シビックプライドを感じる街／コペンハーゲン・プライド2019

2019年9月7日 15:27

シビックプライドとは、その都市に対して市民が誇りに思うこと。
曖昧に感じている地域への愛着とか郷土愛とはちょっと違っていて、権利と義務を持って活動する市民の一人一人が誇りに思っていること。きちんとした当事者意識をもって、地域に関わっていく市民性。

幸運にも今回の旅で、シビックプライドを象徴する出来事に出会いました。

コペンハーゲンプライド2019。
今から30年前の1989年、デンマークでは世界でいちはやく登録パートナーシップ法が成立し、同性婚が認められたそうです。もともとはLGBTの待遇改善を求めて始まったパレードがいまでは地域、企業を巻き込んで盛大なお祭りになっています。

たとえば、この車はフライングタイガー。

ホテルにも大きな垂れ幕。

最初は遠巻きに写真を取っていた自分もいつのまにか、パレードの輪の中でYMCAを踊りながら写真を撮っていました。

カメラを向けると、みなさんとても素敵な笑顔。

自分は東京という街にプライドが持てているだろうか。香港はどうだろう。

コペンハーゲンの街全体がレインボーカラーに染まる光景を眺めながら、思ったこと。
ある日突然出来事が生まれるのではなくて、歴史の全てには文脈があります。それぞれがしっかりと考えていかないといけませんね。
では、また。

サポート、ありがとうございます！撮影してきて欲しい場所などあればリクエストください。飛んでいけるところなら、できるかぎり飛んでいきます♪