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タイで良く見かける卓上調味料

こんにちは!おうち本格タイ料理スースーデリです。

本日ご紹介させていただくのは、タイに行ったことのある方、もしくはタイ料理店に足を運んだことのある方は必ず見たことのあるこの卓上調味料。

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タイのレストランや屋台で必ずと言ってよいほどある4つの調味料。これはタイ語で「クルワンプルーン(เครื่องปรุง)と言います。日本人の私たちには、どうやって使うの?と不思議に思う方も多いかと思います。今回はこの「クルワンプルーン」の使い方をご紹介致します。


まずこの4種類は何かというと、①ナンプラー(漁醤)②ナムターン(砂糖)③ナムソム(お酢)④プリックポン(乾燥唐辛子)

ナンプラーとナムソムに唐辛子をいれて「プリックナンプラー」や「プリックナムソム」になっているお店もあります。※プリック=唐辛子

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それぞれを使って自分好みの味にカスタマイズするための調味料ですが、基本的な役割をご紹介しますね。

①ナンプラー(漁醤):塩辛くしたり、味を濃くするために使用します。少し味が足りないかなと思うときに使用します。

②ナムターン(砂糖):からさをやわらげたり、まろやかにするために使用します。それ以外にもコクを出すために使用するというタイ人もいます。

③ナムソム(お酢):酸味を加えたいときに使用します。ラーメンや餃子のたれにお酢を入れる感覚です!

④プリックポン(唐辛子):辛さを加えたいときに入れます。タイのプリックポンは日本の一味とは比較にならないほど辛いので注意!


「クルワンプルーン」は主に麺類に使用されることが多いです。

レクナーム

タイ現地では麺類が基本的に薄味になっていて、自分で調節します。お店によってスープの濃さが異なるので、そこから自分好みにカスタマイズしていきます。

麺類(汁アリ)には全種類入れるタイ人もいますし、辛さだけを追加する方も。一口食べて味を変え、また一口食べて味を変え・・・。そんな楽しみ方もありますよ。


またタイ料理で有名なパッタイにも、タイ人はクルワンプルーンを使う方もいます。

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あるタイ人は、パッタイにナムターン(砂糖)と唐辛子(プリックポン)をかけて食べていました。甘くするのに、なぜ辛くする??日本人には不思議に思いますが、これがまた良く合うんです。ぜひパッタイを食べたときにはお試しいただきたいと思います。

カオパックン

グリーンアボカド

またチャーハンにはナンプラー(プリックナンプラーをかけるタイ人が多いです。そして唐辛子をそのまま食べます!)

グリーンカレーにもプリックナンプラー。こちらはカレーの方にかけるのではなく、ごはんにかけて。そしてさらにカレーもごはんにかけて食べます。


日本人的には、料理をつくってくれた人に失礼なのでは?とも思いますが、そこはタイ流。自分の味覚にあったおいしい料理を食べるのが一番と考えているので、問題ありません!使い方のわからなかった方も、ぜひクルワンプルーンを使って自分が一番好きな味を探してみてください!

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