子どもの遊びと生活のテーマは働くこと
息子の遊びや好きなものを観察していると共通点が見えてきました。
それは、「働くこと」。
働く車のストーリー作り
車は普通の車よりも働く車が好き。
消防車、救急車、ショベルカー、ダンプカー、カーキャリア、ミキサー車が大のお気に入りです。
最近は、YouTubeで「タヨ」という働く車のアニメにはまり、真剣に見ています。
遊ぶ時も自分の消防車や救急車に名前をつけて、セリフを考えながら1人何役もこなす想像の遊びをするようになりました。
YouTubeやテレビって悪いことばかり取り上げられますが、うまく付き合っていけば知識や遊び、表現なども広がると感じています。
「エアー!火が出てる!」
「クランク!一緒に消しに行こう!」
「高いところは届くかな。ブシャー」
とか言いながら飛行機は上を飛び、消防車ははしごを伸ばしてホースで水を出す再現をしています。
それぞれの役になりきって、声のトーンや言い方を変えたり、抑揚をつけていたり、一人称を「僕」「私」「俺」と使い分けていたりとかなり細かいところまでこだわっていて感心しました。
積み木のパン屋さん
積み木では、見立て遊びをするのが大好きです。
丸い積み木はくるみパン、四角い積み木は食パン、三角の積み木はサンドイッチ。
トングでトレーに乗せて渡すと袋に詰めて渡してくれます。
トングで袋に入れるの手つきはパン屋さんそのものです。
レジで操作して代金はいつも550円。
「ありがとうございます。また来てください!」と元気に挨拶してくれます。
いつもパン屋さんで買う時に店員さんをよく観察していることが分かります。
山登りではリーダー役
家族3人とおじいちゃんおばあちゃんで山登りに行くのが休日の日課ですが、山登りの楽しみ方もみんなそれぞれ違いがあっておもしろいです。
息子はここでもやっぱり働くことが好きのようです。
先頭を歩きながら段差があること、水溜りがあること、虫がいることを教えてくれます。
誰かが「ちょっと疲れたなあ」と言うと、座れる場所を探して、水を飲む休憩もはさんでくれます。
どんな遊びでも生活面でも息子の中でテーマは働くこと。
働くをテーマに表現したり、人に喜んでもらう経験を積んでもらいたいなと思うのでした。
大人にもある人生のテーマ
これは、子どもだけでなく大人にもあると感じます。
今までの経験の中で、何を求めて行動してきたのか。
小説、雑誌、映画、ドラマ、写真、旅。
私の好きなものからの共通点は、感性というキーワードが出てきました。
ワードプレスでブログを書いていた時期もありましたが、続かず挫折しました。
そんな私もnoteは3ヶ月苦もなく続けられています。
お役立ち情報よりもエッセイの方が書いていて楽しかったのです。
旅もばりばりの観光地よりも田舎の駅や、茶畑、島などの方が惹かれる。
どんな場所に行くのが好きで旅先ではどんなことをしているのか。
同じ好きでももっと深く見ていくと、好きの中の共通するテーマが見えてきます。
息子の夢中からの共通点で、自分自身も色々と気付きがありました。
夢中になるものがあることは幸せなことですね。
子どもが好きを追求していける環境を整えたり、自分自身も好きをどんどん磨いていけたらと思います。
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