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第1回 マンガ・アニメ・ゲーム・特撮・2.5次元などのサブカルチャー界隈で活動している編集部プロダクションです

はじめまして。編集プロダクション サンプラントです。

そう名乗ると「編集プロダクションって何をしている会社?」と質問されることが多々あります。

これが、実に答えにくい。私たちは、主にエンターテイメント(主にサブカルチャー界隈)にまつわる印刷・出版物の編集やデザインを主軸としていますが、その業務ってかなり多岐に渡っているんです。

2008年創立以来、クライアント様からいただく案件も本当に様々。
箇条書きにするだけで、スマホ画面だと何スクロールすることになるのか。

「急だけどこんな事を頼めないかな?」
「これってサンプラントさん家(ち)でできる?」

とご相談いただき、その都度解決してきたのが私たちなんです。
さながら、印刷・出版物のお困りごと相談所のような形で動いてきました。

そこで、サンプラントの強みや特徴を分かりやすく振り返ってみることにしました。少しだけ、お付き合いください。

・エンタメ系の編プロってどういう会社?

編集プロダクション、略して【編プロ】は、基本的にコンテンツを作るクリエイター集団の会社です。
書店に並んでいるコミックや書籍の中身を作っているとイメージしてください。

ですが、
「え?マンガや本って出版社が作ってるんじゃないの?」
と思われやすいため、何をしているのかが伝わりにくい。

そこで、よく例に挙げるのは、

「テレビ局の放送番組を作っているのが映像制作会社みたいに、
 出版社の出版物の中身を作っているのが編プロみたいな感じかな」

(もちろん中身を作っている出版社様も多くあるので、一例に過ぎません)

また、映画館で販売している映画パンフレットなどは、映画の製作会社様などから編プロに発注をいただき、制作しているケースもあります。

そういった、書籍やパンフレットの企画・台割・ラフ(誌面構成)・取材・ライティングをクライアントから請け負うのが編集プロダクションの役割。

そして、サンプラントでは、エンターテインメイトのなかでも、マンガ・アニメ・ゲーム・特撮・2.5次元などのサブカルチャーを得意としています。

サブカルを主軸にしていることもあり、スタッフもアニメやマンガが大好きなメンバーばかり。いわゆる「オタク」の集団です。
それも、漫画読み、小説読み、乙女系、作品深堀り系、コレクター、映画、舞台などなど、オタクといっても【推し】はちょっとずつ違うという、バラエティに富んだメンバー構成になっています。

ただ、そのオタク精神を持ったメンバーが集まっているからこそ、
「取り扱う案件に関しても、作品を深く理解し、拘りを持って、仕上がりに妥協ができない」
という無言の熱意がスタッフ陣の根底にあり、それがサンプラントの強みになっているのだと思います。

・サンプラントの3本柱

①編集部門

編集者というと、「漫画や小説の原稿を作家さんから受けとるイメージ」が強いかもしれません。TVドラマやアニメに登場するのはそんな編集者ですよね。

ですが、実際の編集者は、本の内容や構成を考える企画や台割制作、誌面のラフ制作、取材や執筆のほか、ライターやデザイナー、カメラマン、取材先ともコミュニケーションをとり、進行管理も担当します。

そして、上がってきた原稿やデザインのクオリティチェックをした上で、入稿データを印刷所へ入稿し、色校正の確認なども担当する、「本作りの最初から最後までに携わる仕事」をするのが編集者です。

②デザイン部門

サンプラントには編集部門のほかにデザイン部門もあります。印刷物のデザインの主な特徴として、真っ先に挙げられるのは「ページ数が多いこと」です。
映画館のパンフレットや書店に並んでいる本など、必ず数10ページ、多ければ200ページを越えていますよね。
そのページ数の多い制作物をデザインできるのが「印刷物を得意とする【サンプラント】」の強みです。

そういったページものを作る際、サンプラントでは印刷物専門のデザインソフト「InDesign(インデザイン)」を用います。この「InDesign」が使えるか否かで制作スピードが大きく変わってきますが、サンプラントのデザイナー、DTPオペレーターは全員このソフトを扱うスキルを持っています。

また、クライアント様と打ち合わせをし、デザインの方向性を決め、デザイナーがデザインのベースを作り、DPTオペレーターがページを増やしていくなど、臨機応変に対応することで、スピード感をもって制作物を仕上げることが可能となっているのです。

③マンガ部門

エンターテイメント系【編プロ】として、類を見ない特徴は実績のある「マンガ部門」を持っていること。
漫画制作専門の編集者を中心に、「このマンガがすごい!」ランクイン作品やTVアニメ化作品などを手掛けています。

出版社は編集部によって、掲載・発信する作品の方向性に特徴がありますが、編プロにその垣根はありません。漫画編集者が「才能がある」と感じた作家さんに声掛けをして作品を一緒に作り、その作風が合う編集部にコーディネートすることができるのです。

そして単行本化する際には、作品らしさを理解している社内デザイナーと共に装丁デザインまで丁寧に表現できることも、強みといえます。

・まとめ

エンターテイメント業界は、目まぐるしく流行りが変わり、私たちの仕事も変化し続けています。
今では電子書籍が身近な存在になっていますし、「リアル体験」を主軸としたイベントのパンフレットなどもたくさんご依頼いただきました。

これからも、その時の情勢によって変化するエンタメ系の印刷・出版物に関する様々なお困り事を解決していきます。

今後は、制作裏話などもご紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


株式会社サンプラント
http://sunplant.biz/

マンガ編集をはじめ書籍やパンフレットの企画・編集・取材・ライティング・デザインまでを一手に請け負う東京都板橋区の編集プロダクションです。

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