差しなどたくさんのも

    • 【開催経緯】保育ソーシャルワーカーは何を見ているかー「すべての子どもが生き生きと」の実現に向けて—

      先日ご案内した研修、「保育ソーシャルワーカーは何を見ているかー「すべての子どもが生き生きと」の実現に向けて—」について、早速お申し込みやお問い合わせをいただき、ありがとうございます! この研修の開催に向けて、実は、昨年度末から動いていました。そこで、今回のnoteでは、開催経緯やこの研修への想いについてお伝えします。 開催経緯今年の節分の頃、株式会社ソーシャルワーク福岡がサポートしている福岡市南区の大池けいあい保育園の辻園長先生より一通のショートメッセージが届きました。

      • 新しい先生と積極的に話していこう!|入園・入学・進級時期編

        4月になり、お子さまの新しい園・学校の入園・入学、進級式、オリエンテーションは終わりましたか? 改めまして、ご入園・入学・進級おめでとうございます! この時期、保護者さまから新しい先生に子どもの困り感を話していいのかな…と不安な声を聞くことが多くあります。 保護者さまによっては、“預かってもらっているから…”、“先生に嫌われたくないし…”と感じて、お子さまの心配事や色んな気持ちに蓋をしてしまうことがあるようです。その気持ち、よ~く分かります! ですが、その心配事は「伝え

        • 集団活動が苦手なDちゃんについて|保育ソーシャルワークの伴走支援とは

          いよいよ新年度が始まりましたね。幼稚園や保育園では、また一つお兄さんお姉さんになり、ドキドキしながらもうれしそうな子どもたちの様子が見受けられます。 さて、昨年度のことですが、保育ソーシャルワークで、集団活動が苦手な2歳児Dちゃんの対応について保育士のE先生と話しました。 今回は保育ソーシャルワーカーとE先生とのやりとりの一部を公開します。 集団活動に参加できない・しない園児の悩みは、よくあります。 こういう場合、みんなと一緒にさせたい課題と本人の状況や活動への取り組

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          保育ソーシャルワーク・豊福圭代のメディア掲載実績をまとめました!

          はじめに株式会社ソーシャルワーク福岡が実践している保育ソーシャルワークが西日本新聞の朝刊一面に掲載されてからちょうど1年が経ちました。 会社設立当初、 「株式会社で福祉ですか?」 「しかも園との直接契約ですか?行政サービスじゃない?」 「え、なんですかそれ??ニーズあるんですかね?」 って言われ続け、怖気づきそうになっていたところ、この子どもに関わるソーシャルワークを1面に選び、記事にしてくれた西日本新聞さま。 (ママ記者本田さん!!) 「こどもまんなか社会」の実現に

          保育ソーシャルワーク・豊福圭代のメディア掲載実績をまとめました!

          「子どもの育ちを待つ」の本質|庭師さんが教えてくれたこと

          桜のつぼみがふくらみ、いよいよ本格的な春が近づいてまいりましたね。 保育ソーシャルワークで訪問しているある保育園は、冬になると庭師をよんで草木の手入れをしてもらいます。 その時には園児も一緒に植物の育ちのことについて教えてもらう時間をとっています。 その時間が終わり、お昼休憩の時に保育士のKさんが話していたことがとても印象的だったので、ここに記したいと思います。 「この感性を持つ先生のがいらっしゃる保育園で保育される子どももご家族も幸せだな~」と、ニコニコしながら私は先

          「子どもの育ちを待つ」の本質|庭師さんが教えてくれたこと

          スクールソーシャルワーカーからみた進級時の整え方|小2→小3 編

          福岡市では今日が卒業式の小学校が多いようです。卒業生のみなさま、ご卒業おめでとうございます。 株式会社ソーシャルワーク福岡の保育ソーシャルワーカー・スクールソーシャルワーカーのほとんどが自分自身も絶賛子育て中の社会福祉士さん達。 ソーシャルワーカーは仕事として保育園や学校と話し合いをすることも多い仕事ですが、保護者として我が子の小学校懇談会や進級説明会などに参加することも勿論あります。 そこでのお話は、保護者目線でもあり、ソーシャルワーカーでもあるからこそ、ピピっとアン

          スクールソーシャルワーカーからみた進級時の整え方|小2→小3 編

          認定NPO法人フローレンス様と保育ソーシャルワークの情報交換をしました!

          先日、認定NPO法人フローレンスの保育ソーシャルワーク事業の方と情報交換を行いました。 認定NPO法人フローレンスという日本のソーシャルビジネスを牽引しているようなところが弊社と対等にお話をしてくれるのか(笑)と不安に思っていましたが、悩みどころは一緒!!しかも激アツな方々!  「来週も会いましょう!」と再びお約束したくなるほどです。 丁寧で穏やかなお二人の表情の下にみなぎる情熱を感じました。 思いある同業の方と話ができるのはとてもありがたい機会です。 このご縁を繋いでくだ

          認定NPO法人フローレンス様と保育ソーシャルワークの情報交換をしました!

