濡鳥

俯いて歩いてるから靴紐が解けてる人とよく出会う。

濡鳥

俯いて歩いてるから靴紐が解けてる人とよく出会う。

最近の記事

やる気があるのに能力が低い重りみたいな人材。

・連休明け、雨降りの朝の抵抗感。  起きた瞬間から通常営業ですよ! の重苦しさ。連休明けは連休酔いしてるから午後から働きたい。  システムをうまいこと利用すればそれも出来るのかもしれないけれど、イマイチ理解していないからできない。  あの抵抗感、とても嫌な感じがする。もはや仕事そのものより、抵抗感を感じることに抵抗感がある。  たくさん休んでから、何事も無かったかのようにスっと出勤したい。  人間味はない。 ・仕事のとき、ほとんどの事が分からないし、1回で理解もできないしで

    • コナン君は閃くと説明せずに走り出す。

      ・劇場版名探偵コナンハロウィンの花嫁を観てつまらなかった。連続爆破テロを起こすプラーミャという悪役と、プラーミャに復讐をしようとする集団がいる。物語は中盤から謎の犯罪者プラーミャへの復讐という文脈が乗っかるのだけれど、この映画はそもそも爆弾処理のスペシャリストである安室さんの警察時代の同期の話をしていて、だから復讐についての情報に厚みが無かった。  一つの映画として考えると、厚みを付けるべきはプラーミャとその復讐者についてだけれど、コナンとして考えると、厚みを付けるのは安室さ

      • Wikipedia作られない人生なんて。

        ・4連休の前半2日でたくさん遊んで、3日目は住民票を取りに行ったりしている。  土日の休みの場合、日曜日の終わりごろは、もはや平日と変わらない。準備の時間になってしまうから、実質的に土曜日にしか予定を入れられない。  連休のありがたいところは、(n-1)日を全部使い切ることができる所。 ・ダメだ! 明日もお休みであるという現実、気分がいい!  より正確に言うなら、ワクワクしている。まだ休めるんですか? 5月からこんなに休ませてもらったら、社会が楽なものだと刷り込まれてしまう

        • 「変わっちまったなこの町も」のイメージキャラクター、カワっち。

          ・毎日楽しい。  どうか影を落とさないで欲しい。誰に? 僕に言っている。  どこかでコケてしまうと、立ち上がることが苦手だから、長い間全部つまらなくなる。 ・今日は東京から帰ってきた友達と、自衛隊から許可を得て外出している身分の方と遊んだ。  東京の人は折に触れて地元を懐かしみつつ、ついこの間まで住んでいたから慣れた様子で地元を遊んでいた。自衛隊の人は心の住所が完全に駐屯地に置き換えられていて、帰るべき場所を実家ではなく駐屯地だとマインドセットしてあった。  東京の人はパー

        やる気があるのに能力が低い重りみたいな人材。

        • コナン君は閃くと説明せずに走り出す。

        • Wikipedia作られない人生なんて。

        • 「変わっちまったなこの町も」のイメージキャラクター、カワっち。

          どんなSF作家も頭を掃除機で吸い込む床屋を予想できなかった。

          ・祝日の朝は今日が祝日であると自信が持てなくてあわや無断欠勤かとドキドキするから楽しい。  破滅願望の部分が刺激される。 ・友達が魔都東京からゴールデンウィークを利用して帰ってきてくれたので、一緒にいる。  髪を切りに行くと言うので、近くまで一緒に来た。いま、美容院の入ったビルから90分くらい出てこない。途中で休憩時間を挟んでいるのか? 僕は安い床屋さんにしか行かないから時間の相場が分からない。  せっかくだから僕も髪を切りに行った。QBハウス。前々から行ってみたいと思って

          どんなSF作家も頭を掃除機で吸い込む床屋を予想できなかった。

          煙草農園を焼いて、その香り。

          ・人の家におじゃました。邪魔という言葉は「お」をつけた所で漂白されないだろとは常々思っていることだ。  その人はタバコを吸う人だった。僕が帰る頃にはマスクがタバコのフレーバーになっていた。タバコの匂いが好きだから、吸ってもらう分には構わないけれど、マスクに染み付いた臭いは好きでないことがわかった。tabaccoという英単語を未だに信じられていない。 ・タバコを吸う人の中には「タバコ吸ってもいいですか?」と聞く人がいて、配慮がありがたいのだけれど、断ることできなすぎると思う。

          煙草農園を焼いて、その香り。

          視聴者でいさせられる物語。

          ・ハズビンホテルをみて気づいたことは、距離感がちょうど良いということだ。  僕は貧乏性だから、何を見聞きしても、それをどうにか自分の成長だとかスキルアップだとかに役立てようとする癖があるのだけれど、ハズビンホテルではそのヨコシマさが出なかった。  学ぶことろがないという意味ではなく、むしろ真似したい物語だった。けれど、徹底して"物語である"という一線があったようにも感じていた。僕は視聴者でいさせられ続けた。「ただ楽しめ」という固いスタンスを感じる。  距離感があった。適切な距

          視聴者でいさせられる物語。

          学生の頃にもっとなりチャしておけばよかった。

          ・『ハズビン・ホテルへようこそ』が好きになった。  惹かれるのはキャラクターだ。世界観、音楽、状況、関係、全部がキャラクターを魅力的に見せている。  地獄の住人を更生させるというコンセプトがいい。ありきたりなようでいて、誰にもでも伝わる意外性と時代に取り残されない普遍的な面白さがある。  ミュージカル調であることがいい。歌っているから相槌がないし、登場人物が話したいことの芯だけを伝えられる。歌っていること以外違和感がないし、しばらくすると歌っていることすら違和感ではなくなり、

