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4.29 きょうおもったこと

年に2回ほど、群馬の沼田の金剛院というお寺さんに、呼んでいただいています。3月からほぼ毎月、いろいろな顔ぶれで『友引寄席』という、落語会をひらいていただいております。そんな沼田から、たらの芽を送っていただきました。

本来ならこの時期、仕事先や出かけた先で、直売所や道の駅に寄って、山菜を買ったり、筍を買ったりしたい季節ですが、いかんせん、落語会はなくなり、不要不急の遠出もできず、大変ありがたいです。

やっぱり、山菜といったら、天ぷらでしょうか。

海鮮の天ぷらですと、お酒を合わせたくなりますが、山菜の天ぷらだと、断然ビールが合います。なんなんですかね。なんなんですかねったって、わたしの好みなので、いや自分はちがうってひとも、たくさんいるでしょうが。

この、山菜。

あまり子どもの頃から好きだった。と、いうひとには出会いません。わたしも、多分にもれず好きではない…と、いうより、食べなかったと思います。それが、居酒屋のメニューに出始めたら、まず頼みます。必ず頼みます。

あの苦味に山間の春を感じ、あの苦味で身体の細胞が、眠たげな春から、目覚めるといった感じでしょうか。

いつ、味覚がかわったのか。

お酒のせいなのか。

それがおとなになったということなら、ほろ苦さも、人生のあじわいです。

書くことは、落語を演るのと同じように好きです。 高座ではおなししないようなおはなしを、したいとおもいます。もし、よろしければ、よろしくお願いします。 2000円以上サポートいただいた方には、ささやかながら、手ぬぐいをお礼にお送りいたします。ご住所を教えていただければと思います。