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【ビジネス考察】残業しないコツをひとつだけ紹介
私は早く帰りたい系ビジネスマンだ。
今日も会社から早く帰りたい。しかし、
多くの人が「スミマセン。先に帰ってよろしいでしょうか・・・」みたいに、何か悪い事でもお願いしているような口調になってしまう。
あれはいったい何なんだ。
■作業者か、否か
この違和感にずっと挑み続けてきた。そして、多分だけど正解にたどり着いた。
残業しないで帰れるかどうかは、自分が作業者か、否か。で決まるということ。
サラリーマンの仕事は受験勉強でもないし、ノーベル賞を狙うような研究でもない。必ず「期限」がある。
この「期限」を自分自身で掌握しているか。これがポイントだ。
期限を見切るポイントは以下の3つ。これが自分自身で掌握できていれば、勝ちだ。
1.完遂のためにすること(タスク)
2.そのタスクの合格点
3.そのタスクにかかる時間
ま、簡単に言えば自分のミッションに対して
「アレとアレをやればいいんだな」というのが見えていて、それぞれ
「あのぐらいやっておけば大丈夫」という達成度が見えていて、
「それぞれどのくらいかかるな」という時間軸が見えていればいい。
つまりこれが掌握できていれば、自分で判断して、自分の都合でとっとと帰ることができる。
一方指示待ちで、これらが自分で掌握できていない人は、いわゆる作業者。作業者は、他人の指示に依存する。だから自分の都合で帰れない。
”とっとと帰りたい系”になりたければ、作業者にならないことが重要だ。
更においしいことに
自分自身でミッションを掌握していれば、リスクが見える。というのが大きなメリットだ。
想定する合格点とかかる時間に対して、不都合な要素があれば、それはリスクだ。見え次第、上の人に相談すればいい。ただそれだけだ。
リスクが厄介だと思われているのは、突然現れるからだ。
前もって見えていれば、実はそんなに問題じゃない。
それからもう一つ。業務を掌握していれば、丸っと任される。というのがデカい。
はっきり言って管理する側も楽(らく)したい。「あ、こいつは大丈夫」と思えばどんどん任せたい。これが真理だ。
求められてる質も時間もわかってるし、リスクも伝えてくるし。となれば上司はどっぷり任せてくる。
こうなれば、こちらの勝ちだ。
好きな時間にやってきて、好きな時間に帰ればいい。必要なものは要求し、リスクは一人悩まずどんどん相談する。
こんなに自由で、それでいて評価される。最高だ。
作業者になるな
思い返すと、このこだわりが一番大切な気がする。
指示の通り動くことは、考えなくていいから一見楽なように見えるが、実はそうではない。自由がないからだ。
若手が残業を強いられて文句を言うケースを目にするが、ある意味仕方がない。彼らは経験が浅い。まだまだ作業者だからだ。
会社に文句を言う前に、いち早く自分の役割が掌握できるように努力した方がいい。
素直な奴が勝つ。と言うのもこれに依存している。素直な奴は作業者時代を冷静にとらえ、とっとと脱出して、自分の裁量で仕事をしだす。
そして、仕事が出来ると判断され、楽になる。
出来る奴は結果をコミットしながらとっとと帰る。だから残業が少ないやつは評価が高い。
そういうことなんだと思う。
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