シロイ・モヤ

ネオ・アタック56丁目

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最近の記事

12月

師走になりましたね。 皆様、年末年始に向けて、慌ただしい日々を過ごしていることと思います。 毎週火曜日お昼12時から全国38局ネットで放送中 「Relax Time」 パーソナリティのCHiHOです。 さあ、Relax Timeでは皆様からのmessageをお待ちしております。 早速読んでいきましょう。 ラジオネームぺっちゃんさん 「右のキンタマが左のそれよりも著しく膨れてきております。年の瀬だからでしょうか?」 はい。ぺっちゃんさん、ありがとうございます。 今、私の

    • 才田 近史郎(さいだ こんしろう)と申します!我、これより就活に入る!

      才田 近史郎と申します! 年は三十六になります! 少しばかし、前職の話します! 勤務態度は比較的真面目!ですが、上司の葉山さんに、奥さんの写真を見せられた際に「乳輪がでかそうですね。」と正直な感想を述べたところ、翌日には人事に呼び出され「コンプライアンス違反でしゅ。」って、解雇です! よって我、その日から就活に入っております! まずは、第一関門となる「書類選考」でありましたが、日頃より辻ちゃんのブログを愛読していることにより、文章力は鍛えられていると自負しておりました!

      • 今週の踊るヒット賞

        デケデッデケデッ! 今週のおーどるっヒット賞~!! 今回は 地獄の業火に焼かれながらも梅沢富美男が言い放った「らしさ」全開の一言! 梅沢富美男 「バァアアアア!!バァアアアア!」 さんま 「ファアアア!!!!」 梅沢富美男 「イタスケ(板垣退助の略)!!俺は、貴様を尊敬しるッッッ!!!!」 梅沢さんには何かサランラップの代用品になるようなモノを送っておきますね♪ デケデッデケデッ! 今週のおーどるっヒット賞~!! 今回は ミクロネシア連邦で海賊に襲われ九死に

        • デス・ちんこ

          「6月6日に咲耶を殺そう。」 秀太が震える声で呟く。 額にはプツプツと汗が滲み出ており、目を充血し、異様な光を放ちながら妻の美恵子をしとかりと見据えていた。 雨がジトジトと降り続き、何か殺してやろうかと苛立つ程に蒸し暑い日に、轍 咲耶(わだち さくや)は産まれた。 素直ないい子であった。 学校であったことも、帰ってくると直ぐに全てを報告してくる。 秀太も美恵子も、楽しそうに話す姿が何よりも好きであった。 咲耶の身に異変が起きたのは大学に進学して数ヶ月経った頃であった。

          新進気鋭の人気落語家 毒々亭 獲彼岸手(どくどくてい えるひがんて)の真髄見たり

          昨今の落語ブームの中で、各種メディアに引っ張りダコとなっている落語家がいる。 毒々亭 獲彼岸手(どくどくてい えるひがんて)だ。 今回は特別に許可を頂き、彼の公演の一部を文字として起こし、ここに書き記す。 チケットが販売されると数分で完売する程の人気のものだ。 貴重な体験を是非とも味わっていただけたら幸いである。 (出囃子)チャンチャンチャカチャン (獲彼岸手が登場すると客席は割れんばかりの拍手に包まれる) 「ええー……、おほん……(ゆっくりと客席を見渡す)今日の客席、

          新進気鋭の人気落語家 毒々亭 獲彼岸手(どくどくてい えるひがんて)の真髄見たり

          私とキンタマおじさん

          晩秋の日本天台三総本山「比叡山延暦寺」にキンタマおじさんあらわる。 木々が色づき、目にも鮮やかな色彩に心奪われる人々の前にキンタマおじさん威風堂々と馳せ参じる。 キタノマチカラ、ミナミノマチまで 素敵な「夢」を届けます。 キンタマおじさん、御自慢のキンタマを周囲に見せつける。 開けっ広げの夢。 キンタマおじさんのキンタマを見た方々の感想 「思ってたよりも、違和感はなかった。」 「手触りは絹そのもの。」 「エッチな女子大生です。体の関係を持ちたいって人はDMください

          私とキンタマおじさん

          冷たい雨の降る夜に

          まるで寒さに震える「アギ」のようであった。 雨が激しく地面を叩き、外の空気が異様に冷たい十月の夜のことであった。 一人の少女が門の前に座り込んでいるのを、警備のマルコスが発見して連絡をしてきたのだ。 少女の全身はずぶ濡れとなっており、白いワンピースからは、微かに血色を残した肌が透けて見えていた。 少女は黙って俯いていたが、身体はガタガタと震えていた。 気の毒になった私は少女を屋敷へと入れた。 メイドのリッカスに直ぐ様、風呂を入れるように命じ、食事も用意させた。 風

          冷たい雨の降る夜に

          この先の希望

          とある零細企業、(有)大モンゴル工務店に『中川大志』という男有り。 この男、名前こそ中川大志であるが、歳は四十六にして歯が数本溶けている、似ても似つかぬ腑抜けた面の企業戦士である。 私の名前は中川大志。 工務店で働く会社員である。 皆様方よ、今、私は非常にエキサイティングに昂っているのだ。 本日付で弊社に入社した中途社員、場連 吉人喪(ばれん よしとも)の存在がその要因である。 歳は二十七の若者で、整髪剤で必要以上に固められたクールな頭髪に、よく焼けた肌。 制服は胸元までガ