          保育ソーシャルワークからみえてくる「子育てのリアル」、その後

          保育ソーシャルワークを実践していく中で、前回ご紹介したこの家族は各機関と繋がることができました。 家族構成と抱えている課題はこちらです。 母と関係者が集まったチームミーティングの後、このような流れができました。 このように各機関と連携して、保育園だけで見守っていた不安な家庭を見守り支援していく形に繋ぐのも保育ソーシャルワーカーの大事な役目です。 その家族にとって劇的な変化はすぐには訪れないかもしれません。 でも、何かのときにサポートに入る体制をとる準備はできました。

          保育ソーシャルワークからみえてくる「子育てのリアル」、その後

          保育士ひとりひとりが園の未来を思い、共に考える②

          前回、ある保育園の保育の方向性を検討していく過程の前半部分についてご紹介しました。 今回は、保育ソーシャルワーカーがファシリテーターとして行ったことを具体的にお伝えします。 共有価値観の共有 タイトルにもつけている「保育士ひとりひとりが園の未来を思い、共に考える」。こうやって園をつくっていくプロセスまで共有できると、その園に対する愛着も上がります。この園は基本的人権感覚は高いので、子どもの権利主体の視点はきちんと盛り込まれています。その上で、働く人、関わる人のひとりひと

          保育士ひとりひとりが園の未来を思い、共に考える②

          保育士ひとりひとりが園の未来を思い、共に考える①

          弊社の保育ソーシャルワークを導入してくださっている保育園は、時代をしなやかに読み、より成長していこうと日々努力している園がとても多いです。 今回のnoteでは、ある保育園の保育の方向性を検討していく過程についてご紹介します。 模索ある保育園は、これまでやってきた一斉保育の在り方と、それぞれの子どもがしたいこと・子どものペースを大事にしたコーナー保育の導入について、これからの時代を生き抜く子ども達を育む場所としてどうしていったらいいかを真剣に模索していました。 この模索は約

          保育士ひとりひとりが園の未来を思い、共に考える①

          「気持ちを引き出してくださる技術に圧倒されました」

          2023年12月下旬に募集しましたソーシャルワーカー起業セミナーは、大好評につき満員となりました。皆様からのお問合せ、お申込み大変感謝いたします。 束の間の告知でしたが、全国のソーシャルワーカーさんから多数お問い合わせをいただきました。 その際、ご自身のキャリア、ソーシャルワーカーとしての在り方や迷い、保育ソーシャルワークに興味がある…等を伝えてくださり、とても有意義なやりとりができたと思っています。 想いを届けてくださった相談者さん達とメールやZoomでやりとりする中、

          「気持ちを引き出してくださる技術に圧倒されました」

          保育ソーシャルワークからみえてくる「現在の子育てのリアル」

          今日の保育ソーシャルワークの業務は、ある家族について保護者と、関係者が集まりチームミーティング。 そのミーティング後に、主任の先生と話した内容がとても印象深かったのでご紹介させていただきます(プライバシー保護の為、いくつかの事例を混ぜ、事実とは異なる形で記載しています。) この話から単純に、朝のバイバイの時間をとる事だけを意識したり、朝のバイバイの儀式をするよう妻や娘に伝えるような短絡的なことをしても、根本解決にはなりませんので、受け取り違えないようにお気をつけください。

          保育ソーシャルワークからみえてくる「現在の子育てのリアル」

          人権が守られる子育てや教育とは?性教育で助産師さんが教えてくれたこと

          学校ソーシャルワークで入っている私立中学校で、助産師さんによる性教育の講演会が開催されました。そこで、私、豊福もスクールソーシャルワーカーとして生徒と一緒に参加してきました。 講演をしてくれたのは、陽かり助産院の光橋助産師。 お話の内容は盛り沢山だったので、今回のnoteでは、豊福アンテナがキャッチしたワードを列挙しながら、感じたことを綴っていきます。 まず、キャッチしたワードはこちら⇩(太字が光橋助産師の言葉です)  これらの言葉は、育児をするときに言われて傷ついた

          人権が守られる子育てや教育とは?性教育で助産師さんが教えてくれたこと

          ソーシャルワーク導入施設からのメッセージ

          前回のnoteに記載しましたが、2023年が終わる時、ソーシャルワークを導入している各保育園や学校の先生方に感謝のメッセージをいただきましたので、一部ご紹介させていただきます。 2023年の保育に関する印象深い出来事は、なんといっても「こども家庭庁」が発足し、また同時に、日本で初めて子どもの権利を保障する法律となる「こども基本法」が施行されたことだと思います。 また、不適切な保育に関する実態調査をもとに、保育所等における虐待等の防止及び 発生時の対応等に関するガイドライン

          ソーシャルワーク導入施設からのメッセージ

          2024年のご挨拶|今年も皆さんと共に歩みます!

          今週はじめ、成人式帰りでしょうか、晴れ着姿の新成人をみかけました。華やかな着物に希望に満ちた表情は、私たちにも元気を与えてくれますね。 さて、2022年8月に株式会社を設立したときに立てた目標は「2023年度が始まる時には3か所の保育園さんと関わらせてもらうことができるような会社になる!」でした。 一人で歩いていくにはこの数が限度でしたが、2023年を振り返ると、チームメンバーも増え、自律したソーシャルワーカーさん達と共にお仕事をさせていただいており、とても感謝しています。

          2024年のご挨拶|今年も皆さんと共に歩みます!