見出し画像

【30代のキャリア #2】軸について

今後のキャリア形成について迷走中の32歳です。
(自己紹介は前回noteにて)

はじめに / 本記事について

前回同様に頭の中を整理するために書いていますが、せっかくなので誰かの参考になればと✨

内容的にIT業界や転職のことが多いかと思いますので、以下のような方々が通勤・通学中にウルトラソウルでも聴きながら参考程度にご覧頂ければと思います🔥

【なんとなく、このような方々に見て頂くのが良さそう】
・進路についてイメージが湧かない学生
・今から就活を迎え、IT業界を志す大学生
・新卒で入った会社で揉まれる若手社員
・同じくキャリア形成について迷走する同世代

今回はIT業界を志したきっかけと、次回以降は1社目のエピソードについて書き綴っていきます。

IT業界を志したきっかけ

前回noteの通り日本の有名メーカーに憧れを抱いていた大学時代の私ですが、トヨタ生産方式をはじめとした生産管理を学ぶにつれ工場のシステムやシステムを作る仕事に関心がシフトしていきました。
※表題の「軸について」は、この頃けっこうブレていたように思います。

今のIT業界を志すきっかけとなったのが、大学2年の頃に学内で参加者を募っていた関西のものづくり企業を見て回れるという3泊4日のツアーです。

自動車の生産ラインなどに代表される「ライン生産方式」の現場を一度見てみたかったのと中小企業など複数製品を少人数で生産する「セル生産方式」についても関心があったため、このようなツアーは当時の私にとって待ち望んだツアーでした。

システムエンジニアを知る

このツアーで一番印象に残ったのは、トヨタ生産方式でも有名なライン現場での「カイゼン」や「ジャストインタイム」を支えているのがシステムであり情報技術であり、それを作るシステムエンジニアという職業があるということです。

文系の大学だったのでメーカーの開発者は諦めていたもののIT業界であればメーカーを支えられる、文系でもチャレンジできる、「システム」というものづくりが自分にもできるということでIT業界を志すことになりました。

どんな会社を見て回ったか、などは別途大学時代にフォーカスした記事を書ければと思いますので今回は割愛いたします。

そんなこんなで大学2年、3年の時に大阪の会社説明会で出会ったのが1社目の会社でした。
1社目のネットワンシステムズについては次回の記事にて!

文系でも、モノづくりはできる

当時関西ツアーに連れて行って下さった、生産管理論の講義を担当されていた教授の言葉です。

例えば自動車メーカーを希望して新卒採用のページを見てみると、文系の学生となると必然的に応募するポジションはディーラーの営業か企画事務など、モノづくりに携わることは難しい職種になります。

しかしシステムエンジニアは会社毎に若干定義が異なりますが、お客様とモノづくり現場の業務課題を一緒に考えプログラマーと議論し、一緒にシステムを作っていくことができる、と先生から伺いました。

「あれ、あなた今営業じゃなかったっけ?」とツッコミを受けそうですが、会社によっては営業の裁量が大きくシステムの検討フェーズも営業ができるところもあるため、新卒から現在まで営業を続けています。

システムをお客様やSEと作り上げる楽しさ

パソコンを大学から触り始めたITリテラシーゼロの自分からしてみると、IT業界は知らないことだらけでしたが、インターネット黎明期に成長してきた会社で経験を積めたことは現在のキャリアにおいてもかなり良い経験となりました。(詳細は次回)

最前線でお客様の課題に向き合い、情報技術の力でそれを解決する。
次々に出てくる新しい技術を社内で検証しお客様にご提案する。
提案書を作っている時間は非常にワクワクしている自分がいて、自分とお客様で考えたシステムが現実のものとなる瞬間は達成感がありました。

今はSIerという立場からクラウドベンダーという立場になりましたが、最前線でお客様の課題を解決するという「軸」は変わっていないのかなと、この記事を書きながら感じています。
大学当時は何を自分の「軸」とするかなんてイメージできていませんでしたが、自分がどんな時にテンションが上がるか、どんな時に喜びを感じるかで「軸」を考えるのが良いのかな、と思った今日この頃です。

30代はその先の「プレーヤー」としてスキルを磨き続けるか、「管理職」として経験を積むか、人によって進む方向が変わってくると感じています。
自分はまだまだ経験不足で管理職は到底イメージが湧きませんが、noteで整理する中で進むべき方向性を考えられたらなあと思います。

ではまた次回で👋


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?