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子どもを落ち着かせる「魔法の言葉」

最近、息子のグズグズや癇癪を落ち着かせる魔法の言葉を発見しました。

それは、「甘えたいの?」です。

息子の場合は、甘えたいの?でしたが、言葉で言い表せない色んな複雑な感情を表現できる言葉ならなんでもいいと思います。

成長とともに子どもの語彙力は増えていきますが、自分の感情を正確に言葉にするのは大人でも難しいもの。

子どもは一生懸命不快だということを親に伝えようと泣いてみたり癇癪を起こしてみたりと親の気を引こうと必死に訴えますよね。でも、なんで泣いてるのか分からないと不快な感情が伝染してしまい、大人もイライラすることになりかねません。

そんな時、3歳くらいの子どもに効果的な魔法の言葉が「甘えたい」なんです。

親に不快な気持ちを分かってほしいということをひっくるめて甘えたいに集約しています。

まだ遊びたいけれど、もう帰らないといけないことは分かってる。
やりたいことがあるけれど、次にやらなければいけないことも分かってる。
そんな時「◯◯したいの?」「○○が嫌なの?」と代弁しても何もかも「嫌!」「違う!」で返してくる時がありました。

1日の流れや善悪も分かってくる年齢ならではの癇癪やわがままは、やらないといけないのは分かってるけど、嫌だということは分かってほしいだけのこともあると感じます。

複雑な感情を表現する言葉はまだ知らないから、気持ちをうまく切り替えられないんです。大人でいうモヤモヤした気持ちと同じだと言えそう。

「甘えたいの?」と聞くととりあえず落ち着いてくれるようになりました。聞く耳を持ってくれると考えられる息子の色々な感情を代弁したときにも「そう」と素直に答えてくれます。

癇癪を起こすたびに聞いているといつの間にか息子の方から「ママに甘えたい」と言ってくるようになりました。そう言うことで、自分を落ち着かせて私に抱っこされながら自分の気持ちに向き合うことができるようです。

色んなことを理解できるようになってきたからこそ葛藤を抱えては乗り越えてを繰り返しながら成長していると感じます。

自分を律することができるようになるためにも感情を知り、向き合うことが大切だと改めて思うのでした。

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