今日も今日とて… とはならない。

宝くじ売り場には、宝くじを購入しに来る人、、じゃない人達、、もいらっしゃいます。
いろいろなことを聞いてくる人たちがいたり、ぷらっと来て、立ち止まり、世間話しをしていく人なんかも来ちゃうのです。

最近、可笑しかったのは、おじいさんがタバコをカウンターに置くと、微塵の躊躇もなく
『これと同じの2個ちょうだい』と言ってきたときでした。
思わず、『はい、これですね!』って渡したくなっちゃうくらい自然でしたが(笑)
『ここ、タバコ屋さんじゃないですよ〜』
『えっ?違うの?』
『違いますよ(笑)見てください、タバコは置いてないでしょ〜』
『ほんとだ、いや〜ごめんね、失敬失敬、じゃここは何?あー、宝くじ屋さんかぁ ワハハッ
失礼したから、何か買っていきますよ!』
『いいんですか?どれになさいます?』
なんて一幕があった。
当たり前にタバコを置いて注文してきた様が愉快。

日毎に外国人のお客さんが増えてきている。
やはり困るのは言葉の壁でして、その度に苦心する。
3分の1が欠けている五千円札を出してきた黒人お兄さん。
『コレダメ?』
『だめ!銀行に持って行ってチェンジしてもらってね!』
『OK!』なにをどうしたら、そこまで破けるんだ???

30代くらいの女性3人連れ。 
日本人には到底真似のできない弾ける笑顔でやってきた。
『ハァーイ!ベラベラベラーーッ…』と、一気に話しかけてきた。
勘弁してよセニョリータ!(スペイン語に聞こえた)
私は、降参の意で両手を上げて
『むーりー!それはわからないわ〜!』笑いながらそう言うと、彼女らも笑いながら
『オーッ、ワカラナイ?アナタワカラナイ?』
『わかるわけなーい!』(笑)
こんなやり取りも増えてきている。

時間帯で客層が変化していく。
夕方、陽が落ちてくると仕事終わりの男女が増えてくる。
『俺さ、宝くじ当たったら、あんなクッソみたいな会社すぐ辞めてやりますよ!』なんてことを言う人がいたり
『お姉さ〜ん、オレもうダメだー!○○ちゃんに振られちゃいそうなんだよー!』などと言われたところで、こちらとしては、知らんがなぁ…
『お姉さん、オレ振られたら、現実逃避の旅に出るから、お姉さん一緒に行こうよ!』
などと、訳の分からないことを言ってくる人もいる。

建てたばかりだと言う自宅の写真を見せられたりしたこともある。

世間には面白い人達がいるもので、今日も今日とて、とはならない日々を、感興にそそられながら…
ん?私、うまいことまとめて終わりにしようとしている?

面白がって働いています。




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