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4.26 きょうおもったこと

きのうときょうは、池袋演芸場での独演会と、一門の後輩の独演会へのスケでした。ゲストというほどエラかぁなくって、助演というやつでした。もちろん、自粛要請を受け池袋演芸場がしまってるため、中止です。

池袋演芸場での独演会は、二ツ目になってわりと早い頃はじめた会だったか。ものを売ることがとても不得手なために、おきゃくさんはたくさんいらしてくださったり、また、そうでなかったり、まちまちです。

売り手より作り手という意識が強いのか、ああ、これだと持ち出しだなぁ、とは思っても、それぐらいしか思わないのか、思わないところがいけないのか。いけないったって、仕方がありません。

池袋演芸場は好きな寄席、というか、初高座が1998年10月31日の池袋演芸場「桂三木助独演会」でしたので、わたしにとって特別な場所です。

初高座の日、あとからお囃子さんや、あとに上がった柳家喬之助兄さんから聞いたはなしだと、師匠はずっとそわそわしていたそうですが、いまだったら、そんなそわそわもいらいらも、よくわかります。

師匠の独演会や企画の会があったり、小朝師匠肝煎りの師匠の三題噺の興行があったり、10代のおしまいから20代の最初、ずいぶんたくさんの時間を過ごしたところです。

今回は中止となってしまいましたが、そんな池袋演芸場で、また、お待ちいたしております。

書くことは、落語を演るのと同じように好きです。 高座ではおなししないようなおはなしを、したいとおもいます。もし、よろしければ、よろしくお願いします。 2000円以上サポートいただいた方には、ささやかながら、手ぬぐいをお礼にお送りいたします。ご住所を教えていただければと思います。