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繋げて、結ぶ

さて、迎えた2月中旬であるが、読者諸賢は如何お過ごしのことであろうか。筆者は昨今、年初にて述べた通り、グノーシス主義の調査に時間を費やしており、嵩んでいく書籍代と労力、そしてグノーシス主義の得体の知れなさに対して、辟易の思いである。……まあ、これは気長にやっていくこととしよう。取り敢えず、現在の調査結果では、どうやらグノーシス主義自体は、ムーンショット計画における、特に「肉体の制約を乗り越える」という開発目標に大きく関与していそうな気配がある。とはいえ、この実証のためにはさらなる調査が必要とされるが、それは明日以降の筆者に譲るとして、ここからは、今週の時事分析を始めていくこととしよう。気になる事象のゲマトリア計算を行うのは、時事分析者としては当然のことだが、今週は久しぶりに手応えのある結果を得たために、これを是非、読者諸賢と共有したい。

さて、それにあたり、読者諸賢に一つ質問させていただきたい。
読者諸賢は「猫ミーム」という類の動画をご存知であろうか?
ご存知の読者諸賢も多かろうと思うが、そうでない向きも多いと思われる。以下に一つ、猫ミームの例を提示しよう。

即ち、上の動画の様に、特徴ある猫の動画や音声、そしてそれに付随する音楽を組み合わせて作られた動画が、猫ミームという訳である。この猫ミームであるが、特に動画内容自体には然程意味が無い。何しろ、この猫ミームに分類される動画の殆どは、庶民の他愛ない悲劇や辛苦がその姿態そのままに描き出されているのみであるから。筆者の見た所では、ゲマトリア的な要素も何一つ見受けられず、またどの動画にも共通して出てくる数字といった様な要素も無い。したがって、この猫ミームという動画「それ自体」には、別段分析する意味は存在しないと、筆者は考えている。しかし、この記事は、腐っても「時事分析」として投稿される記事であり、猫ミームをここで取り上げる以上は、何処かに分析の対象が存する筈であろう。では、これに関連して、次の動画記事を御覧いただきたい。

この記事もまた、単なる文化紹介記事に、読者は思われることであろう。一応、記事自体の解説をすると、チピチピチャパチャパとは、猫ミームに良く使用されている楽曲の曲名であり、つまりは、猫ミームを通じてチピチピチャパチャパという曲が日本で流行している、ということを記載したのが、この記事という訳である。猫ミームそれ自体は、日本という東方の辺境国における、さもない文化事象であり、その記事も、重要であるとは思われない。だが、この記事を出したのは、あの「フェイクニュース・メディア」ロイター社である。フェイクニュースについては先週取り上げたのでそちらの記事を参照されたいが、

我々がこれから考えねばならないのは、この単なる文化事象を何故か取り上げたロイター、その真の意図や如何に?ということだ。記事に於いて俎上に上げられたのは、チピチピチャパチャパという楽曲、英語表記に直せば「Chipi Chipi Chapa Chapa」である。曲名がゲマトリア暗号となる例は、以前にピコ太郎氏の「PPAP」で扱ったことがある。

今回もその様な事例であることが予想されたため、筆者はChipi Chipi Chapa Chapaをゲマトリア計算してみた。得られた結果は次の通りである。
Chipi Chipi Chapa Chapa=888
chipi chipi chapa chapa value in Gematria is 324 (gematrix.org) を参照)
8のゾロ目、何か意味深長であるが、実際にその通りで、888の有するゲマトリア数秘術的意味は、以下の通りである。
①イエス
②私達の神の救い、命なのです
③主の勝利、キリストの勝利(=800+88)
④イスラエルからの背教者

ヘブライ語ゲマトリア: 880 - 889 の値 (billheidrick.com) も参照)
さて、どうやらこの数字には、イエス、そしてイスラエルからの背教者という二つの相反した意味が存する様だ。果たして、何方の意味で採るのが、真意に近いだろうか、と、考えると、やはりこの動画記事と近い時期に出現した数字を見なければならないだろう。筆者の参照した限りでは、気になる数字として、以下の二つのものがあった。

1813、何方も「反キリスト」的色彩の濃い数字であり、この記事に出てくるテイラー・スウィフトは魔女、即ち悪魔崇拝者、換言すれば反キリスト的存在と噂される人物でもある。

そういえばこのテイラー・スウィフト女史、丁度先週頃に来日公演を果たした様だ。

日本に反キリスト的存在が来訪し、そして888のゲマトリアを有する楽曲が流行し、ネット記事には13と18が踊る……以上を考え合わせると、888の意味は「イスラエルからの背教者」という意味であると思われる。ただし、このイスラエルからの背教者という、極めて不穏な数字が何故、日本で流布されるのか、それについては、筆者としては考え倦ねている所だ。イスラエルといえば現支配層であるが、日本政府に、特に反現支配層の動きは明確には見られない。もしかすると、水面下でその様な動向が存するのかも知れないが、それは筆者の知る所ではない。ただ、その様な動きが存在しない、ということは、決して確言出来ないことではある。次の記事を御覧いただきたい。

2024/2/14に起こった地震の記事である。これの生じた土地というのに「亀岡市」が含まれている点が、実に興味深い。亀岡市はあの巨大新宗教「大本教」における宣教の中心地である。そして大本教は、日本の権力中枢に近い宗教だ。その様な宗教の重要地区に地震が、888の出ている時機に起こった……無論、自然地震の可能性もあるが、筆者はこの地震に、日本の権力中枢に対する何らかの警告の意図があるのではないか、と疑っている。けれども、具体的な情報が無い。或いは、筆者が見逃しているのかも知れないが。そういえば、大本教のお抱えと噂されているアナリストやインフルエンサーを参照すると、大本教はBRICsと近い立場にあるらしい。BRICsといえば、

この様な動きがあった様である。もしかすると、この亀岡の地震、そして猫ミームの流行、テイラー・スウィフトの来日は、欧米勢力(米国勢力)の、日本国内に存する反米勢力に対する牽制または警告であるのかも知れない。無論、上述した通り、何一つとして具体的な情報は無い。けれども、多極化への転換点である現在、この線で考えてみる価値はあると、筆者には思われる。

以上が、今週の時事分析である。猫ミームからテイラー・スウィフト、地震、世界情勢、と、話がかなり飛躍した気もするが、実際にこれらが繋がっている可能性は否定できない。というよりも、筆者の提唱した思考法がこの様な飛躍を認めるものであるから、筆者の記事がこの様になるのは無理も無い、と言えるだろう。

あまり繋げすぎるのも考えものだが、時として、一見すると繋がりのない物事同士に繋がりを見出すことは、時事を分析する際には有用である。読者諸賢も、一度行ってみては如何だろうか。

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