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心のリハビリを考える

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統合失調症を発症したらどう生きればいいか。それを共に考えていただくために私が考えたことをまとめたマガジンです。
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記事一覧

統合失調症と付き合いながら夢を叶える生き方

私は十六歳で統合失調症になり、現在、四十五歳で、病気と付き合いながら介護士の仕事をしてい…

SW大橋勇
3週間前
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統合失調症の私は健康や幸福を人生の目的にできない

私は十六歳で統合失調症になった。 それ以来、私は常に不健康であったから健康になることを人…

SW大橋勇
3週間前
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待ってろよ。ジャンダルム!

私はこの夏、ジャンダルムに登るつもりだ。 思えば、三十四歳から始めた夏山の単独登山、現在…

SW大橋勇
3週間前
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心のリハビリを考える

自己紹介 私はソーシャルワーカーの大橋と申します。 統合失調症を患った当事者でありますが…

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心のリハビリワークの実践~私の場合~

私は大学を卒業し、一年半、精神科デイケアに通って療養した後、二十五歳でパートの仕事に就き…

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統合失調症急性期の心得

私は高校二年生の秋、十六歳で統合失調症に罹りました。 そのときは、病名など知らず、自分は…

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統合失調症の服薬の心得

私は統合失調症を患って、毎日服薬しています。 二十一歳から二十年以上続けています。 最初は医師も様子を見て薬を変えたりしていましたが、半年ほどでしょうか、私の精神が安定して来ると、それからは薬を変えずに二十年以上経過しています。 最初は自分で内服時に薬をひとつずつ取り出して数を数えて、決められた量の薬を飲んでいました。しかし、デイケアで知り合った人に、「薬局で『分包にしてください』って言えば、飲むたびにいちいち数えなくてもいいように、袋に一回ずつの薬を入れてくれるから楽だ

統合失調症、就労とデイケア利用の考え方

私は統合失調症を患っていたため、二十二歳から精神科デイケアを利用し始めました。 そこでは…

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『心のリハビリ』という哲学

私は高校二年生、十六歳で統合失調症を発症し、一年浪人して十九歳で大学の哲学科に入学しまし…

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「心のリハビリワーク」はクローズで

私は統合失調症からの「心のリハビリ」について文章を書いている者です。 今回は二十代くらい…

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統合失調症と大学受験

1995年、あの世相の暗かったまさに世紀末な年の秋、私は高校二年生で統合失調症を発症しま…

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統合失調症になってから、なんのために生きるか

私は十六歳で統合失調症に罹りました。 当時は生きているだけで苦しく、死ねば楽になるのかと…

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無職の統合失調症患者よ、就労に憧れずに就労しろ

この記事は私の経験不足から偏見に満ちたものになるかもしれない。 しかし、恐れずに、私が精…

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統合失調症になってからの学問

私は高校二年生の秋、十六歳で統合失調症に罹りました。 周囲はいよいよ大学受験の準備が始まるということで緊張感が増してきた頃でした。しかし、私は病気のため受験勉強は高校三年生の終わりまで一秒もしませんでした。 ただ、私の高校では「倫理」の授業が必修で、受験には関係ない科目ですが、その教科書や、用語集をよく読んでいました。倫理の用語集には、歴史上の思想家の顔写真が載っていて、それぞれの思想が簡潔に書かれていました。 私は特に、実存主義と仏教に興味がありました。ハイデガーやサル