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子どもの生活発表会を見て思うこと

昨日は保育園の生活発表会がありました。

息子にとっては初めての演劇。

クラスで一つの演劇を創り上げるというのは本当に素晴らしく、親の知らない子どもの顔を見せてくれます。

息子の通う保育園は、異年齢保育を行う保育園なので、先生ではなく年長さんが年少さんをフォローしながら演劇が進行していることにも感激しました。

息子のクラスは、大きなかぶのストーリーに登場人物を増やしたり、わらべうたをみんなで歌ったりとクラスのみんなで話し合いながらアレンジしたそう。

そんな話し合いも異年齢だからこそできることだと感じます。

まだ年少さんは意見を言えなかったとしても年長さんが自分たちの意見を話し合っている姿を見ることや一緒に劇に参加する経験は必ず成長やいい刺激に繋がるでしょう。

そして、息子自身も恥ずかしがり屋ではありますが、自分がどの役をしたいかはちゃんと自己主張していたよう。

自分がやりたかったうさぎ役に抜擢され、家ではわらべうたの練習をしたり、うさぎがピョンピョン飛び跳ねる練習をしたりと劇に向けて日々頑張っている様子を見守ってきました。

本番では、みんなより5秒ほど遅れてですが、一生懸命ピョンピョンしていました。

私も幼少期内気な性格で恥ずかしがり屋だったので、セリフがなかったとしても自分が役になり切って表現することにどれだけ勇気がいることか痛いほど分かります。

舞台の上で保護者がたくさん見ている中、頑張る姿には本当に感動しました。

劇が無事に終わり、息子と夫と3人で帰っている時に、「〇〇ちゃん頑張ってたの見てたよー!」と話すと、息子は「かぶを抜く時の〇〇ちゃんの足は見てた?」と聞いてきました。

足は動かすけれど、上半身はきちんと固定しておくことを意識してかぶを抜いていたようです。

大人が想像する以上に役になりきることへの細部へのこだわりがあったことに正直驚きました。

きちんと考えて、色々なことに取り組んでいることを実感。

私たち大人はつい子どもにこんなこと言うのはまだ分からないかな?まだ早いかな?とか考えてしまいがちですが、大人が思っている以上に色んなことを理解したり、感じ取っている。

対等な立場で人として尊重した関わりをしようと改めて思った1日となりました。

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