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最強の思考整理法は、3つだけ覚えておくこと
いつも、クライアントと接していて感じることの一つは、「なんで、みんな物事を難しく考えてしまうのだろう?」ということです。
「シンプルに考える→肉付けして難易度を上げていく」の順番であれば分かるのですが、それが逆のことが多いのです。「難しく考えてしまう→シンプルにする」。
これだと冒頭に頭が混乱してしまうリスクがあります。
そこで、はじめにシンプルに物事を整理するコツをお話したいと思います。たった3つのポイントだけおさえておいてください。
それは・・・
・・・
・・・
・・・
「誰に?何を?どのように?」
すべての物事をこの3つで整理して思考し、コミュニケーションしていくのです。
この3点で整理する方法は、会話の場面だけではなく、ビジネスの場面でも使えますよ。また、インプットでもアウトプットの場面でも使えます!
例えば、ビジネスの展開についてインプットの場面で考えてみましょうか。
多くの人は、様々なニュースや書籍、講演などでインプットします。最新のノウハウから経営術までお腹いっぱいというくらいに収集。しかし、インプットしたものをどう活用するかという点では堂々巡りが生じてしまう始末。
僕なら、どんなインプットをしても真っ先に「3点セット」を使います。「誰に?何を?どのように?」提供するのか。この3点だけでシンプルにまとまります。
つまり、3点セットがあれば、インプット倒れを引き起こすことはないのです。
一方、日常のコミュニケーションでアウトプットする場面を考えてみましょうか。
”あれも伝えたい、これも伝えたい”という気持ちが先に勝ってしまいませんか?
でもね、伝える内容や伝え方よりも、まずは「誰に?何を?どのように?」
伝えるべきかの戦略検討が先です。この戦略に沿って、中身と詳細な表現方法を考えていくのです。
これに関しては、『頭のいい人が話す前に考えていること』という素晴らしい視点の本が出ていますので、こちらもご参照ください。
まさに、話し方よりも話す内容の整理を事前にしておくことという教訓が織り込まれています。
ビジネス展開においても考えてみましょう。
たとえば差別化について考えるのであれば、「誰に?何を?どのように?」の各視点で競合とは異なる視点を入れればいいのです。
そして、最後はそれが”自分にしかできないことなのか?”これを自問自答し、見極めることができれば、自然と差別化もなされていきます。
このように、自分の頭にシンプルに整理するための”引き出し”をインストールしておけば、インプットもアウトプットも決して難しくはないのです。
難しく考えすぎず、何事もいったん頭の中で「誰に?何を?どのように?」の3点に変換して整理してみませんか?
以上、誰でもすぐにできる思考の整理法でした。
おしまい。
さて、今回の内容は
いかがだったでしょうか?
少しでもお役に立てば幸いです。
それでは、また会いましょう!
著者・思考の整理家® 鈴木 進介
P.S.
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