【迫真エッセイ】転職と苦悩の話②
理系という舗装された道を歩いていたおかげで「社会人デビュー」を果たした僕。キーワードは虚勢と前進。とても浅はかな思惑だったが結果としてこれが功を奏した。
しかし、
そんな甘い話は無い。すぐさま第一の壁にぶつかる。それは他でもない。疲れ切った顔で「鈴木くん、いいね。」と誰よりも積極的に僕を評価した禿頭のオジサンだった。
■激務全ては後に気付いたことだった。
それなりに仕事が出来るようになると僕の内線は良く鳴った。モバイルだったため職場のどこにいても良く鳴った。色んな部署