ちょっと、休憩しませんか❓️解雇の時、全人格否定するのは会社の常套手段です❗️
ちょっと視点を変えて、ちょっと新しい視点で、少し深呼吸しませんか❓️
明日から会社に来なくていい❗️
クビだ❗️
荷物をまとめて出てけ❗️
などと、暴力的に解雇を言い渡された方、あるいはもう少しソフトに、
○月から新しい社員が入って来るから、仕事を引き継いでください。あなたは△月で辞めてください。
今回の契約期間満了を持って、雇用契約を終了します。次回の契約更新はしません。
などと、解雇を言い渡された方、皆さん、この後がありましたよね❓️
社長、部長、人事、その他上司から、
あなたには、仕事に対する熱意がない
いつまでたっても仕事を覚えない
あなたに、顧客からクレームが殺到してます
社長からも、部長からも、人事からも、あなたは問題社員だと報告があります
あなたは、他の社員のことを考えたことがありますか❓️皆さん、あなたには辞めてもらいたいと言ってます
あなたがいると、会社の輪が乱れて迷惑です
とか、言われませんでしたか❓️
ムクちゃんはだいぶ前から、労働相談していますが、会社が社員に解雇を言い渡す時のパターンは、
仕事ができない
周りから苦情が来てる
問題社員だ
みんながあなたに辞めてもらいたいと言ってる
あなたがいると迷惑だ
のパターンの使いまわしが多いです。大してバリエーションもないですよ。どうせウソだし。
ポイントは、どう言われたか❓️ではなく、なぜそう言うか❓️です。
罵詈雑言、言いがかり、誹謗中傷は1円もお金かからないのに、社員の心を挫くのにはもっとも効果的だからです。
ちょっと、休憩しませんか❓️残業させてはいけませんって本当ですか❓️の投稿で、労働基準法は労働者を保護する法律と触れました。では、労働基準法は、誹謗中傷からも、労働者を保護すると思いますか❓️
労働基準法に、労働者に言いがかりをつけてはいけないとは、どこにも書いてありません。
でもこれ、パワーハラスメントですよね❓️❗️パワーハラスメントは法律で禁止されているんじゃないですか❓️
パワーハラスメントが禁止しているのは、仕事上の暴力的な行為です。解雇の時の、暴力的な行為ではありません。
ちょっと具体例を考えてみましょう。
例えば、道で、
どこ見てやがんだ❗️ブス❗️❗️
とか、
ふざけんな❗️ハゲ❗️❗️
とか、言われたとしましょう。110番したら警察官が来てくれますか❓️周りの人が取り押さえてくれますか❓️警察官が来てくれたり、周りの人が取り押さえてくれたりするのは、そう言われて、胸ぐら捕まれて殴られた時ですよね❓️
誹謗中傷、罵詈雑言、言いがかりって、身体に対する暴力じゃなくて、人格に対する暴力なんです。ちょっと難しい言い方をすると、人格に対する暴力って、人権の侵害なんです。例えば、仕事終わりに、ちょっと寄ろうかな〰️❗️って自由ですよね❓️でも刑務所で刑に服している人には、そういう自由一切ないですよね❓️それが人権の制限です。
ところが、刑に服しているわけでもなんでもない人が、社員だっていうだけで、人格に対する暴力、人権の侵害である、誹謗中傷、罵詈雑言、言いがかりをなぜ受けなければならないのでしょうか❓️
日本の社会、日本の制度には、人権の侵害に対して、被害者を救済する制度がほとんどなくて、いろんな人が困ってます。
法律には、名誉毀損がありますが、適用されるのは、相手を訴えて裁判に勝った場合だけです。
どこ見てやがんだ❗️ブス❗️❗️
とか、
ふざけんな❗️ハゲ❗️❗️
とか、法律で救済される見込み、ないんじゃないかな〰️❗️とムクちゃんは思います。
多くの海外の国には、
国内人権委員会
のような名称で、人権の侵害、誹謗中傷、罵詈雑言、言いがかりなどを救済する制度があります。職場で、しかも、解雇の時に、先ほど列挙したような文言を言えば、海外の多くの国では、間違いなく、国内人権委員会の救済の対象になるでしょう。
でも日本にはありません。
だから会社は、全人格否定、人格攻撃をするのです。
ここで少し考えて欲しい、とムクちゃんは思います。
会社から、クビだ❗️とされたら、全人格否定されたら、回復したいもの、取り戻したいものは、なんですか❓️
みんながあなたと働きたくない、と言っている
と言われたら、ラッキー❗️自分もそう思ってました😆っていう人ほとんどいません。誰でもショックです。ムクちゃんも何度か言われたことありますが、何度言われても傷つきますね〰️❗️
解決策って、二つくらいしかないです。
弁護士さんに相談する
個人加盟労働組合に相談する
弁護士さんに相談すると、法律はほとんどお金で解決するものなので、なになにの誹謗中傷は、解雇の理由にならない、正当な理由のない解雇は無効だ、職場に戻し、○○円を支払え、となり、裁判に勝って、運が良ければ職場復帰と補償のお金、負ければゼロです。
会社が、誹謗中傷してごめんなさい❗️には、あまりなりません。
個人加盟労働組合に相談すると、労働組合には、団体交渉権という、労働組合と会社は対等な立場だ❗️労働組合の求めに応じて、社長出てこい❗️話し合いだ❗️との権利があって、その話し合いの場で、何が仕事やる気がないだ❗️❗️ふざけるな❗️❗️と自分の正当性とか自信の回復とかを追求したければ、こっちかな、とムクちゃんは思いますが、労働組合は、話し合いに寄る解決なので、
会社が悪質な場合、解決まで長引く、埒があかない場合、結局裁判になる
とか、
労働組合に入って解決すると、解決金というお金が入って来ることもあるが、職場復帰はほとんどできない
とか、の場合があります。
ある女性社員の裁判の例ですが、
彼女のやっている仕事の内容は、男性社員の○○と同じだ。それなのに給料の差がこれこれあるのは女性差別だ。差額のいくらいくらを支払え。
という裁判を起こしたのですが、裁判所は、
仕事の評価は会社が決めることだから、
と、救済はほとんどしませんでした。
だから、仕事に対する熱意がないって言われても、裁判で
熱意のあるなしは、解雇の理由にはならない❗️解雇しなくてはいけなかった具体的な内容はなんだ❗️
と追求できても、裁判官が
あなたの言い分はよくわかりました。あなたには仕事に対する熱意があります。
とは、言ってくれません。それ、法律で保護することじゃないんです。
残業したのに残業代支払われていません、なら法律で保護してくれることが多いので、どう転んでも、業務日誌を地道につけることが大事、とムクちゃんは思います。裁判でも、労働組合でも、解雇の理由を追求するのに、スッゴク役立つし。
法律は正義とは、なんの関係もありません。法律とは、解決策を話し合う手段に過ぎません。
例え補償のお金が手に入ったとしても、あなたの傷ついた自尊心、お金で元に戻りますか❓️
心の立ち直りは、法律はなにもしてくれません。心の立ち直りは、人生の問題なのではないでしょうか❓️
とムクちゃんは思います。
参考までに
労働基準法のことを書いた投稿
残業を記録しようを書いた投稿
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