おうち本格タイ料理「スースーデリ」

弊社は都内で15店舗タイ料理店を運営しております。 全国の皆様に本格タイ料理をお届けし…

おうち本格タイ料理「スースーデリ」

弊社は都内で15店舗タイ料理店を運営しております。 全国の皆様に本格タイ料理をお届けしたいと思い、通販事業を立ち上げました。 Noteではタイの魅力をお伝えしていきたいと思っております。

最近の記事

ムエタイについて

こんにちは!おうち本格タイ料理スースーデリです。本日ご紹介させていただくのはタイの国技「ムエタイ」についてです。ムエタイは格闘技の一種で両手、両脚、両肘、両膝の8か所を用いて相手と戦います。 ムエタイはもともとクメール語で「ムアイ」=1を起源としており、1対1の格闘(muay=格闘技/thai=タイ)であるためムアイタイ=「タイ式の戦い」という意味になります。元々は戦争の絶えない時代に他国の侵略に対抗するためのものでした。 ムエタイの原型となる体術は、もともと中国の南方の

    • タイの伝統「フルーツカービング」

      こんにちは!おうち本格タイ料理スースーデリです。本日ご紹介させていただくのは、タイのフルーツカービングについてです。宮廷料理に華を添えるタイ伝統の飾り付けで、野菜や果物を専用のナイフで彫刻したものを言います。 タイの宮廷料理には、味だけでなく目も楽しめる装飾として欠かすことのできないフルーツの芸術作品です。カービングの歴史は古く、13世紀のスコータイ王朝の頃に宮廷料理人の間で広まったとされています。 基本的にはカービングナイフと呼ばれる細長いナイフ1本で、装飾が施されます

      • タイの水かけ祭 ソンクラーン

        こんにちは!おうち本格タイ料理スースーデリです。本日ご紹介させていただくのはタイの伝統行事「ソンクラーン」です。ソンクラーンとはタイのお正月で、太陽の軌道が12ヶ月の周期を終え、新たに白羊宮(おひつじ座)に入る時期を祝うものです。4月の一番熱い時期に行われ、暑さしのぎも兼ねているとも言われています。元来、ソンクラーンには仏像や仏塔、家族の年長者などの手に水を掛けてお清めをするという伝統的な風習でしたが、現在では街の往来で通行人どうしが水を掛けあって楽しむ「水掛け祭り」として知

        • タイにおける曜日と色

          こんにちは!おうち本格タイ料理スースーデリです。本日ご紹介させていただくのはタイにおける曜日と色についてです。あなたは生まれた自分の生まれた曜日を知っていますか?タイ人は自分の生まれた曜日を知っていて、日本でいう星座占いや血液型占いのように曜日占いがあります。また、タイでは曜日ごとにその曜日の色が決まっていて、自分の生まれた曜日の色を身に着けて幸運を祈ったり、ラッキーカラーとして生涯大切にし、宝石を選ぶ際にもラッキーカラーにちなんで選ぶことが多いです。 昔一般国民がまだカレ

          タイ  年末年始の過ごし方

          こんにちは!おうち本格タイ料理スースーデリです。本日ご紹介させていただくのは、タイの年末年始の過ごし方です。 実はタイにはお正月が2回あります(中国の旧正月を入れて3回という方もいます)。一般的な1月と、ソンクラーン(都市により若干日にちが変わります)ソンクラーンの過ごし方、イベントについては後日また投稿させていただきますが、本日は一般的な1月のお正月にする、タイ人の過ごし方についてご紹介します。 タイでは年末年始、日本と同様帰省をして家族で過ごすことが多いです。またバン

          タイといえばトゥクトゥク

          こんにちは!おうち本格タイ料理スースーデリです。 本日ご紹介させていただくのは、トゥクトゥク。名前は知らなくてもこの乗り物を見たことがある方はいらっしゃるのではないでしょうか。 シンボル的な存在の有名な乗り物で、トゥクトゥク(รถตุ๊กตุ๊ก)と呼ばれる三輪タクシーです。名前の響きがかわいいトゥクトゥクですが、名前の由来はエンジン音が「トゥクトゥク」と聞こえるからと言われています。 トゥクトゥクはバイクのような形をしており、小回りが利きます。ただし窓がありませんので

          タイと象の関係性について

          こんにちは!おうち本格タイ料理スースーデリです。本日ご紹介させていただくのは、タイと象の関係についてです。タイの国の形は、象の横顔と同じ顔をしているといわれています。 どうでしょう。象の横顔に似ていますか?タイでは昔から象は人々に密着してきた大切な生き物です。山岳地帯では荷物を運ぶ役割を担っていましたし、戦争では象に乗って戦ったという歴史もあります。 また、タイ国民の多くが信仰している仏教では、「ブッダはある日、白い象がお腹に入る夢を見て、ブッダを身ごもったことを知った」

          タイの文化「出家」と「タンブン」

          こんにちは!おうち本格タイ料理スースーデリです。本日ご紹介させていただくのは、タイ人の「出家」と「タンブン」についてです。 タイは人口の約94%が仏教徒で、一般的な生活にも仏教の教えが根付いています。特に徳を積むことを「タンブンทำบุญ」といい、タイ人はとても大切にしています。 例えば僧侶に対して食料を届ける方もいるし、ボランティア活動をしてタンブンする人もいます。また困った人を助けることもタンブンになります。 タンブンは徳を積むためにおこなうものなので、仏教の教えで

