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僕が小学生のとき、
忘れられない先生との出会いがありました。

その先生は、
ただ授業で勉強だけを教えるのではなく、
一人ひとりの課題にとことん向き合ってくれました。

時には休み時間や放課後も
ずっと僕の課題に寄り添って熱心にサポートしてくれました。

そして、
学ぶ楽しさや生きる喜び、
挑戦の先の喜びや失敗の悔しさ、
自分の課題と向き合うことの大切さ

こんなことを日々実感させてくれました。

その先生の影響で小学生の僕は

「オレも小学校の先生になりたい!」

という夢を抱くようになりました。

「先生」として

そして月日は流れ教育学部を卒業した僕は、
5度目の教員採用試験でついに夢が実現しました。

それからは、
子ども達の笑顔や成長と毎日向き合える嬉しさと喜びを感じながら
充実した教員人生を送っていました。

しかし一方で、
学校の教室にはいつも

「実は困っている子」が存在していることに気づきました。

それは教員人生をスタートした12年前も、そして今もです。

「実は困っている子」というのは、
明らかに「勉強ができない」とか「悩みごとがある」という子ではなく、

自分が困っていることをうまく表現できない子や、
自分が困っていることに気づいてさえいない子のことです。

その子たちはまるで

「自分は勉強が得意じゃないけど、全然できないわけじゃない」
「あの子のほうが悩みが深いから、私は大丈夫です」

そんな言葉で必死に困っている自分を隠そうとしているようにも見えました。

学校では先生方が毎日のように授業研究を重ねています。
そして地域にはたくさんの学習塾や通信教材であふれています。

それなのに、
学校の教室にはずっとずっと「実は困っている子」が存在しているのでした。

僕はこのことに、強い疑問と課題感を抱いていました。
そして、日に日にこの子たちを救いたいという思いが強くなっていくのでした。

手の届かない悔しさ

そんな中、
今の学校教育のシステムの中で、
一人ひとりの子ども達にとことん向き合うことの難しさを日々感じていました。

「本当はもっとできるのに」
「この子の良さはこんなもんじゃないのに」
「もっと話を聞いてあげられれば」

このような思いとは裏腹に、
多大な仕事量と30名を超えるクラスの子ども達を前に、

実は困っている子に
「とことん向き合うこと」
どうしてもできない悔しさでいっぱいでした。

そしてその悔しさは後に、
僕が新しい道へ挑戦する原動力となったのでした。

教育をめざした原点

教育委員会での研究や育児休暇の経験を経て、
僕の教育観は少しずつ変わっていきました。

いや、変わったというよりは、
原点に戻ったという表現が正しいかもしれません。

僕がやりたい教育は当時憧れたあの先生のように
「一人ひとりの課題を解決するためにとことんサポートする」ことです。

しかし、
今の学校現場でこの教育を実現するのは、
正直、不可能に近いことでした。

気づき・決意

悩んだ僕はあることに気がつきました。

それは、
「学校の先生」がやりたかったのではなく「教育」がしたかったんだということです。

その気づきが、僕を新たな道へと導きました。

そしてついに、
人生の新しい挑戦として、
夢だった小学校の先生を退職し、
生まれ育った首里平良町で学習塾を開くことを決意しました。

思い

僕は、自分が実現したい教育への思いを込めて

塾の名前を

個別サポート塾「翔」としました。

  • 子ども達一人ひとりの「わかった!」「できた!」が生まれる場所

  • 自信がついて笑顔になれる場所

  • そしていつか、胸を張って社会に翔たいていける場所

それが個別サポート塾「翔」、

略して「サポショウ」です。

学び・挑戦・成長

サポショウは僕の挑戦です。

正直、不安もあります。
教員人生を突き進んでいた僕が学習塾の運営をするのですから
当然、わからないことだらけです。

しかしだからこそ、
僕は子ども達と一緒に学び、成長していきます。

  • 学んでいない大人の「勉強しなさい!」は子ども達には届きません。

  • 成長しようとしない大人の「やればできる!」は子ども達には伝わりません。

  • 挑戦していない大人の「挑戦だ!チャレンジだ!」は子ども達には響きません。

だから僕は学びます。
だから僕は挑戦します。
だから僕は成長していきます。

子どもたちに共感を伴った言葉をかけてあげらえるように。

子どもも、そして大人も

サポショウの受講生はみんな、挑戦しています。

自分の取り組むべき課題と向き合うことで、
いつも真剣そのものです。

そして嬉しいことに、
親御さんまで変化が見られるようになりました。

  • 「今まで良かれと思ってたことが間違ってました!」

  • 「わが子との向き合い方がわかりました!」

  • 「私もわが子のために頑張ってみます!」

というお言葉を続々と頂いております。

これは僕にとって、この上ない喜びです。

子どもが変わるには、僕たち大人が変わる必要があるからです。
それが親御さんにも伝わった瞬間でした。

家族のワクワクとハッピーのために


わが子の自信は家族のワクワクに。
わが子の笑顔は家族のハッピーに。

僕も3児の父親です。
子育ての難しさは日々痛感しています。

しかし、
わが子の自信と笑顔が、
家族に幸せをもたらしてくれることも実感しています。

サポショウへ通う子ども達や親御さんが、
自信をつけて笑顔になること。

これが僕の願いであり、使命です。


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