イノベーションが起きない構造


あくまで個人的な経験だ。

「ぬれせんべい」というのが定着したが、
以前から自分も湿けったんべいの食感は商品になると思っていたりした。

或いは「モンスターメーカー」というカードゲームを初めてやった時、
こんなキャラクターカードをランダムなバラ売りにすればヒットする、
自分は当然そう思ったし、周りもそうだとばかり思ってた。

実際、MTGがヒットしたが個人的にそれを先にやりたかったワケだ。

こういった個人的には当たり前だと思ってる事を、
実際に何度か口にしたことがあるのだが、

100%「ハブられる」。


上京してさんざん経験した地獄。

まぁ執拗に粘着され、目を真っ赤にしてマウントを取られるのだ。
猛烈な全否定を食らい、親の仇のように目の敵にされる。
必死の嫌がらせ、ありえない悪意に満ちたデマを食らい続ける。

これが、

「デビルマンにおける牧村ミキの首を掲げた群衆」というメタファーだ。

権威主義の正体であり、暗記人間、哲学的ゾンビという呼称だろう。
彼らのマインドは徹底的な他者否定によって成り立っているのだ。
良し悪しの是非判断を固定して、イレギュラーを血眼で排除するのだ。

「法」というシステムの本質だろう。


自分を知ってる一部の連中は知ってるだろうが、
某クソ͡コテのような「脳みそガッチガチ」の権威主義者に全否定される。

彼が今「ボクこそ天才」であるかのように演じなければならない理由だ。
アレはただのそこらのアニオタでしかないのだが、知らぬ間に、

「基準」にされてしまった。


彼は30年粘着し、ネット中で俺のネガキャンマウントを続け、
たまたま出会ったよそ者を基準にしてアイディンティティを作ってる。
ミザリーでありケーブルガイであり、ボーダーという異常者の正体。

これが現実という異常性だろう。


世の中はある程度の成果を出してから初めて評価されるのであって、
アイディア自体の良し悪しは一般的な傍目に理解はできないのだ。
権威化するまで徹底的に否定され、
手を尽くして権威化し、ブランディングされて初めて受け入れられる。

これがあるから発展が阻害されてしまうのだと思っているし、
余計なコストや時間もかかるだろうし、
多くのクリエイターが孤立し、また人間不信に陥る心理構造だろう。

古谷実や楳図かずお先生の作風がああなってしまう理由だと思う。

彼らから観た他人は「人間に見えていない」という事だ。

おそらく米津玄師の様なクリエイターは下のほうにウジャウジャいて、
それをいかに浮上させないかをモチベに社会構造は作られている。

引きこもりの彼らは幼いころから徹底的に弾圧されてきただろうし、
発想なんてのは斬新であればあるほどチャンスが潰されるのだ。

バカになるほど有利な社会。


自分がスト2を賞賛し、餓狼をこき下ろす理由はここにある。

ブランディングされるまでのあまりに困難な道のりを知っているからだ。
オリジナルを生み出すのがいかにハードルが高いのか、苦難の道か、
鵜呑みと拒絶で統率されてきた多くの人は知らない。

9割のバカというのが「無垢の巨人」哲学的ゾンビのことに違いない。

キングダムのかんき将軍が嫌う、中央値の残忍な悪魔である。
旭川のいじめ事件、或いは大分の悪魔祓い事件もそうだろうし、
本質的にユーザーっていうのはクリエイターの敵でしかなく、
同じ趣味のようでも真逆だったりする。

常にユーザーは鵜飼いになりたがり、鵜を搾取しようとする。
自他を紐づけ、何の対価もなくコントロールしたがる。

だからイノベーションが起きない。


これが戦後教育制度の正体であり、社会の下降ギミックだろう。

そういう話。

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