いつもより少し遠くから眺めて気づく、心と身体がどう繋がるのかについて〜ヨーガ・スートラとサイエンス(第4回)
少し離れて視界を広くとる前回は1-3の前半、特に「見る者」について、見る者=自己とはどういうことか、そして何を見るのか、ということについて考察しました。
見る者が見るのは、心のはたらきを起こす身体と、それを取り巻く環境(身体で知覚した環境)です。それらに直接アクセスできるのは〈自己〉だけなのだよというのが前回のお話。
今回は、その続きの1−4まで進みますが、まずはスートラの節から。
1-3
Tadā draṣṭuḥ svarūpe’ vasthānam.
Then, t