バガボンド。

・僕の会話にはなぜかミスの判定があって、5人ほどと会話すれば1度は失敗する。
 相手が不快感を露骨に出すタイプだったりすると落ち込む。僕も露骨に不快感が出るタイプなので、2人で嫌な顔をしているときもある。
 最近は立場が上の人としか話さないので、ミスしたときの緊張が大きい。
 ミスには2種類あって、僕の説明不足か僕が意味を理解できていないかだ。
 これまでは言葉を自分の為だけに使っていたものだから、他人用にチューニングするの難しい。

・職場でバガボンドを読んでいると、「俺は“宮本武蔵”だ……!」という気分になる。
 最初の頃の宮本武蔵は、井の中の蛙として描かれており、世界の中で自分がどれだけ強いのか分かっていない。そしてとりあえず強者に挑戦してボコボコにされて、落ち込む。
 宮本武蔵はずっと「俺は自己採点よりもずっと弱い……」と「ならば階段を一歩ずつ上がっていくまで」を繰り返している。武士の躁鬱をしている。
 僕もそうだ。気づいたら落ち込んでいる。まぁ、別に強敵と戦っているわけではなくて、足踏まれたけど謝られなかったな……みたいなことで落ち込んでいる。
 程度に差はあるとはいえ、僕も宮本武蔵と言えるだろう。
 僕は今6巻を読んでいる。これから宮本武蔵はどうなっていくのか。今は敵を知ることをしている。僕もそうしないといけない。

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