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【お悩み相談】「2番手」の恋が終わりました。でも彼を忘れられません。

こんにちは、心理カウンセラーのスズキチサです。

オンラインカウンセリング・ココロノマルシェに寄せられたご相談へお答えさせて頂きました。

「結婚願望」=「誰かのオンリーワンになりたい」ということだと思うんです。

そんな気持ちが沸いてきたということは、

実は、もの凄い変化が、自分の心に生まれているということに、気づいてらっしゃいますか?


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【2番手の恋がおわったけど忘れられないし、その他の問題もでてきてしまってパニックに】

くりすさん

お恥ずかしい話なのですが 二番手の恋が終わってしまったのに 忘れられず 寂しくて悲しくて寂しい30女です。
根本先生の本やブログを読み漁ったり、YouTubeを見て、 少しずつ勉強しているところです 少しずつ 彼に執着していたんだな この執着を手放せばいいんだろうな という 予想はついています。
また、なぜ彼に執着してしまったのだろうかと考えると 過去に様々な問題を抱えていたなと 気づき始めました。そしたら、絡まった糸のようなイメージでどこから手をつければいいのかわからなくなって、パニックになっているので、アドバイスをいただけるとうれしいです。
少しお話させていただきますと、
幼少期には 4人兄弟の3番目ということで 頑張らないと注目されないという思いがどこかにあったり、 常に周りの人を見て、自分の立ち位置をきめるくせがあったり、
思春期 の小学生の時にはいじめに遭い 女子に対して不信感があったり、感情に蓋をするクセがついたり、女らしくしないようにしたり、
高校時代は 進学校に入って 挫折を味わい 自己肯定感が低くなったり自己否定 無価値感を感じるようになりました。
そして、大学からは2番手の恋ばかりを繰り返してしまっています。
その中でも今回の人は6年ほどと長く付き合い、仕事の相談ができたり、人生で初めて甘えさせてくれた人であり、感覚が合う感じがする人で初めて人を心の底から好きになりました。でも30歳に近づくにつれ、結婚願望がでてきましたが、所詮2番手なので叶うはずもないし、相手の家族からお父さんを奪い取れば、罪悪感で幸せになれる気がしなかったので、泣く泣く別れを選びました。
別れてからも連絡は取れますが、過去の関係には戻れないと苦しくなり、彼のことは亡くなったことにして蓋をしています。
けど、会いたくて仕方ないのです。会っても未来がないのにどうしようもないのに、会いたくて仕方ないのです。たぶん執着とか依存とかありますよね?
こんな状況の私はどこから手をつければよいのでしょうか、、、?



くりすさん、はじめまして。

スズキチサと申します。

初めて心から好きになった人であり、
なおかつ気持ちがまだ、たくさんあるまま、
お別れを決断されたとのことですから、

執着も依存もあるのは、ごく自然な心の状態だと、私は思います。

フォーカスして欲しいと思ったのは、その執着や依存ではなく、
ずっと2番手の恋を選んできたくりすさんが、
「結婚願望」を持てたことだと思うんです。

「結婚願望」って、誰かにとって、
「自分が唯一無二・オンリーワンのパートナーになりたい!」
と、いう思いが出てきたということなんだと思うんですね。

育ってこられた環境からの無価値感や自己否定、
自己肯定感の低さを持っていたとして、

それでも、「1番になりたい!」という気持ちが沸いてきたということは、

実は、もの凄い変化が生まれているということに、気づいてらっしゃいますか?

くりすさんがそう思えるようになったのは、
おそらく、今、会いたくて仕方ない彼との
恋愛があったからのではないかと、私は思うんです。

彼はきっと、小さな頃からくりすさんが欲しかった
「自分を見てくれている」という感覚や
「愛されている」という感覚を、
与えてくれた人だったんじゃないでしょうか。

その彼から与えられた愛を、
くりすさんが信じて受け取ることができたからこそ、
くりすさんの自己肯定感が上がったのではないかと、私は思うんです。

だからこそ、2番手ではなく、
「私も唯一無二の1番になりたい」という気持ちが
出てきたんじゃないのかなあ、と、感じました。

今のくりすさんは、
ずっと抱えて生きてきた自己否定や無価値感が、「失恋」をきっかけに、むくむくと出てきて、
また心に隙間を生んでいるのだと思います。

だからこそ、自分を満たすために、
自分で別れを決めた彼に
「もう一度会って、愛を与えて欲しい」と、
願ってしまうんじゃないのかなあ、と、思うんですね。

でもこれは、さっきも書いたように、
自然なことだと、私は思います。

その執着や依存を無理に手放そうとするよりも、
くりすさんの中に生まれてきた自己肯定感や自分の価値を受容していくことに、フォーカスしてみませんか?

彼が与えてくれた、くりすさんの自己肯定感や価値を、今度はくりすさん自身が自分と向き合うことで
しっかりと強固なものに変えていって欲しいんです。

【思春期 の小学生の時にはいじめに遭い 女子に対して不信感があったり、感情に蓋をするクセがついたり、女らしくしないようにしたり】

この一文から、くりすさんがセクシュアリティ豊かな方なんじゃないかと、私は予想しています。

セクシュアリティの豊かさゆえに、
同性にマウントを取られて、そこから不信感も持ち、
更には女らしくないように振る舞ったりするという
一連の流れ(?)は、

セクシュアリティを才能として持っている方に多くある印象があります。

「自分なんかが目立って、スポットライトが当たると、また痛い目を見る」

というような感覚をお持ちじゃないでしょうか?

その同性とのコミュニティの中での経験も
くりすさんの無価値感や自己否定を作る要因になったんじゃないかと思うんですね。

そこから「自分は誰かの1番になるような、人間じゃない」とか、もしくは「2番手にいるほうが、いろいろと安全だ」とか、そんな思いをお持ちになったのではないかな、と、感じました。

だから、くりすさんは、自然と2番手の恋を選んできたのではないかなあ、と思ったんです。

セクシュアリティが豊かであることを受け入れず、
否定したり、蓋をしたりしていると、
いろいろとトラブルが起きやすい、もしくは巻き込まれることが多いんだよなあ、というのが私の感覚です。

・同性からマウントを取られるのは、おそらく日常茶飯事。

・身に覚えのない、噂話が広がっている。

・好きでもない人から、好かれてしつこく言い寄られる。

・既婚者や既に恋人のいる人から、言い寄られて、相手の女性を含めてトラブルになる。

・身体の関係を迫られる、セクハラのようなことを受けることが多々ある。

などなど、自分が望まない人間関係(特に男女関係)のトラブルが起きやすかったりします。

もし、くりすさんも、このような経験をされてるとするなら、
ご自分のセクシュアリティの強さを、受け入れて、
その才能を発揮していって欲しいなと思います。

セクシュアリティを解放していくことで、
くりすさんだけを愛してくれるパートナーと出会えるようになると思うんです。

「セクシュアリティの解放って、どうやるの?」ということに、なると思うんですが、
これは自分と向き合って、「自分らしく生きる」ことを自分に許可していくことで、開かれていきます。

自分と向き合っていくことって、とても難しいと思いますが、
せっかく掴み始めた「自分」のアウトラインを、
ぜひ色濃くさせていって頂きたいな、と、思います。

お一人で向き合うことに行き詰まりを感じてしまいそうな時は、ひとりで頑張らずに、カウンセリングを受けてみるのもおすすめです。

視点が変わることで絡まった「自分」が解けていくと思います。


くりすさんが、これから、堂々とオンリーワンな女性として生きていかれることを、私も応援しております(о´∀`о)


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こんにちは、心理カウンセラーのスズキチサです。

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