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偶然から生まれるアイデア

この間、息子が素晴らしいひらめきから家族を楽しませるゲームを作った話を書きたいと思います。

始まりは、たまたまお風呂上がりに見つけた1つのビー玉でした。

息子は、そのビー玉を見つけて、何かがひらめいたようにステップ台をひっくり返し始めたのです。

そして、ステップ台の上からビー玉を転がしました。

数回転がした後に、また閃いたようにおもちゃを置いている部屋に走って行きました。

次に持ってきたのは、マクドナルドのハッピーセットのおもちゃ。

おもちゃのドラム式洗濯機の扉を開けて、ステップ台に置きました。

またビー玉を数回転がして、何かを考えている様子。

「洗濯機の中に入ったらマル!ステップ台の穴に入ったらバツ!パパ転がして!」と言ってルールを説明した後、夫にビー玉を渡しました。

夫は、頑張って洗濯機の中に入れようとチャレンジしていましたが、意外と入らない。

2人で夢中になって、ビー玉を何回も転がしました。

ビー玉を転がすおもちゃはたくさん世の中に溢れていますが、自分でコースを作ったり、ルールを作ったり、新しい障害物を置いたりして自由にゲームを作る様子を見て、子どもの発想力、想像力は本当にすごいと感心したのです。

息子は、偶然ビー玉を見てひらめき、発想から自分が考えたゲームでみんなを楽しませる経験をしました。

その顔はとても満足そう。

自分のゲームで遊んでいる姿は、おもちゃで遊ぶ時の姿の何倍もキラキラしていて、顔つきも真剣で、自分が作ったゲームだぞと言わんばかりの自信と誇りを持っているようにも感じました。

そして、世の中にある画期的な発明やアイデアも案外偶然のことからひらめいたことなんじゃないかと思ったのです。

息子が作ったオリジナルゲームは、夜9時を回っても遊び続けていましたが、アイデアはいつ降ってくるかは分からないからこそ、真剣に集中している時はそっと見守ろうと心に誓った夜でした。

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