          この先の希望

          狂ったソレ

          これを不条理と呼ばずして、何と呼ぼうか。 私は元々、『若者に大人気の飲料水』という、ようわからんキャッチコピーの健康食品を個人宅に売りつけにいく仕事をしていた。 何百件と断られ、『若いもんには売れない』という、キャッチコピーを覆す結論を導きだし、年寄り相手に売り付けようとシフトチェンジしたのが運の月。 ある家の婆さんに「年寄りをそんなに苛めないで。」と号泣されもんで。 そんなもんを見て、こちらも『ええいや婆からもらい泣き』した瞬間、ぷつっと心の中で何かが切れた音がした。

          愛欲の怪物

          「ヨシ君てさ、クズだし、金もないし、普通に暴力とか振るってきちゃうけど、でも、エッチは凄いうまいんだ。」 恍惚とした表情を浮かべた咲(えみ)は、アイスコーヒーをストローでクルリとかき混ぜてみせた。 『へえ、そうなんだ……。でも、咲ならもっといい男いるんじゃないの。ほら、同じ会社のマサヒロ先輩、格好いいって言ってたじゃない。』 私は咲のことが、どうにも心配になっていた。 「あの人、確かに顔はいいわ。顔ならヨシ君より、全然いいわ。ヨシ君はナメクジの裏側みたいな顔してるから

          行ったこともない合法風俗~バンドの娘~

          少し日に焼けた肌に、首から下げられたチョーカーが特徴的な嬢でありました。 シルバーのチョーカーは「JB」と型どられており、昔の英語であそぼのアイツのまんまソレでありました。何処で手に入れたのか。 「アタシね、昔、バンドやってたんよ。」 「へえへえ、バンドですか。」 確かに言われてみれば、何処と無くそんな感じするような。私は興味を惹かれ嬢をジッと見ました。 嬢は少し恥ずかしそうに照れながら続けました。 「ええ。三人組のガールズバンド。売れる前に解散しちゃったんだけど、

          行ったこともない合法風俗~バンドの娘~

          行ったこともない合法風俗~割烹着サロンM~

          寝台の上で私に跨がる嬢の首もとには、潔いくらいにそのまんま「ぐ~チョコランタンのスプーのラッパ」が彫られておりました故、何だか心配になってしまい、 「これ。大丈夫なんですか。権利とか。受信料とか。」 と素直に問うてみますに、 嬢はニカリと、細かすぎるビッシリ歯(ビッシリパ)を剥き出して笑い、 「あんたには関係ないじゃろ。嫁か。」 と私の頬をしこたまに張ってきやがりましたのです。 飛龍革命の時だって、もう少しマシな張り手だった筈、と私は激昂し、嬢に思い切り張り返すと、細かいビ

          行ったこともない合法風俗~割烹着サロンM~

          行ったこともない合法風俗~エッチな奥様のぞき部屋編~

          煌びやかなネオンが光る通りは様々な人で賑わっておりました。 客引き、酔っぱらい、カップル、エトセトラ、エトセトラ… 私は普段このような場所には滅多に訪れない為、伏し目がちにキョロキョロ辺りを見回しながら、やや急ぎ足でそこを通らんとしておりました。 実は自らの意思で、この場に足を運んだのですが、それにも関わらず、我ながら情けないものです。 「お兄さん、お兄さん、ちょっと、ちょっと。」 一人の客引きが私を呼び止めました。 「ウチ寄ってかない?サービスするだよ。」 助

          行ったこともない合法風俗~エッチな奥様のぞき部屋編~

          閃光

          某県は某所にある、「フロンガスとメタンガスをアレして物凄いガスを生成する工場」にて、同社社員の堀ノ内 健隙(36)が陰部を切り取られた状態で遺体で発見されるという凄惨な事件が発生した。 注目すべきは、陰部が切り取られたらことにあらず、何と切り取られた陰部が解剖の結果、毒ウーパールーパーの四千倍に相当する猛毒を含んだ、毒チンコであることが判明したのだ。 堀ノ内が何故、毒チンコ保有者であったのか、警察は母親である堀ノ内 パペピ(75)に聴取を行ったが、「満足させられるとは存じ

          奇跡を喚ぶ

          とある村での出来事。 その村では「食事」に関するモラルや何やらが著しく欠落しており、肉や魚、野菜なぞ、一般的に日本人が食しているものというものは決して手をつけない。 食すものと言うと、良くて虫、悪くて鉄屑や銅線という徹底的な変態ぶりである。 ある日、その村に突然の来訪者である「岡園」と名乗る男が現わす。 滅多に部外者が入ってくることの無い村である。皆、ひどく驚いた。 村の長である秋曼荼羅(あきまんだら)が一歩前へと踏み出し、岡園に問い掛けた。 「こんな何もない村に何か

          変態名人 竜王戦

          A県にある県立女学校にて、とある男が深夜校舎に忍び込み、生徒の所持品を盗難したとして逮捕された。 男の名は笑(えみ)といい、 血色の悪い青白い肌にゲッソリと痩せた頬、ギョロギョロとした大きな目が溢れ落ちそうなほど飛び出ており、何とも怪しい風貌が特徴的である。 笑の取り調べはベテランの正岡警部により、行われた。 正岡警部の取り調べに対して、笑は快活な声でハキハキと答えた。 その見た目とは裏腹に健康的な喋り方に、最初は皆、面喰らって唖然としていた。 以下にその時の正岡警部

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