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地域大学×地場企業で「新しい地域連携」について、地域組織の皆様に知っていただきました。

はじめに

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今年(2020年)から久留米工業大学×株式会社サンカクキカク(ブランディング企画会社)で、地域連携をテーマに産学連携プロジェクトを始動させました。

産学連携で促進する新しい地域連携の全体像を、7月1日に公開イベントとして地域の様々な方々にお伝えできました。

今回は、その様子と内容について共有します。

イベント参加者38名。地域の様々なステークホルダーが集合。

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有難いことに、今回は地域の多種多様な方が参加されました。

銀行、自治体、企業、高校、大学生など。

20代から人生の仕上げに入っている方まで。

地域内の地域連携への関心の強さを感じました。

「地域連携をテーマにしたイベントって少ないよね」

こういうお声もいただきました。

くすぶっている方が実は多いのかもしれません。

イベントでお伝えした内容の目次はこちら

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開会の挨拶では、久留米工業大学 学長の今泉様と株式会社サンカクキカク 代表の宇佐川が、取り組みに対する意義や熱意を伝えました。

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地域連携の促進に今取り組む理由

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少子高齢化や人口減少、それに伴う人材不足。

日本全国で抱える課題ではありますが
都心より地方地域の方が打撃を受けていると考えています。

人々のニーズが多様化・複雑化している現代において
企業や大学、自治体などの組織が抱える問題や課題も多様化・複雑化しています。

問題や課題が多様化・複雑化している上に、人材も足りない。
問題や課題を1つの組織で解決できる時代は終わったと感じています。

これからの時代は、地域の様々な登場人物が連携し
協力して物事を前に進めていく必要があります。

そのために、地域連携のハードルを下げ
今よりも地域の様々な登場人物と関われやすい環境を作りたい。
そんな思いで地域連携を進めています。

「地域連携I」について

「地域連携I」は、地域の学生と社会人が一緒に学ぶ課題解決人材育成プログラムです。

講義形式で行い、考え方を学ぶ+講義内で実践+持ち帰って会社や自宅で実践する、という流れで「使えるようになる」ことをゴールに内容を作り込んでいます。

「地域連携II」について

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地域・企業が抱える課題をテーマに、学生が課題解決に動きます。高齢化が進む地域内に、若い力、若い風を送り込み、変化を起こします。

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また、新しくオフィシャルパートナーシップ制度も導入しました。

大学対個人の関係を築ける仕組みです。こちらで個人活動家など地域の様々な方と連携の幅を広げていきます。

新設 AI応用研究所

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久留米工業大学 AI 応用研究所は、特に久留米地方、筑後地方の産業がかかえている課題に対し、AI というアプローチを探求し、共に解決していくこと、来るべき AI 社会に対応できる AI 技術者を輩出することを目標に2020年4月に設立しました。

共同研究や技術提供、イベント共催など地域が抱える課題を久留米工業大学が積極的に動きます。

おわりに

地域の皆さまは、外部の方ともっと連携を取りたいと願っていることを肌で感じました。そもそも地域連携をテーマにしたイベントが少ない、地域交流の機会が少ないという課題があると感じました。

気づいた人が動くことが大事だと思いますので、引き続き地域連携の輪を広げていけるように活動していきます。






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