Sustainable Hokkaido Hiyama / サステナブル北海道 檜山

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Sustainable Hokkaido Hiyama / サステナブル北海道 檜山

「檜山×□□×脱炭素」をキーワードとして、地域の課題解決のヒントとなる情報をお届けします。檜山地域ゼロカーボン推進室(事務局:檜山振興局 環境生活課)の公式noteです。

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「Sustainable Hokkaido Hiyama / サステナブル北海道 檜山」にようこそ

皆さんは、ご自身が住んでいる地域が好きですか? 海や森、自然が大好き 何も楽しいことがない 街と田舎の間でちょうど良い 何もないことが素晴らしいとか、外から勝手に言わないでほしい 結構都会だし、刺激もあって楽しい 早く出て、都会にいきたい のんびりできて最高だ 色んなことを思ったかも知れません。 でも、きっとなんだかんだ言っても、地元、もっと言えば、 北海道が好きって思っている人は多いのではないでしょうか。 そういった気持ちを大切に、今後も好きな地元、北海道を自分たちの

    • 檜山✕「食品ロス」✕脱炭素

      こんにちは!檜山振興局政策実践チーム(ゼロカーボン)のSです! 今年はお盆を過ぎても暑い日が続いていて、地球温暖化を実感する夏になっていますね… しかし、暦の上ではもう秋!そう、秋といえば「食欲の秋」!笑 檜山地域もこれから実りの秋を迎えます。美味しいお米にじゃがいも、カボチャにそばなど、想像しただけでたくさん食べたくなってしまいますが、皆さん、ついついスーパーで買いすぎてしまったり、外食で頼みすぎて残してしまったり、そんな経験はないでしょうか。 今回は、そんな「食品ロ

      • 脱炭素ボードゲーム「ゼロボン」ってなに?

        きっかけはそんな思いつきでした。 こんにちは!檜山振興局政策実践チーム(ゼロカーボン)のPです! 現在、全世界で様々な取組が行われているカーボンニュートラル(脱炭素)。 新聞やニュースで見かけても言葉が難しく、なかなか理解ができないという人が多いのではないでしょうか? そんな人たちのために、ゼロカーボンをわかりやすく、そしてより身近に感じてもらうために制作したのが、脱炭素系ボードゲーム、通称「ゼロボン」です! 今回は「ゼロボン」の魅力を語らせていただきます! 1.

        • 自動車の脱炭素化!「次世代自動車」って何?【次世代自動車編】

           こんにちは!  以前の記事でお伝えしていましたが、檜山振興局では今年3月から公用車として電気自動車(EV)を導入し、土日祝日にはどなたでも利用可能なカーシェアリング事業を行なっています。  ということで、今回は自動車の脱炭素化「次世代自動車」について書きました! 1 ガソリン車とCO2排出 さて、現在皆さんが街中等でよく見かけるのは、ガソリン自動車なのではないでしょうか。  ガソリンは知ってのとおり化石由来の燃料で、走行時にはCO2を排出します。その量はガソリンおよそ1ℓ

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        「Sustainable Hokkaido Hiyama / サステナブル北海道 檜山」にようこそ

          日本のCO2排出量は増えている?減っている?【解説10】

          1 前回のおさらい 前回は、世界各国と日本の排出量を比較しました。  少しおさらいするとこんな内容でしたね。 さて、今回は日本のCO2排出量の推移について見ていきたいと思います。 2 CO2排出量の推移?  まず、CO2排出量の推移を見てみましょう!  (このグラフは、メタンやフロンなどを含む温室効果ガス全体をCO2換算したものなので、CO2だけの数字よりも排出量が若干多くなっています)  2013年をピークに、右肩下がりに減少しており、2013年度比で−18.4%のC