          タイの文化「出家」と「タンブン」

          タイの花飾り プアンマーライ

          こんにちは!おうち本格タイ料理スースーデリです。本日はタイの花飾りプランマーライについてご案内させていただきます。 タイ料理店や、タイに旅行に行ったことのある方は、きっと見たことがあるこの花飾り。 タイの花飾りで「プアンマーライ」と言います。お供えや飾りとして人々の暮らしに溶け込んでいます。タイのホテルでは、到着した際に「ようこそ」の意味でこの花輪を手渡してくれるところもあります。 ジャスミンの花や、ドッグラック(日本名:クラウンフラワー)という花でつくられており、手に

          タイの花飾り プアンマーライ

          ご自宅でもタイを感じて欲しい

          こんにちは!おうち本格タイ料理スースーデリです。本日はとっておきのギフトについてご紹介させていただきます。 今年は海外旅行に行けず、旅行好きの方には苦しい日々が続いていますね。でも心の中ではいつも旅をしていたい。そんな方の助けになるようなギフトをご提案させていただきます。 当店は都内で「クルンサイアム」「オールドタイランド」「タイ料理研究所」「タイストリートフード」の4ブランドを運営しております。実店舗でもコンセプトとしているのは、タイの本場の味付けで、タイ旅行の雰囲気を

          ご自宅でもタイを感じて欲しい

          タイの唐辛子について

          こんにちは!おうち本格タイ料理スースーデリです。本日ご紹介させていただくのは、タイの唐辛子についてです。 タイの唐辛子は様々な種類がありますが、 プリッキーヌー(緑色)、プリッキーヌーデーン(赤色)プリッチーファー(辛くない唐辛子)プリックポン(乾燥唐辛子)などがあります。一番ポピュラーなのは「プリッキーヌーデーン」です。 タイ料理でいうとガパオやトムヤムクンなどに使用されることで知られる唐辛子です。長さは2~3cmと短くとてもかわいらしい実をしていますが、タイの言葉で

          タイ料理に欠かせないナンプラー

          こんにちは!おうち本格タイ料理スースーデリです。本日はタイ料理に欠かせないナンプラーについてご紹介させていただきます。ナンプラーという名前はよく聞くけど、どの味がナンプラーなのか・・・ナンプラーってなに?という方も多くいらっしゃるかもしれません。 ナンプラーとはタイ語で「魚醤」という意味です。น้ำปลา nam pla(ナンプラー)は nam=液体 pla=魚を意味しています。ナンプラーは生の魚(主に海水魚)を塩で長時間漬け込んで発酵させたものです。 タイ料理には欠かす

          タイ料理に欠かせないナンプラー

          タイの挨拶

          こんにちは!おうち本格タイ料理スースーデリです。本日はタイの挨拶についてご紹介させていただきます。タイに旅行に行った際や、タイ料理店に行ったときに目にしたことがあるかもしれません。 胸の前で手を合わせてお辞儀をする。というとても丁寧な印象を受ける挨拶がタイの伝統的な挨拶のスタイル「ワイไหว้」です。 これは「相手を尊重する」という気持ちを表したもので、日本の合掌とよく似ていますが、ワイは手と手の間にすこーしだけ膨らみをもたせて、すぼめるような形で重ね合わせるのが正しい形

          タイで良く見かける卓上調味料

          こんにちは!おうち本格タイ料理スースーデリです。 本日ご紹介させていただくのは、タイに行ったことのある方、もしくはタイ料理店に足を運んだことのある方は必ず見たことのあるこの卓上調味料。 タイのレストランや屋台で必ずと言ってよいほどある4つの調味料。これはタイ語で「クルワンプルーン(เครื่องปรุง)と言います。日本人の私たちには、どうやって使うの?と不思議に思う方も多いかと思います。今回はこの「クルワンプルーン」の使い方をご紹介致します。 まずこの4種類は何かとい

          タイで良く見かける卓上調味料

          タイ流 食事マナー

          こんにちは!おうち本格タイ料理スースーデリです。本日ご紹介させていただくのはタイの食事マナーについてです。 タイでは何を使用して食事をとるかご存じでしょうか。タイ流の食事マナーもタイが得意とする「文化の融合」の1つと言えます。 洋食が海外から入ってきた頃、時の王様がヨーロッパの文化を取り入れようとスプーンとフォークを使用するようになりました。ヨーロッパの文化を取り入れたのにナイフを使用しなかったのは、当時のタイ人が「川魚」を多く食していたことに由来しています。 タイ人は

          タイ料理の歴史と特色

          こんにちは!おうち本格タイ料理「スースーデリ」です。本日はタイ料理について投稿させていただきます。タイ料理は、様々な地域の料理が組み合わさった複雑な味わいのある料理だと言われています。 もともと、アユタヤやバンコクは、東西の文明が交錯する港町として栄えていました。海外沿いに、東からは中国、ベトナム、西からはインドやアラブ、マレーの商人が渡来して、それぞれの食文化を持ち込みました。近代以降は、西欧文化の影響もあります。 一方、チャオプラヤー川流域には主に農業に従事するタイ人