第１部　大手メーカーを辞める

初めての有料記事です。

今回は、私が27歳の頃に経験した転職活動を３部作でまとめてみます。

第１部では、大手メーカーで働いていた頃から、辞めるまでの物語。

第２部は辞めてから、転職活動が終わるまで。

そして、第３部では、転職活動が終わってから現在に至るまでの心境を綴ります。

転職するか迷っている方や、「一歩踏み出す勇気が欲しい！」と思っている方の参考にしていただけたら幸いです。

それでは、まず第１部からです。どうぞ。

新卒で大手メーカーに入社

新卒で大手メーカーに入社しました。

当時私は２４才。

浪人と休学で２年遅れの就職になります。

その会社は１部上場企業で、グループ会社も多数ありました。

BtoBの会社なので、世間ではあまり知られていませんが、

100年以上の歴史があり、創設されてからずっと業界トップを走り続ける、

そんな会社の営業部に配属されたのでした。

転勤の連続

初めに配属されたのは、九州の工場でした。

メーカーなので、全国に１５カ所くらいに工場があり、

地方の場合は工場勤務、関東の場合は、本社（ビル）勤務でした。

私がこの会社で働いていたのは３年半だったのですが、

３年半の間に２回転勤があり、事業所としては３カ所で働いていたことになります。

場所は九州、関東、東北の３カ所。

九州の工場で１年勤務したのち、本社で１年半、最後に東北で１年。

ざっくりはこんな感じです。

東北の工場がきっかけで退職することになるのですが、

今思い返すと、「あのタイミングで東北に行かせてもらえて本当によかった」と思います。

東北の工場での経験

「営業マン」と言いつつ、それまでは内勤がメインの仕事だった。

東北工場では、初めて外勤、つまり客先営業を経験した。

メンバーは少数で、

部長（男性、60歳くらい、ヤクザのような威圧感・偉そうな性格）

課長（男性、50歳くらい、なよなよしていて、部長を恐れている）

係長（男性、45歳くらい、大雑把な性格）

私（当時27歳）

の4人だった。