史上最強の哲学入門 本要約

◆絶対的真理は有るのか? ーレヴィナスー
 ◎絶対的な真理はない、そこには主張を否定する他者と言う存在があるから
 ◎物理の世界の真理とは
  ・物質現象を解明する事
  ・観測することができる領域内での条件付き真理
  ・観測できないものに対してはおそらく真理はこうという世界
 ◎数学の世界の真理とは
  ・公理と言う条件の範囲内での真理
  ・本当に成り立っているのか証明できない数式を作り出すことができる
 ◎他者とは
  ・主張を否定してくるもの
  ・自分の思い通りにいかないもの
  ・他者の存在は絶対的に否定されない真の答えには辿り着けない
 ◎絶対的真理の世界
  ・何の知的好奇心もわかない退屈な世界
  ・他者と言う存在があることで人生には希望や未来がある
 ◎真理とは
  ・真理と言う幻想は人間の真理を求める熱い想いの原動力になる
  ・そこに真理があるのではないか
  ・絶対的な真理がないから知的好奇心をもって無限に作り続けている


◆なぜ働かなければいけないのか? ーマルクスー
 ◎資本家が労働力を搾取しているという構造だから
  ・搾取している資本家同士も競争している
 ◎資本主義が終わりを迎えていないのはなぜか
  ・資本主義より優れているシステムが今のところないから
 ◎共産主義
  ・共産主義は国の生産力や品質がどんどん低下
  ・頑張っても頑張らなくても収入が変わらない
  ・今のところ問題を抱えた資本主義で生きていくしかない
 ◎どう生きていくべきなのか
  ・今を生きる労働者が考え新しい価値を創り出していかなければいけない
  ・今は労働力の価値を見直すという歴史の転換点
  ・資本主義社会では新しいものをつくり続けないと崩壊してしまう
  ・生活必需品は自動的に生産、インターネットの普及により安価に娯楽を得ることができる
  ・労働の価値を見失いながらも労働し続けている
  ・新しい歴史的な問題に直面した世代の人類
    労働の意味を見失っている人
    資本主義を維持するために働かされている人
  ・新しい価値を創り出し世界の舵をとっていかなければいけない
 ◎どうやって搾取と言う問題に抗うことができるのか
  ・自分の商品を作る
  ・自分の商品を作りやすい社会
  ・資本家になる

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