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東北/岩手

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岩手について書いた記事をまとめています。
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2021年7月の記事一覧

【東北グルメ】岩手・盛岡のおすすめのお菓子屋さん「タルトタタン」

【東北グルメ】岩手・盛岡のおすすめのお菓子屋さん「タルトタタン」

こないだ仙台駅地下のお土産屋コーナーを通りかかった時、懐かしいお店を見つけました。
それは、岩手県盛岡のお菓子屋さん「タルトタタン」です。

私自身、生まれが岩手で、子供の頃に長期滞在していたこともあり、岩手は「第2のふるさと」のような場所です。
最近は、例のウイルスで行くのを控えていたので、店の前では思わず、懐かしさがこみ上げてきました。

「タルトタタン」を知ったのは、岩手の従兄弟の結婚式の引

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【東北グルメ】白龍(パイロン)の「盛岡じゃじゃ麺」

【東北グルメ】白龍(パイロン)の「盛岡じゃじゃ麺」

こんにちは!
昨日、日帰りで岩手県盛岡市に行ってきました。
思いがけず用事が早く終わり、時間がとれたので盛岡市街地を「街あるき」してきました。
何回かに分けて「ご当地グルメ」「レトロな建物」「素敵な本屋さん・ギャラリー」など、noteに綴っていきたいと思います。

(私、岩手生まれなものの盛岡ではないので、「一人の観光客の視点」で書いていきます。これから盛岡に行かれる方や興味がある方の参考になれば

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【東北・レトロ建築】岩手銀行赤レンガ館を見学(盛岡市)

【東北・レトロ建築】岩手銀行赤レンガ館を見学(盛岡市)

盛岡を「街歩き」していると、レトロな建物に出会う楽しみがあります。

例えば…こちら。

岩手県公会堂です。
中にはホールや会議室があります。

大正14年(1925年)起工、昭和2年(1927年)竣工と、100年近く前の建物です。
改修を繰り返しながらも、驚くことに今でも現役!

残念ながら2017年に閉店した、館内の食堂「公会堂多賀」には、あの新渡戸稲造氏も訪れたそうです。歴史の重みを感じさせ

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【エッセイ】盛岡で出会った本屋さんとギャラリー

【エッセイ】盛岡で出会った本屋さんとギャラリー

 本とカフェが好きな私。旅行での楽しみの一つが、その土地の本屋さんに立ち寄り、本を買いカフェで読むことです。家族と一緒の時はなかなか難しいのですが、「ソロ旅」の時は事前にリサーチしておきます♪

 今回の「盛岡街あるき」では、本屋さん、ZINEを扱うギャラリー、カフェにも行ってきました。(カフェはまた後日…これまた素敵なカフェに出逢えました)

1.【本屋】BOOKNERD(ブックナード)  緑豊

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【東北ゆかりの本】心の中に閉じ込めていた想いに気づかされた本

【東北ゆかりの本】心の中に閉じ込めていた想いに気づかされた本

【本との出会い】

以前から、作者・くどうれいんさんのエッセイが好きで読んでいる。

彼女の作品の中には、出身・在住の岩手(盛岡周辺)、もしくは学生時代を過ごしたという仙台が登場する。私も岩手と仙台に縁が深いので、「北上川」や「北仙台」といった、なじみの川の名前や地名が出てくると、情景が浮かんできた。

また雪国ならではのエピソード(『うたうおばけ』より「雪はおいしい」)では、「自分も同じことをし

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【東北みやげ・食べ比べ】岩手(三陸)銘菓「かもめの玉子」がパンになった!

【東北みやげ・食べ比べ】岩手(三陸)銘菓「かもめの玉子」がパンになった!

 みなさんには、あんこ、とりわけ黄身餡を使ったお菓子が、好きな方はいらっしゃいますか?そして、見た目が可愛かったら言うことなし…
そんな方にぜひ、おすすめしたい岩手銘菓があります。

(写真はミニサイズ。6個入りで、少しだけつまみたい時におすすめ!)

 それは、岩手県沿岸部(三陸海岸)にある、大船渡(おおふなと)市の老舗菓子メーカー「さいとう製菓」の「かもめの玉子」という名前のお菓子です。

 

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【東北の喫茶店・カフェ】宮沢賢治ゆかりの光原社・可否館(こーひーかん)

【東北の喫茶店・カフェ】宮沢賢治ゆかりの光原社・可否館(こーひーかん)

コーヒー好きな私の盛岡での楽しみは、「喫茶店に行くこと」です。
盛岡の市街地には、落ち着いたシックな雰囲気の、レトロな喫茶店が多く、毎度のことながらどの店に行くか迷ってしまいます!

今回は、盛岡駅から徒歩10分の材木町にある、「可否館(こーひーかん)」に行ってみました。

宮沢賢治ゆかりの「光原社(こうげんしゃ)」

お店があるのは「光原社」の敷地内です。

光原社は、今は「南部鉄器」や「漆器」

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【東北ゆかりの本】40才過ぎて新たな道へ~盛岡の書店「BOOKNERD」店主の言葉

【東北ゆかりの本】40才過ぎて新たな道へ~盛岡の書店「BOOKNERD」店主の言葉

本との出会い一度社会に出て、喜びも苦しみも経験した末に、「これだ」というものに出会う(または気がつく)、そんな経験はないだろうか?

実は私もそのひとりで、社会に出てある程度経ってから「やりたいこと」に出会った。(正確には、気がついた)
それも35才を過ぎてからだ。

インターネットや雑誌では、アラフォー世代で新しい挑戦を始めた人のインタビューを目にすることはある。
しかし、私の周り(狭い世界)で

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