          日本のCO2排出量は増えている?減っている?【解説10】

          北海道檜山振興局で新たに始まったEV公用車のカーシェアリングって?【特報】

           こんにちは!  先日いくつかのメディア等で、檜山振興局で2023年3月から新たに始まった取組「ゼロカーボンEV公用車カーシェアリング事業」というものが記事になったのですが、ご覧になった方はいらっしゃいますか?  今回は、ちょっぴり横文字多めのこの事業について、その概要や特徴等をご紹介したいと思います。 1 概 要 早速ですが、「ゼロカーボンEV公用車カーシェアリング事業」の概要を簡単に説明すると 「檜山振興局で新たに導入した電気自動車(EV)日産リーフ2台を、開庁日(平日

          北海道檜山振興局で新たに始まったEV公用車のカーシェアリングって?【特報】

          CO2排出量ってどのくらいなの?【解説9】

           かなりお久しぶりの解説編です。   時間が経ってしまいましたが、前回は各国のゼロカーボン達成目標について説明しました。  今回は現状を把握するということで、世界全体のCO2排出量を見ていきたいと思います! 1 世界のCO2排出量  では、さっそく次のグラフをご覧ください。  まず、目に入ってくる世界のCO2排出量合計の数字。なんと335億トン! んーこの数字は流石に実感湧かないですね!  エジプトのクフ王のピラミッドの重さが推定600トンらしいので、ピラミッド5583個

          CO2排出量ってどのくらいなの?【解説9】

          【特報2/2】「サステナブル・アイランド」を目指す!脱炭素先行地域に選ばれた奥尻町はこれからどうなるの?

          前回の特報に続き、今回は脱炭素先行地域に選ばれた奥尻町の計画について解説したいと思います! 1 奥尻島ってどんなところ?  ですが、その前にそもそも奥尻町がどんなところか知らない方もいるかもしれませんので、簡単にご説明します!  奥尻町は北海道の南西部に位置する島で、周囲約68km、人口は約2,400人。 樹齢200年を超える大木のあるブナ林 スクーバダイビングの資格取得ができ、「島留学」として全国から入学者が集まる奥尻高校 海底がくっきり見える程の透明度の高い海

          【特報2/2】「サステナブル・アイランド」を目指す!脱炭素先行地域に選ばれた奥尻町はこれからどうなるの?

          【特報1/2】奥尻町が選ばれた「脱炭素先行地域」って何?

           こんにちは!  先日、檜山管内の奥尻町が「脱炭素先行地域」というものに選定され話題になったのですが、皆さんはご存じでしたか?😳  これに選ばれたことは実はスゴいことなのですが、普段聞きなれない言葉だと思いますので、今回はそんな”ホットな話題”の「脱炭素先行地域」について説明したいと思います!  1 脱炭素先行地域とは? さて、脱炭素先行地域ですが、簡単にいうとこんな感じです!  ん〜、頑張って簡単に説明したつもりですが、「民生部門」、「運輸部門」それでも難しそうな言葉が

          【特報1/2】奥尻町が選ばれた「脱炭素先行地域」って何?

          どうなっているの?世界各国の温室効果ガス削減目標【解説8】

           お久しぶりです。2022年の夏も終盤に差し掛かり、今年も残り4ヶ月程しかない現実を受け止めきれていないスタッフTです。  ということで、大分時間が経ってしまいましたが、今回はパリ協定後の世界各国の温室効果ガスの削減目標について簡単にご説明します! 1 2℃未満に抑えられない!?  2015年のパリ協定では、世界全体の長期目標の中で、「産業革命以降の温度上昇を2℃未満、できれば1.5℃に抑える努力をする」ということが定められました。  そして、各国はそれぞれNDC(温室

          どうなっているの?世界各国の温室効果ガス削減目標【解説8】

          ゼロカーボンってどう思ってる?【番外編】〜ゼロカーボンに関する道民意識調査の結果〜

           お久しぶりです。ジメジメむしむしする日が増えてきましたね。  今年は統計史上最も早い梅雨明けが相次ぎ、記録的な猛暑となっています。  気候変動の関係性について、気象予報士・千種ゆり子さんが解説した記事がありますので、本題の前にちょっとご紹介します。  ところで、今更かもしれませんが、みなさん「ゼロカーボン」についてどのくらい知っていますか?  おそらくこのnoteを読んでくださっている方は、気候変動に関心がある方だと思うので、色々とご存知の方が多いのではないでしょうか?

