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敵わないな、年甲斐もない。
一年が経つということになんの意味があるのか。不思議でならない。毎年、この時期になるとお笑いの特番が飽きるだろというぐらいやり、人々はやる気もないことを今更気づいて焦って穴埋めしようとし、綺麗にまとめようとする。それは他人事でなく、自分自身もそれを無視できずただただ流され周りに足並みを合わせてしまう。そんな季節がとても嫌いで、とくに元旦というなまぬるい過ごし方に嫌悪感を抱く。そんな自己を変人のように
もっとみる11な、11なはもういいと
11月は誇れるほど体たらくな月だった。先月のなにかと忙しい日々に対して、ただ日に日に年はくれ、ぬくぬくとストーブの前でうたたね、体を起こし布団に入る。そんな毎日を送っていたに違いない。意味もなく制作とカッコつけて人形を作ったり、光る粘土で遊んだり、要らぬものを運んだりすることが毎日で楽しいと思いつつ、後ろめたく思うのは当然に感じる。何か自己のエッセンスを日に日になくしているにではないかと疑問に思う
もっとみるSugar Body
この包まれてる時が私の至福だ。どこかへ行こうと試みてもいつも頭の中だけで、結局冷蔵庫の中に残ったアイスキャンディーを惰性で舐めてしまう。ラジオが今日の天気を陽気に話す。北の方は雨らしいのだが他は基本的に晴れで、窓の外をみると青い空が一面に広がっている。きっと自分と同い年の若者は今頃幸楽に勤しんでいるんだろう。南の小島に集まってエメラルドの海に全身を染めて肌をこんがりと焼き、夜にその土地にしかない珍
もっとみるしけた8竹、消えない蝋燭
8月は不平不満もないような日々でした。大学も休みに入り、このご時世外に出ることもない。ただ肉塊を切り崩して食すような淡々とした生活。これは4月、5月も似たような生活だったのですがあの時のような堕落とは違い、むしろ熟成していくように感じます。先月までは否応なく多人数と絡みもつれ疲れ果てていたのですが、この一ヶ月で私自身あまり多くの人との交流をすると逆にストレスなのだなと発見しました。物事、どこかに「
もっとみるBLACK CHICK
卓越した少年は土を握って天高く
木の枝でかいた五文字の平和
時経てば気づかされるさ
耳元でささやいた、歓迎の挨拶
welcome to hell
焦って走り出した道にコンクリはない
くだらないな 松明一スタック置いていけ
所詮僕は醜い鳥だ
飛び立つことも知らないまま置いていく
はっと目をさました、pm22:59
カレンダーをに描かれた泣いた顔
流した涙の数はトキシラズ
ヘッドホンをつけたの
不幸を預ける7屋もない
7月はドッペルゲンガーのようだった。大学も始まり、少しずつなれだした。前までは人と関わるなんてどうでもいいなんて思っていたが、結局元はおしゃべりで自意識が高い人間なもので人と話すと言うことはやはり楽しい。1年間ほぼ一人で製作していた身としてはこの環境はなんだかんだ嬉しいと思ってしまうのは必然なのかもしれない。いやそうしよう。その方が気が楽でいいもんだ。
しかしこう人と喋るようになると気づいたことが