会議で英語を話すためのコツ

こんばんは!今週も一週間お疲れさまでした。

先週とはうって変わって過ごしやすい天気の一週間でした。早いモノで、この週末を終えるともう6月ですね。コロナのせいで時間の経過を忘れそうになりますが、今年ももう折り返しが近づいてきましたね。


英語の会議の難しさ

さて本日のnoteですが、「会議で英語を話すためのコツ」についてです。勿論、前提として英語の勉強は必須になりますが、机上の勉強だけでは英語の会議で議論に参加することは難しいです。私自身、旅行以外での海外経験無く、純ジャパながら、社会人になり総合商社に入社してから本格的に英語の勉強を始め、のちにTOEICの点数も900点台後半を獲得するまでに至りましたが、それでも英語の会議で議論に参加するというのは未だに非常に難しいです。

また、よく「TOEICと英会話は別モノ」と言われることがあり、私もこれは全くその通りだと思いますが、英会話ができるからと言って、「英語の会議で議論に参加できる」というわけでもないのです。経験のある方ならわかるかと思いますが、ある程度の英語力を身につけ、マンツーマンの会話ならできるようになったとしても、複数人が参加する会議となればその難易度は全く別モノです。そして、その原因はメンタル面にあります。

複数人の前で英語を話すこと

マンツーマンと複数人での会議の最も大きな違いは、自分の英語を誰が聞いているか、という点にあるかと思います。会議において自ら発言する際には、目の前にいる人だけでなく、参加している様々な人が自分の英語を聞くこととなりますが、多くの日本人はまずここで「恥ずかしい」とか「自分の英語が下手なのかばれたくない」といった気持ちになりがちです。私自身もそんな感じでした。

そして英語が苦手な人からすると、英語の会議で発言する人を見て羨ましくなります。「自分もこんなに英語が上手だったら、会議でも尻込みしないのになぁ」と。ですが、私が思うにその思考は全くナンセンスであり、英語の会議で議論に参加できるようになるかどうかは英語力の良し悪しではなく、勇気を振り絞れるかどうかによって決まります。

英語が上手い人≠会議で発言できる人

とはいえ「勇気を振り絞る」というのは何も英語に限った話ではありません。日本語の会議においても積極的に発言する人とそうでない人は極端に分かれると思います。これも勇気を出して意見を発信できるかどうかですよね。そして、私の経験上、英語の会議において積極的に議論に参加する人は、圧倒的に前者の人たちです。つまり、英語の良し悪しと議論に積極的に参加するか否かは関係なく、勇気を絞って会議で発言できる人は、言語による影響はそれほど受けず、またそうやって場数をこなし、結果的に英語が上達していくのではないかと思います。実際、英語が得意な人で、英語の会議に限って饒舌な人は見たことがなく、そういう人は大抵日本語の会議であろうと積極的に意見を発します。

とはいえ、勇気を振り絞る、といっても慣れないうちは会議の内容に追いつくのが精一杯で、意見を思いつこうとするだけで一苦労です。日本語の会議であれば、会話の内容を咀嚼する過程で自然と疑問が生じる、ということも起きやすいですが、言語が異なり、その内容を把握することに神経を集中させていると、そう言った疑問は自然とは浮かびにくくなります。

会議におけるバリュー = 事前準備の濃さ

そこで、慣れないうちの私のオススメの方法としては、会議の前から事前に5〜6個質問を考えておくことです。経験上、英語の会議で準備無しでいきなり議論に参加することは難しいですが、事前に用意してある質問であれば簡単です。そして、会話の流れもあるため、用意しておいた質問数が少ないと、その質問を出すタイミングを逸してしまい、結局何も発言できなかったということも往々にして起こり得ますので、質問数はできるだけ多めに考えておくと良いかと思います。↑の数字はただの目安です。

議論に参加できない会議ほど無駄なものは無く、それは日本語でも英語でも同じです。でも、母国語でない分当然に英語の会議の難易度は上がりますので、それ相応の準備は必要です。加えて、自らの英語力を恥じない勇気が最も大切です。これはどれだけ英語の勉強をしようが、勇気を振り絞る場数を経ないと向上させていくことはできません

ですが、在宅勤務の広がりによりテレビ会議が浸透しているのは実は結構なチャンスです。↑のような準備をし、メール画面等に質問などあらかじめ用意しておいた文章を書き出しておき、本番ではそれを読み上げる(緩急つけつつ)といったことも可能です。画面の向こう側の人からは、まさかカンペが用意されてるなど知る由もありませんが、会議で英語を話す勇気を振り絞る非常に良い練習になるかと思います。

英語の会議でお困りの方は是非お試しあれ。

それでは本日もこの辺で。

それでは!

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