          ゼロカーボンってどう思ってる?【番外編】〜ゼロカーボンに関する道民意識調査の結果〜

          パリ協定って何?さっパリわからない人へ【解説7】

          さて、今回はパリ協定についてです。 カーボンニュートラルや地球温暖化対策の話題でよく耳にする「パリ協定」。 なんだか重要らしいけどさっパリわからない!なんて人も少なくないのではないでしょうか? ということで、ポイントを絞ってなるべくわかりやすく説明したいと思います。 1.前回のおさらい 京都議定書では、先進国のみが温室効果ガスの排出削減義務を負い、また世界最大の排出国であったアメリカの不参加等、世界の足並みが揃いませんでした。  そのため、排出削減義務を負わない開発途上締約

          パリ協定って何?さっパリわからない人へ【解説7】

          地球温暖化対策はいつから始まった?パリ協定までの話【解説6】

           こんにちはスタッフTです。  6月になりましたが、まだ夜は肌寒いですね。  実は6月は「環境月間」と言われています!  ということで、このnoteの記事を読み、いいねとフォローボタンをポチッとして、一緒に環境について考えてみませんか?  さて、前回の記事では、CO2の排出量が増えていき、世界の国々が地球温暖化を重く受け止めたということをお話ししました。  今回は温暖化対策の道のりについてお話ししたいと思います。 1 地球温暖化の研究 はじめに、地球の気温上昇とCO2放

          地球温暖化対策はいつから始まった?パリ協定までの話【解説6】

          エネルギーの転換!CO₂はこうして増えた?【解説5】

           今回はこれまでとは少し話は変わり、「人類のエネルギー転換」についてです。  エネルギーとCO₂(二酸化炭素)には深い関係があるので、簡単にお話したいと思います。 第1回エネルギー転換〜火〜 人類が初めて手にしたエネルギーは、火が持つ熱と光のエネルギーでした。  一説には約50万年前頃に北京原人が最初に火を使ったと言われています。  それまでは、自分のエネルギー、すなわち人力のエネルギーでした。物を運ぶ、木に登り木の実を取る等して暮らしていました。  しかし、火を使えるよう

          エネルギーの転換!CO₂はこうして増えた?【解説5】

          地球温暖化が引き起こす問題【解説4】

           ゴールデンウィーク後半に松前町の桜を見に行ったスタッフTです。  ちょっと見に行く時期が遅かったので、お城周辺の桜は若干散ってしまっていましたが、それでもお城に映える綺麗な桜を見られて大満足でした。  さて、これまでは地球温暖化の仕組みや2100年には地球の平均気温が約4度上昇すること(檜山地域は、4.6度上昇する予測)等をお話ししてきました。 ※詳しくは、「地球の平熱のお話【解説1】をご覧ください  ですが、実際のところ「気温が上昇したから何が困るの?」、「私は暑い季節

          地球温暖化が引き起こす問題【解説4】

          家庭で出来る脱炭素って? vol.2

          T「Sさん!こないだの記事周りから評判良かったですよ!」 S「おお!それは良かった!Tくんはちゃんと実家の電球変えたかい?」 T「もちろんですよ!思ったより白熱灯が多くてびっくりしました。家族も喜んでましたよ!今日も家庭で出来る脱炭素を教えてください!」 S「その前に、イニシャルだと分かりにくいという声が多かったので、このテーマでは今日からTは”たかし”、Sは”さとる”にしよう。」 たかし「”たかし”って小学校の教科書でいつもネタになる子どもじゃないですか!?あと、”さとる”