精神は弱くない *HSP

「精神を鍛えて人生を前進するにはどうすればいいか」
このような相談を受けました。

わたしの回答は、自分自身にとっての
「人生の前進」とはなにかを
明確にすること。

そして、
精神は弱かったり、強かったり
そんなものではないと思うのです。
だから鍛えるという表現は
あまりしっくり来ませんでした。。

もちろん
弱っている。
落ち込んでいる。
悩んでいる。
そんなふうに認識すると
自分の精神は弱いのか
と思えてくるけど

精神は使い方、扱い方なのだと
思います。

自分が精神が弱いから病気になった
とか、
いろいろなことに負けてしまう
という認識の人に
どうか聞いてほしい。

それ相応のダメージを喰らえば
どんなに強い精神も
疲弊したり、ネガティブになったり
するものです。

もちろん同じような事柄の中で
疲弊しないひと、喰らわないひと
というのもいるわけですが

それを精神の強弱だと
わたしは思いません。

精神の扱い方を知る。
すなわち、今の自分にとって
何が一番合理的か、
そんなふうに考えられるひとって
負けないのかなって
思います。

辛い体験をした
→それによって落ち込む
→自分はだめだと人生を投げ出す

辛い体験をした
→だけど自分のほしいものは手に入れる
→そのために転職をしよう

とか。

そんなふうに思えたら
次の自分の行動は決まるので
あまり深くそのことに浸っていないで
済むのかもしれません。

もちろん消えない傷はあります。
傷を癒したり、認めたりする作業も
大事です。

でもその次にすることは
絶望なんかではなく
ほしい自分の未来を
自分で取りに行くことです。

傷と一緒に歩けばいい。
もっと言えば傷を活かして
転換することだってできる。

負けたことのないひとは
負けたあとの立ち上がり方を
知りません。

勝ち続けたひとでないと
勝ち続けるコツはわかりません。

どっちもメリット、デメリットがあり
どちらを活かすかということに
ほかならないと感じます。

わたしは自分で
負けっぱなしの人生だと
認識をしています。

だから、大負けに負けたあと
どうするかを知っているのは
財産だと思っています。

負けというとカッコ悪いですが
人生の谷を経験しているから
人の谷も想像できるし
同じように苦しむことで
支えられることもあると
思っています。

谷を知らないひとが
乗り越え方を言っても
説得力ないです。。
でも、経験者の言葉なら
もしかして谷にいるひとを
引き上げることができるかもしれない。

今、もし人生に絶望している人がいたら
気づいてほしい。
今、自分は大きな財産を手に入れたんだと。

誰のことも救えなくていい。
谷なんか経験したくなかった。
そう思ったりもするかもしれない。

でも、誰かではなく、
それが自分の人生で自分より大切だと
思うような人だったら。。

その人が救えないで苦しむ人生もあります。

だけど、大切な人を救えるかもしれない術を
身につけたわたしたちは無敵です*

あらゆる種類の困難に応用して
自分の克服体験を活かせるから。

自分自身も大切な人も救える
この悲しみと戦うエピソードを
悲観しないで、活用しましょう。

きっと想像以上の未来が待ってるはず(*´꒳`*)

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