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初めまして。珈琲日記のひげのマスターこと小林正哉と申します。

noteはかなり前からアカウントを登録していましたが、現場が忙しすぎて投稿するタイミングを失っていました。

noteを始めようと思ったきっかけは、自分自身がInstagramの使い方を間違えているなぁ。。。と、常に思っていたからです。笑

既に珈琲日記のインスタをフォローしてくださっている方々はご存知のはずですが、Instagramが長文なんですよね。。

ブログ世代のひげは、SNSがブログになってしまっています。
なんだか、伝えたいこと、発信したいことが多すぎまして、、、
結局長くなってしまうのです。

それでも、しっかりと最後まで読んでくださるお客様が多く、お店にいらした時にも、
「いつも長文を楽しみにしてますよ!」なんて言ってくださったり。
学生さんなどは
「今どきはSNSで、長文を投稿する人がいないので、逆に興味が湧いてじっくり読んでしまいます。」

なんて言われたり。。。

そんなこと言われてしまうと、すぐ調子に乗ってしまうのが、ひげの悪い癖。

いっぱい書いちゃう。

でも、この「note」では、カフェ・喫茶店、そして飲食店のプロの方々向けの専門的なことから、一般のお客様までが楽しんでいただけるような「プロ目線」の日々、出来事、感じたことをポジティブに書き記していきたいと考えています。

特に日々楽しみながらも戦ってらっしゃるプロの方々、そしてこれからプロを目指す方々に、少しでもお役に立てたら幸いです。

遅くなりましたが、「ひげのマスター」こと、わたくし小林正哉は、35年前に横浜市にて喫茶店を創業しまして、現在「珈琲日記」という屋号のお店を東京にて7年経営しております。いえ、経営しておりました。

と言いますのも、2024年3月16日にて、四ツ谷での喫茶営業を終了しております。

正確には、移転準備中ということになりますが、現在着々と準備が進んでおります。

これまでの詳しい経緯は、また後日ということにさせていただきますが、
実は、お店が忙しすぎて、一昨年に身体を壊してしまいました。
お店が忙しいことはとてもありがたいことなのですし、現場が大好きな私としてもとても嬉しいことです。

しかし、年齢とともに思っていたよりも体力がもたなくなっていたのですね。
これでも同級生の中ではタフな方なのですが。。

飲食店を辞める原因は、「暇すぎ」か「忙しすぎ」かのどちらかだと言われています。
その説に負けたくはなかったのですが、メンタルが元気でも身体が壊れてしまうとどうにもなりません。

そのタイミングで、以前までやっていたカフェのプロデュースの相談が増えてまいりましたので、自分の身体を労わるためにも、、また、後輩を育てて技術や知識を継承していくことにも尽力することを決めたのです。

現在も、プロデュースしているクライアントが、6月オープンに向けて動き出しています。

物件を探して紹介。
物件の調査。(業態に必要な設備は最低限揃っているか、低コストで設備を引けるかなど)
仲介業者と大家さんとの打ち合わせ。
契約の進め方。
内装屋さんの紹介
レイアウト図面の作成。
イニシャルコストと予算のすり合わせ。
などなど、オープンまでにやることはきりがないほどたくさんあります。

クライアントは、自分で全てやっていると、段々と疲れてきて、楽しいはずの行動がマリッジブルーと同じように、落ち込んできます。
特にすべての見積りが上がってきた瞬間、ブルー状態はマックスになることが多いです。

そこで、やりたいことを無理してやってしまうか、どこまで妥協して進めていくかを上手にサポートするのも私たちの仕事です。

オープンしたてのお店の方々は経験済みだと思います。

実際に運営がスタートしてから数か月経つと、「あの時、無理しなければ良かった」と後悔する人は少なくありません。

今の情報社会では、良くも悪くも、お店の評判が広がるのはとても早く、悪い方に広がらずとも、「普通」を維持しつづけるのも資金的体力が必要となります。

数百万円の運転資金の持ち出しなど、あっという間です。

オープン前の準備段階で、どこにお金をかけるのか、どこを削るべきなのか、ちょっとした間違いで、一瞬にして夢であった城が崩壊します。

商売は決してギャンブルではありません。

確実な商売をしていくためのお手伝いをするのが、私たちに求められる最も重要な仕事です。

ちょっと重い話になってしまいましたが、これが現実です。

それでも、クライアントさんのこれからが楽しみで仕方ありません。

成功するための方程式はありますし、現代社会で珈琲日記は実践済みです。

ブームではなく、長く愛されること。

私自身の身体を労わりながら、大好きな喫茶業に携わっていく方法、そして現場にまた復帰する方法を模索しながらのこの数か月でしたが、既に始まっています。

皆様、楽しみにしていてください。

では、また。

いってきます。


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