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自〇者の少なくとも85%は精神疾患者?
かつて身近なところでも自殺者が複数いたのですが、下の河西千秋氏の記事を読みますと思い当たるところがあります。やはり、彼らもまた精神疾患者の可能性が高かったと思います。
彼らの共通点は、人当たりが良く普段はとても明るいにもかかわらず、一人になった途端急激に暗くなり猛烈に不機嫌な表情になることでした。学生時代のバイト先の後輩はガソリンを被って焼身自殺をしているのですが、上記のような典型例でした。
今回は精神科医の河西千秋氏の記事より抜粋しました。「G7で最悪の水準…日本で自殺者がこれほど多い2つの理由」の2ページ目の一部です。一番下にリンク先を貼っておきました。
自殺者の85%に共通する要因
<前略>
しかし、自殺をする人は、そういった冷静で合理的な思考を失ってしまっている。自殺という、通常であればなし得ない行動を可能にするのは、その人の脳の働きが著しく偏った状態、つまり精神疾患の存在なのである。
「心理学的剖検(ぼうけん)」という、自殺者の生前の心理・行動を、正確かつ精密に再構成する調査方法が確立されているが、それによれば、自殺に至った方々の少なくとも85%以上が、自殺直前には精神疾患に罹患していたことがわかっている。
注意しなければならないのは、自殺は一つの原因だけで起こるものではなく、いくつもの危険因子が合わさった結果であるということだ。
いま述べた精神疾患もその一つであるが、「強い絶望感」「孤立無援感」「自殺をしてしまいたいという意思」は、自殺の前提条件になる。さらに、「重要他者との離別(喪失体験)」や「親族に自殺者がいること」に加え、「国の経済破綻」などが自殺の要因として知られている。
<後略>
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