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努力したからといって成果が出るわけではない。その現実を理解しよう。

ご機嫌いかがですか?思考の整理家®の鈴木と申します。

普段、僕は著者としての活動や講演、研修、コンサルなど「思考の整理」をテーマにした仕事をしています。

まずは、冒頭に少しだけご案内をさせてください。

14冊目の新刊が出ます!

それでは、本題です。

今回のキーワードは「減らす」です。

量を増やすのではなく、減らすことによって成果を上げるという逆転の発想を僕なりの持論に基づき整理しておきたいと思います。

クライアントを見ていると、あることに気づきます。

みなさん努力しているのですが、成果が出る人と出ない人に分かれる
のです。

成果が出ない人は、ひたすら努力の量だけを増やしています。成果が出る人は、減らしてよいものを減らし、本当に大切なことだけに努力の量を増やしています。

努力1つとっても、無意味に量を増やしていっぱいいっぱいになるのではなく、努力の方向性を見極めムダな量を減らすことで余力を大切なことにつぎ込んでいるというわけです。

『アクション・バイアス』(ハイケ・ブルック、スマントラ・ゴシャール著・野田智義訳/東洋経済新報社) という本では、とにかく忙しく働き続けたものの結果として何も実現できていない、または本質的なことに手が付けられていない状態を「アクティブ・ノンアクション」という言葉で紹介しています。

私たちの頭の中も「アクティブ・ノンアクション」にならないように注意しなければいけませんね。

ちなみに「減らす」ことで、3つのメリットがあります。

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メリット 1.
 本当に大切なことに的を絞れる

全部を得ようとしてすべてが中途半端になってしまう日々を
終わりにすることができます。

メリット  2.
集中力を発揮し目標達成が可能に

数が減ると意識の分散を防ぐことができ、限られたことに集中することができます。

メリット 3.
 ストレスから解放される

減らすことで余力が生まれ、自分でコントロールできるものが増えます。

ちなみに、2020年春に始まったコロナ禍によって、強制的にあらゆるものが減らされました。

私もご多分に漏れず、外食する時間は激減し、外出する仕事も大幅に減りました。

一方で、家族と向き合う時間が増え、本当に大切な仕事のみに集中でき、これまで抱えていたストレスが嘘のように消えていきました。

その結果、コロナ禍にもかかわらす売り上げは急上昇。「禍わざわいを転じて福となす」となったのです。

「減らす」というのは、少し勇気のいることですが、成果を上げる上で欠かせないピースとなります。

減らすことで逆に得るものが増える。

そんな視点も持っておきたいものですね。

※最新刊、『本当に大切なことに集中するための 頭の”よはく”の作り方』より一部引用。

さて、今回の内容はいかがだったでしょうか?

少しでもお役に立てば幸いです。

それでは、また会いましょう!

著者・思考の整理家® 鈴木 進介

P.S.

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