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つかさ歳時記

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2020年4月の記事一覧

4.30 きょうおもったこと

4.30 きょうおもったこと

なにかしら、毎日台所にたつものの、まずやらないのが揚物です。

東雪谷から多摩川へ、引っ越してきてから10年。ひとり暮らしとなり10年。時々はフライも天ぷらもやったものの、3年ぐらいして、いやいや、揚物はオモテで食べよう。と、なりました。

ひとつに、揚物の難しさ。

ひとつに、台所のせまさ。

先日、自分のつくったものの写真をなんとなく見ていて、つくづく料理と呼べたもんじゃないな。と、思いました

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4.29 きょうおもったこと

4.29 きょうおもったこと

年に2回ほど、群馬の沼田の金剛院というお寺さんに、呼んでいただいています。3月からほぼ毎月、いろいろな顔ぶれで『友引寄席』という、落語会をひらいていただいております。そんな沼田から、たらの芽を送っていただきました。

本来ならこの時期、仕事先や出かけた先で、直売所や道の駅に寄って、山菜を買ったり、筍を買ったりしたい季節ですが、いかんせん、落語会はなくなり、不要不急の遠出もできず、大変ありがたい

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4.28 きょうおもったこと

4.28 きょうおもったこと

きのうはわたしの自宅と落語家の後輩の自宅の、ちょうどまん中あたりで、30分雨宿りをしました。

急ぐ旅でもあるまいし。と、団地の駐輪場の一角に腰をおろして、本を読みはじめました。寒くもなく、暑くもなく、すぐにやみそうでもない雨の音を聴きながらのしばしの読書。

30分して、蒲田駅のほうの空に、青空がひろがったので、ふたたび歩きはじめましたが、結局、降られっぱなし、濡れっぱなしの一日でした。

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4.27 きょうおもったこと

4.27 きょうおもったこと



配信版深川ひるま寄席の公開が、きのうでおわりました。それにともない、木戸銭、おこころづけの受付も終了いたしました。

苦しいのは、なにもわたしたちばかりではないだろうこの最中に、少なくないおこころづけをいただきまして感謝いたします。

なかには、とある大看板の師匠から本名でおこころづけと、「お疲れ様」とひと言添えていただきました。せっかく本名で頂戴したところ、お名前を出すのも無粋になりますので

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4.26 きょうおもったこと

4.26 きょうおもったこと

きのうときょうは、池袋演芸場での独演会と、一門の後輩の独演会へのスケでした。ゲストというほどエラかぁなくって、助演というやつでした。もちろん、自粛要請を受け池袋演芸場がしまってるため、中止です。

池袋演芸場での独演会は、二ツ目になってわりと早い頃はじめた会だったか。ものを売ることがとても不得手なために、おきゃくさんはたくさんいらしてくださったり、また、そうでなかったり、まちまちです。

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4.25 きょうおもったこと

4.25 きょうおもったこと

はなしをすると、こちらのキモチがおちつくってひとがいますよね。

わたしにもそういうひとが、何人かいます。
とても、ありがたく、大切な存在です。

そのうちのおひとり、橘流寄席文字の橘右之吉師匠と、きのうひさしぶりにおはなししました。

いつもでしたら、湯島の工房兼店舗UNOSにお伺いして、相談や依頼をするところですが、こんな折ですので、失礼ながらお電話での相談となりました。

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4.24 きょうおもったこと

4.24 きょうおもったこと

きのうは配信版深川ひるま寄席でした。

江東区三好の雲光院という、由緒正しいお寺さんでの毎月の落語会で、会場費として僅かですが、御本尊前を納めております。

いままで沢山のみなさんにいらしていただいていたおかげで、きのうも先月同様、御本尊前を納めることができましたし、それぞれに出演料を出すこともできました。

4月26日日曜日まで youtu.be/Jezi9Qrqws8
コチラでもご

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4.23 きょうおもったこと

4.23 きょうおもったこと

きのうひさしぶりに、着物をつくりました。

同業のみんなはなんて呼んでいるか。着物を誂えるとは、別の意味で、支度する?準備する?翌日の高座着を支度して、風呂敷につつむ、これを着物をつくると呼んでいます。

多分、四代目の三木助が、そう言っていたのだとおもいます。

きょうはこれから、今月二度目の高座です。

何日か前か、出演料が出ない、お客さんがいないところで、大切な落語は出来ない

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4.22 きょうおもったこと

4.22 きょうおもったこと

落語家になってから、落語を聴きながら寝るということはしていません。

落語を聴くと目が冴えます。
横になって聴くのも気がひけます。

なので少なくとも、22年はそういうことはしていません。

新型コロナウィルスの感染拡大により、4月は高座が全くなくなりました。まぁ、それもそれでいいか、と、ムリに落語を聴いたり、さらったりせず、むしろ遠ざけてみたりしていましたが、先日、寝る前にふと「落語

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4.21 きょうおもったこと

4.21 きょうおもったこと

きのうは書斎の整理をしました。

書斎と寝室、納戸と台所。
それと、湯殿にはばかり。

わたしのうちは2Kです。

なので、そんなに部屋はありません。

入ると三畳で台所。
左手がユニットバス。
右隣にやっぱり三畳あって、冷蔵庫。
ここがほぼ納戸。
むこうに六畳。

六畳部屋の真ん中に長火鉢があって、それを挟んで本棚側が書斎、反対側が寝室。って、同じ部屋です。

本棚が読ん

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4.20 きょうおもったこと

4.20 きょうおもったこと

きょうおもったこと。に、おもったこと。

きょうおもったこと。は、寝床の机で前日の日記をつけ、お茶を飲んで、生存確認のツイートをして、それからつらつらと書いています。

日記からもれた、とるにたらない雑感といったところでしょうか。

ちょっと、世の中がギスギスしてきたな。と、感じて、肩の力が抜けるような、なんでもないことをおはなししよう。そんなところです。

そうしてみると、きのう

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4.19 きょうおもったこと

4.19 きょうおもったこと

みなさん、こんな状況でも、いろいろな方法で落語をたのしんでいただいていると思います。

こんな時だから、とか。
こんな時だからこそ、だとか。

わたしたちの存在意義を確認できるようで、大変に嬉しく思います。わたしたちは、いま聴きたい、いま聴きに行く、というみなさんに支えられています。

それだからこそ、ネットで配信しないのですか?YouTubeで配信しないのですか?という、ありがたい質

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4.18 きょうおもったこと

4.18 きょうおもったこと

多摩川の河川敷。

ものごころついたときから、毎日見ていた景色が、青々としたこの光景でした。窓の向こうには河川敷があって、多摩川があって、川崎です。

10キロぐらいでしょうか、下っていくと羽田から東京湾で、多摩川大橋から上ると、ガス橋、丸子橋、二子橋…。

毎日毎日、本を読んでは寝る、本を読んでこの多摩川の河川敷を散歩する、本を読んではお酒をのむ、です。

これはこれで、のんびり

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4.13 きょうおもったこと

4.13 きょうおもったこと

雨の月曜日ですね。

雨の日はきらいではありません。

雨の日は静かでいいです。
静かでいいのですが、ここのところ静かすぎます。

わたしの家は、商店街の登下校路に面しています。朝は子どもたちの声で起こされることもあります。二日酔いの時などは、すこぶる不機嫌になります。

全国に一斉休校要請があって以来、そんな朝がなくなりました。
きょうのように雨が降っていれば、なおのことそうです

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