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わたしの本棚

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読んだ本の感想をまとめてみました。
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#書評

【おすすめ本】これからも地方から発信し続けたい!と思えた本~『魔法をかける編集』(著者:藤本智士)

【おすすめ本】これからも地方から発信し続けたい!と思えた本~『魔法をかける編集』(著者:藤本智士)

こんにちは。ライターのすずき・ちえです。
私は宮城県仙台市を拠点に、会社員のかたわらローカルウェブメディアや自身のブログで、地域住民の目から見たローカル情報を発信しています。

主におすすめのおでかけスポットや飲食店(コーヒーとスイーツ率が高め)紹介や、地域活性化につながる活動をする人たちや企業へのインタビュー記事を書いています。

詳しいプロフィールについてはこちら。

2018年より活動を開始

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【ブックレビュー】読むとすぐに実践したくなる!悩みとの上手な付き合い方『正しく悩む技術』(杉田隆史)

【ブックレビュー】読むとすぐに実践したくなる!悩みとの上手な付き合い方『正しく悩む技術』(杉田隆史)

 振り返ると、高校生あたりから20代前半位までの間、しょっちゅう悩んでいた気がする。
他人が言うことにいちいち振り回されたり、勝手に傷ついたり、人と比べて自分はダメだと打ちひしがれたりしていた。また、新しいことを少しやってみてできないと、さっさと見切りをつけ、あきらめていた。

 今思えば、ただ思い悩むだけで、無駄な時間を過ごしていたように思う。
以前ほどは長引かないが、今でも悩みはつきない。

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【ブックレビュー】そっと背中を押してくれる珠玉の言葉が詰まる『本が紡いだ五つの奇跡』(森沢明夫・著)

【ブックレビュー】そっと背中を押してくれる珠玉の言葉が詰まる『本が紡いだ五つの奇跡』(森沢明夫・著)

 私は、本を読むのが好きだ。「読書が好き」と言うと、話題の一つとして「好きな作家、よく読む作家は?」と聞かれる。本好きの方にとっては身に覚えのある経験ではないだろうか。

 そう聞かれると、私が真っ先に名前をあげるのが、森沢明夫(もりさわあきお)さんだ。

 『虹の岬の喫茶店』など映画化された作品も多数。森沢さんの作品を読んだ方や、映画を見た方も多いかもしれない。

 作品の主人公は、子どもから大

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【最近読んだ本】やりたいことは目の前にあるのかも…『やりたいことなんて、なくていい──将来の不安と焦りがなくなるキャリア講義』

【最近読んだ本】やりたいことは目の前にあるのかも…『やりたいことなんて、なくていい──将来の不安と焦りがなくなるキャリア講義』

 みなさんは、学生時代の進路選択の時期に「自分が何をやりたいのか」がわからずに悩んだ経験はないだろうか?

 私もその一人で、いくら探してももっと勉強したいことや、職業にしたいことが思い浮かばなかった。周りの同級生たちは「看護師になりたい」「大学で心理学を勉強したい」など目標がはっきりしている人も多く、やりたいことがない自分がコンプレックスだった。

 「やりたいこと探し」は社会人になっても続いた

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