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しけた8竹、消えない蝋燭

8月は不平不満もないような日々でした。大学も休みに入り、このご時世外に出ることもない。ただ肉塊を切り崩して食すような淡々とした生活。これは4月、5月も似たような生活だったのですがあの時のような堕落とは違い、むしろ熟成していくように感じます。先月までは否応なく多人数と絡みもつれ疲れ果てていたのですが、この一ヶ月で私自身あまり多くの人との交流をすると逆にストレスなのだなと発見しました。物事、どこかに「ちょうどいい」というラインがあり、そこにあると実にいい生活をできるとよくわかり、本当に嬉しい限りでこのまま時間が過ぎないかなんて馬鹿なことを思って過ごしています。
しかしそれは制作においては全く別で逆にマンネリとしたこれに嫌気ばかりがさし、よく息抜きに散歩ばかりしてしまって全く進歩がないばかりです。この嫌気には主に展示の数と作品の質の二つが多く含まれており、どちらも糸口は見つかっていません。
Twitterでフォローしてる作家さんは東京の人が多くて、よくこんなギャラリーが…とか、こんな展覧会に…とか、今日から展示はじました…とか、地方民からしたら行きたい!行きたい!と駄々をこねたくなる事ばかりです。噂だけならまだしも、今時SNSが横行していますから、画像を見たらなお本物を見たいと思うことなんてザラすぎて、悲しくなるばかりです。正直地方の学生が行動しても目立たないだけで、実際は節穴なのは自分かもしれませんがそれでも東京一局すぎてもうちょっと分散しないかいと言いたくもなります。普段ならショーケースのドレスも欲しければ手を届かせるんですが、今年は分厚いガラスが貼っているらしく、前で指しゃぶるぐらいしかできず、早く平穏をなんて思うしかないという感じです。しかし最近これを理由にして動かないのはただの愚鈍だと気づき、久しぶりに展示に行ってきました。やはり生でみるのは楽しかったです。しばらくは東京には行けないかもですが、地方だったら気をつけて足を伸ばそうかな…。
制作の方はなにかとサボりがちで、のんべんだらりと過ごしてるのはいけないと思いながら結局だめでした。やりたいことはずっとあるんですが、またこうしなくては謎のルールに自分をはめ込んで生活し始めているのは、いい加減にしてほしいモンだなんて怒るべきでしょうね。結構頭も画面も汚いカオスになってきているので、今一度整理も必要だなって感じです。もう少し実直にやらなければいけない。当たり前ですけど。
つい最近チャリティーが終わって、なんか8月は終わるらしいななんて気づかされました。この一週間で真面目に絵に迎えたら口当たりがよく終わるかななんて想像しています。ちょっと苦労してみようかな。

PS: キタ兄の新しいアルバム聴きたすぎる。よるに焚火しながら黒い絵具でフェイスペイントして奇声上げて聴きたい。やりたい人募集中。

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