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詩『悪い癖』





いつでも逃げ出せるように
スペースを作ってきた

わざと崩して
完成としてきた

1番目を選ばない
いつでも逃げ出せるように

だけど
実際の所
そんな勇気すら
自分にはないのだろう

カップの中
最後のひとくちのかき氷が
ゆっくりと
水に戻っていくのを
ブランケットに包まりながら
ぼんやりと眺めていた






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