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4.23 きょうおもったこと
きのうひさしぶりに、着物をつくりました。
同業のみんなはなんて呼んでいるか。着物を誂えるとは、別の意味で、支度する?準備する?翌日の高座着を支度して、風呂敷につつむ、これを着物をつくると呼んでいます。
多分、四代目の三木助が、そう言っていたのだとおもいます。
きょうはこれから、今月二度目の高座です。
何日か前か、出演料が出ない、お客さんがいないところで、大切な落語は出来ない、したくないとおはなししましたが、7日の四谷のライブハウス・Outbreakでの高座は、店長のブンさんという最高の観客へ向けた落語で、そのうえ出演料までいただいてしまいました。
きょうの高座も、これまでみなさんからいただいた木戸銭から、わずかではありますが蓄えがありますので、そこからワリをつくれます。
きのう、着物をつくっていて感じたことが、あ、そわそわしてるな、ということです。
このそわそわが、いつものことでしたが、わずかの間でも、継続的に高座がないと、このそわそわをすっかり忘れていました。
落語を演るのは、高座にあがることは、とても楽しいことで、とても怖いことです。そして、この怖さと、緊張感がないと、わたしはとてもこの商売はできないと思いますし、それを保つには出演料と観客である、みなさんが不可欠です。
ひさびさに着物をつくりながら、そんなことを考えました。
このそわそわが、わたしは好きなんだと。
書くことは、落語を演るのと同じように好きです。 高座ではおなししないようなおはなしを、したいとおもいます。もし、よろしければ、よろしくお願いします。 2000円以上サポートいただいた方には、ささやかながら、手ぬぐいをお礼にお送りいたします。ご住所を教えていただければと思います。