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タイの伝統「フルーツカービング」

こんにちは!おうち本格タイ料理スースーデリです。本日ご紹介させていただくのは、タイのフルーツカービングについてです。宮廷料理に華を添えるタイ伝統の飾り付けで、野菜や果物を専用のナイフで彫刻したものを言います。

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タイの宮廷料理には、味だけでなく目も楽しめる装飾として欠かすことのできないフルーツの芸術作品です。カービングの歴史は古く、13世紀のスコータイ王朝の頃に宮廷料理人の間で広まったとされています。

基本的にはカービングナイフと呼ばれる細長いナイフ1本で、装飾が施されます。またフリーハンドで下書きなどはせず掘り進めて行きます。フルーツカービングではスイカや、メロン、パパイヤなど実と皮の色の違いがはっきりしており、ナイフで掘り進めやすい柔らかさを持っているものが素材として使用されます。

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現在ではコンテストなども幅広く行われ、ホテルのエントランスを飾ったり高い芸術性や技能性に注目が集まっています。また日本でも趣味としてカービング教室に通っている方も多くいらっしゃいます。日本では冬場に果物が手に入りにくいので、ソープカービングとして教室を開いている方が多いです。

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本日はタイの伝統文化についてご紹介させていただきました。日本でもタイの文化を体験できる体験教室などもございますので、ご興味があればぜひご参加してみていただきたいです!

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