          学生の頃にもっとなりチャしておけばよかった。

          豚野郎、床と遊んでおいで。

          ・三連休を軽んじていた。全部ができる。充実している。朝から映画ひとつ観て、昼からふたつ観て、夜にひとつ見て、起きてからひとつ観る。デカいバーガーを食べに行けるし、新しいラーメン屋さんに行くことも出来る。  これまでの三連休はエロいこと考えている間に終わっていたから、今回のゴールデンウィーク、とても楽しい。  ゴールデンウィークに感謝している。  どうして感謝できるのか? 享受しているからだ。これまでは過ぎているだけだったけれど、今は楽しく過ごすことができている。恩恵を受けてい

          豚野郎、床と遊んでおいで。

          バーガーキングの顔が刻印されたコイン。

          ・今日はバーガーキングで「アグリー ザ ワンパウンダー」を食べた。食べるならゴールデンウィークの今しかない。ザ・ワンパウンダーシリーズはスモーキーなパティ4枚とチーズが6枚挟まったバーガーだ。そんなバーガーはシンミリな梅雨に食べたりするよりもゴールデンウィークとかいうアホみたいな週間に食べるのが作法だ。  ザ・ワンパウンダーを食べているときは、増援を呼ぶタイプの敵と戦っている時と同じような気分になる。早く食い切ってしまわないと胃の中でブクブクになっていく。 ・原始時代のお金

          バーガーキングの顔が刻印されたコイン。

          福笑いみたいな顔、真顔の心。

          ・顔が整っていると言われて、よっしゃー! よっしゃよっしゃよっしゃ! うわああああああああああああああああ!!!!!!! 美しさ!!!!!!!!! と舞い上がったけれど、一度睡眠を挟んで考えてみると、上手な福笑いみたいな意味だと分かって、萎えた。 ・たくさんの人がやさしくしてくれたので、最近は連絡先が増えている。できればこれからも繋がっていきたいけれど、文字で話し合うことが苦手だから、たぶん送信することはなくなるだろう。連絡したいこともない。  ながらくlineをしていなか

          福笑いみたいな顔、真顔の心。

          一つの鏡に美人と映る。

          ・人と話しているとき話の流れとして仕方なく「アナルの話をしてるのか?」と言うことがあった。  これが驚くほど口に馴染む。アナルという単語のまろやかさなめらかさも手伝っているのだろうけれど、やはり「アナルの(4)話を(4)してるのか(5)」のリズムがホップステップジャンプ的グルーブを生み出しているのではないか。  最近リズムに乗れてないなぁ、という人や、最近アナルって言ってないなぁという人は、ぜひ言ってみるべき。 ・大人は仕事をしているときに眠たくなったりしないと思っていたけ

          一つの鏡に美人と映る。

          チワワ・ザ・フールドッグ。トゥ・ジ・エンド。

          ・おもちゃを投げてチワワが取ってくる。この遊びをずっと続けている。チワワが飽きる様子はない。死ぬまでおもちゃを咥えてチャカチャカ走ってるのかもしれない。普通ならおもちゃ遊びなどは早々に飽きてパズドラとか初めそうなものだけど、うちのチワワに限ってはずっとおもちゃを咥えている。  知能が低いのだと思う。しばらく放っておくと、僕の方へおもちゃを寄せて、早く投げろとキャンキャン吠えてくるのも、脳みそがクルミ大しかないからだ。要求を通すときに恫喝を用いるのは阿呆だ。  チワワと遊んでい

          チワワ・ザ・フールドッグ。トゥ・ジ・エンド。

          ショートコント「竜に滅ぼされた100年前の王国を歩くひとりの少女」

          ・アイドルを推している人と話した。推しという言葉、小っ恥ずかしいわりに、しばらく代わりの言葉が現れないような安定感がある。  その人はかなり気合いの入った人で、推し(YouTubeを見ている)ではなく、『推し』(CDを数十万円分買っている)の人だった。そういう人はインターネットにいて現実にはいないと思っていた。いないと思ったらいて草。  握手券が貰えるらしい。推しと会っている時間が全てで、他はフェイクであるというような意味のことを言っていた。名札を付けていると握手のときに名前

          ショートコント「竜に滅ぼされた100年前の王国を歩くひとりの少女」

          記憶は面白くないから忘れることにしている。

          ・昨日は仕事で苦しいことがあったが意外なことに今朝、気持ちよく起きられた。  忘れる力が強くなっている。  楽しく生きるために成長させたこの能力だけど、昨日に何があったかまで、ぼんやりとしか思い出せないようになっている。これまでは記憶の蓋が勝手に開いてしまっていたけれど、今は思い起こさないように立ち止まることができている。  嫌な記憶が掘り起こされそうだ――と察知すると、脳がぼんやりしてきて、それ以上進めなくなる。  記憶ってこんな簡単に操作できるんですね。  でも、あの感覚

          記憶は面白くないから忘れることにしている。

          簡単に人類を嫌いになっちゃうね2024。

          ・一日のなかで1番好きな時間はベッドに入ってから始まる。毛布のなかには安心だけがある。  仕事が始まって月曜日、夢が侵略されている。  眠る前、明日遅刻しないかヒヤヒヤしていると、夢の中でもソワソワしてしまって、4時くらいにハッと起きてしまう。  眠る楽しさがいくらか無くなってしまった。 ・仕事で電話を取ったら色々あって怒られが発生した。僕がどうしようもない範囲のことで知らない人から怒られると、「発生した」という気分になる。  でも、僕は社の代表として電話に出ているわけだか

          簡単に人類を嫌いになっちゃうね2024。