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北海道檜山振興局で新たに始まったEV公用車のカーシェアリングって?【特報】

 こんにちは!
 先日いくつかのメディア等で、檜山振興局で2023年3月から新たに始まった取組「ゼロカーボンEV公用車カーシェアリング事業」というものが記事になったのですが、ご覧になった方はいらっしゃいますか?
 今回は、ちょっぴり横文字多めのこの事業について、その概要や特徴等をご紹介したいと思います。

1 概 要

 早速ですが、「ゼロカーボンEV公用車カーシェアリング事業」の概要を簡単に説明すると
「檜山振興局で新たに導入した電気自動車(EV)日産リーフ2台を、開庁日(平日)は檜山振興局の公用車として使用し、閉庁日(土日・祝日)にはどなたでも利用できるカーシェアリングをやりますよ!」
というものです。

 EV日産リーフ2台
 ○平日 → 檜山振興局の公用車として使用
 ●土日・祝日 → 誰でも利用可能
 

2 特 徴

(1) 走行時のCO2排出ゼロ!

 実は、今回のEV導入と合わせて、檜山振興局駐車場に新たに太陽光発電設備付きカーポートも設置しました!
 EVの動力となる電気は基本的に再エネで賄っているため、CO2を排出しない「ゼロカーボン・ドライブ」を実現しています!
 EVの走行可能距離は約320㎞なので、檜山管内のドライブであれば途中で充電する必要はほとんどありません!
 万が一充電が必要になった場合でも、道の駅や自動車販売店等に設置されている充電設備を無料で使える給電カードが車内に備え付けられているので、遠出のドライブでもご安心ください! 

(2) 誰でも利用できる!

 閉庁日(土日・祝日)のカーシェアリングは、檜山管内在住の方に限らず、どなたでもご利用いただけます。

・EVの購入を検討している
・お買い物や送迎に
・遠出のドライブに
・奥尻町から江差に来られる方
・出張や観光で江差町に来られた方 …等

 EVの利用料金は、最短15分単位やパック料金が設定されていますので、日常のちょっとした用事から観光の際の移動手段として等、様々な用途に合わせてご利用いただき、脱炭素社会を身近に感じてもらえればと思っています!

(3)災害時の非常用電力にもなる

 また、災害等により檜山振興局の庁舎が停電となってしまった場合でも、EVの電力を庁舎に供給することができます(V2B)。
 さらに、外部給電機と言う装置を使うことで、EVの電気を取り出して使用することができるので、避難所に電気を供給するというような使い方もできます。
 EVを導入したことで、災害時の対応力(災害レジリエンス)が向上するというメリットもあります。
 ちなみに、ご家庭でEVを購入する場合にも、V2Hというものを導入することで、EVの電気を自宅に供給することができるので、災害への備えができますよ!

3 カーシェアリング利用方法

 最後に、カーシェアリングを利用するための手順を簡単にご説明します!

(1)会員登録

 ご利用いただくには、まずNISSAN-eシェアモビサイトで事前に会員登録をする必要があります。
 クレジットカード、免許証を手元に用意し、以下のページから会員登録手続きを行なってください!

 スタッフTも会員登録してみましたが、10分程度で会員登録の申請が終わり、後日、会員登録が完了した旨のメールが届きました!

(2)利用予約

 会員登録後に日産e -シェアモビサイトにログインし、利用を希望する日時で予約をします。

利用予約画面

 利用予約は、利用日の2週間前から予約が可能になります。

(3)利用・精算

 予約した日時に檜山振興局駐車場に来ていただければ利用できます!
 料金は会員登録時のクレジットカード払いとなので、毎回に支払いをする手間がありません!便利ですね!
 ※その他、詳しい手続きは日産e -シェアモビサイトをご確認ください!

 NISSAN e-シェアモビパンフレットより

4 最後に

 以上、「ゼロカーボンEV公用車カーシェアリング事業」についてでした。
ここまでの説明を読めば、横文字の意味もなんとなくお分かりいただけたのではないでしょうか。
 ということで、江差町にお住まいの方、観光等でいらっしゃる方は、ぜひ檜山振興局のEV公用車を利用してみてください!
 それではまた!

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